Release Notes

クロスプラットフォームレプリケーションのスナップショット
ボリュームを Storage Center から PS Series グループへ複製した後では、PS Series グループに複製されたスナップショットはソースボリュームで設
定されたスナップショットプロファイルに基づいて有効期限がなくなります。スナップショットが過度の容量を消費することを防止するには、Storage
Manager の PS Series グループを手動で削除します。
マニュアルの訂正
『Dell Storage Manager 2016 R3 管理者ガイド』およびオンラインヘルプに、ライブ移行の作成要件として次の Storage Center バージョンが誤っ
て記載されています。
ソースおよび宛先の Storage Center のバージョンが 7.1 以降である必要があります。
ライブ移行の作成要件である Storage Center バージョンは、次のように記載される必要があります。
ソースおよび宛先の Storage Center のバージョンが 6.7.30 以降である必要があります。
修正された問題
次の項では、Storage Manager R3 で解決された問題について要約しています。
修正された PS Series グループの管理に関連する問題
以下の問題は、Dell Storage Manager 2016 R3 で修正されました。
表 1. Storage Manager 2016 R3.1 で修正された問題
問題 説明
DSM-21915
Storage Manager は 255 文字を超えるセッションバナーを使用して、PS グループを管理できません。
DSM-19815
Storage Manager を以前のバージョンから Storage Manager 2016 R1 にアップデートすると、PS グループ
を管理できなくなります。
DSM-17313、DSM-17379 Storage Manager Client を最新の状態に更新した後、Storage Manager で PS Series グループ ボリュ
ームの
% 満杯、使用中の容量、スナップショット数 の列が更新されません。
修正された Data Collector に関連する問題
以下の問題は、Dell Storage Manager 2016 R3 で修正されました。
表 2. Storage Manager 2016 R3.20 で修正された問題
問題 説明
DSM-31950
ディレクトリトラバーサルの脆弱性（CVE-2017-14384）が解決されました。16.3.20 より前のバージョンの Dell
Storage Manager では、EMCongMigration サービスにディレクトリトラバーサルの脆弱性の影響がありま
す。悪意のあるリモートユーザーはこの脆弱性を利用してアプリケーションの入力パラメータに細工したストリ
ングを指定し、ファイルを不正に読み取ることができました。悪意のあるユーザーがこの脆弱性を利用してファ
イルの削除や変更を行うことは、一切できなくなりました。
DSM-30415
ハードコードされたパスワードの脆弱性（CVE-2017-14374）が解決されました。16.3.20 より前のバージョン
の
Dell Storage Manager の SMI-S サービスは、ハードコードされたパスワードで保護されていました。リモ
ートユーザーにこのパスワードの知識があれば、HTTP 要求を介して SMI-S サービスを無効にすることで、
SMI-S インタフェースからストレージの管理および監視機能に影響を及ぼすことができました。この問題が発
生するのは、Windows にインストールされた Data Collector（仮想アプライアンスは該当しません）のみで
す。
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