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ファイルアクセス通知 - ファイルアクセス通知は FluidFS v6 のクラスタ全体のレベルで設定します。マルチテナンシーを使用中の場合は、1 つのテ
ナントのみが外部の監査サーバ機能を利用できます。異なるテナント間でのファイルアクセス通知を区切るには、複数の
FluidFS クラスタが必要
です。また、ファイルアクセス通知のテナント間で区切られる SACL 監査を使用できます。
NDMP バックアップ - マルチテナンシーにかかわらず、任意の VIPまたは物理コントローラ IPを使用して任意のボリュームをバックアップできま
す。異なるテナント間の
NDMP を区切るには、複数の FluidFS は必要です。
レプリケーションおよび災害復旧 - クラスタ管理者には、ソースシステムのテナントとリモートシステムのテナント間にパートナー関係を作成する機
能があります。
マルチテナンシーを有効にする
システム管理者は Dell Storage Manager または CLI を使用したマルチテナンシーを有効にすることができます。マルチテナンシーが有効の場合、
システム管理者はテナントの内容を参照したり、制御したりできなくなります。テナントの内容はそのテナント管理者のみが管理できます。
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. 概要 パネルの FluidFS クラスタのステータスセクションで FluidFS クラスタ設定の編集 をクリックします。
FluidFS クラスタ設定の編集 ダイアログボックスが表示されます。
3. マルチテナンシーの有効化 チェックボックスをオンにします。
4. OK をクリックします。
マルチテナンシーの無効化
テナント管理者は Dell Storage Manager または CLI を使用してマルチテナンシーを無効にすることができます。
前提条件
デフォルトのテナントが存在する場合にのみマルチテナンシーを無効にすることができます。つまり、マルチテナンシーを無効にするには、デフォルトの
テナントを除くすべてのテナントを削除する必要があります。テナントはそのテナント上のすべての
NAS ボリュームが削除された場合にのみ削除で
きます。
NAS ボリュームはすべての SMB 共有と NFS エクスポートをボリュームから削除した場合にのみ削除できます。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタ を選択します。
2. サマリ パネルの FluidFS クラスタステータス セクションで、FluidFS クラスタ設定の編集 をクリックします。
FluidFS クラスタ設定の編集 ダイアログボックスが開きます。
3. マルチテナンシーの有効化 チェックボックスをオフにします。
4. OK をクリックします。
マルチテナンシー
システム管理へのアクセス
このタスクについて
この手順はクラスタ管理者のアクセス権をユーザーに付与します。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで クラスタメンテナンス を選択します。
4. メールおよび管理者 タブをクリックします。
5. 管理者権限の付与 をクリックします。
管理者権限の付与 ダイアログボックスが表示されます。
6. グローバル管理権限は有効 チェックボックスをオンにします。
このチェックボックスが有効にすると、選択したユーザーにクラスタ上のデータを管理する権限が付与されます。
7. Next次へ をクリックします。
ユーザーの選択 ダイアログボックスが表示されます。
8. ユーザーを ユーザー、ドメインを ドメイン ドロップダウンリストから選択します。
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FluidFS NAS ボリューム、共有、およびエクスポート