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移行された NAS ボリュームをストレージ最下ティアにインポート
大量のデータを FluidFS クラスタに移行すると、Storage Center の上位ストレージティアがいっぱいになり、他のアプリケーションの書き込みパフォ
ーマンスが低下することがあります。データを別の NAS 製品から FluidFS クラスタに移行することを計画している場合は、移行を開始する前に
下ティアへのインポート オプションを有効にします。このオプションにより、Data Progression がデータを移動するのを待たずに、NAS ボリュームに
設定されたストレージプロファイルで定義された最下ティアにデータを書き込むよう一時的に NAS ボリュームが設定されます。データの移行が完了
したら、
最下ティアへのインポート オプションを無効にして、設定されたストレージプロファイルを使用することにより通常の操作を再開します。
1. 設定されたストレージプロファイルで定義された最下ティアにデータを書き込むよう NAS ボリュームを設定します。
a. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
b. サマリ タブをクリックします。
c. 右ペインで、FluidFS クラスタ設定の編集 をクリックします。FluidFS クラスタ設定の編集 ダイアログボックスが表示されます。
d. SC ストレージプロファイル タブをクリックします。
e. 最下ティアへのインポート チェックボックスを選択します。
f. OK をクリックします。
2. 既存の NAS 製品のデータを FluidFS クラスタへ移行します。
3. 設定されたストレージプロファイルに応じて、通常の操作を再開し、データを書き込むよう NAS ボリュームを設定します。
a. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
b. サマリ タブをクリックします。
c. 右ペインで、FluidFS クラスタ設定の編集 をクリックします。FluidFS クラスタ設定の編集 ダイアログボックスが表示されます。
d. SC ストレージプロファイル タブをクリックします。
e. 最下ティアへのインポート チェックボックスをオフにします。
f. OK をクリックします。
NAS ボリュームの設定
NAS ボリュームおよび NAS ボリュームアラートを管理します。
VMware vSphere データストアとして使用するための NAS ボリュームの最適化
VM仮想マシン整合スナップショットを使用するために NAS ボリュームを設定するとき、各スナップショットの作成スケジュール済み、マニュア
ル、レプリケーション、NDMP などでは、VMware サーバーで追加のスナップショットが自動的に作成されます。
このタスクについて
有効になっている場合、VMware サーバーが定義されていれば、その NAS ボリュームは VM データストアのリポジトリとして使用されていることを
認識しています。NAS ボリュームの作成は、整合性のある状態で VMware データを NAS ボリュームに保存しておくために、関連する VM スナッ
プショットの作成と同期されます。
メモ: VM アプリケーションアウェアネスは、グローバル名前空間機能を使用している NAS ボリュームでは使用できません。
手順
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックして NAS ボリューム を展開し、NAS ボリュームを選択します。
3. 右ペインで、設定の編集 をクリックします。NAS ボリューム設定の編集 ダイアログボックスが表示されます。
4. 詳細設定 タブを選択します。
5. VM 整合スナップショットを有効または無効にします。
VM 整合スナップショットを有効にするには、VMware vSphere データストアとして使用するために NAS ボリュームを最適化する チェ
ックボックスをオンにします。
VM 整合スナップショットを無効にするには、VMware vSphere データストアとして使用するために NAS ボリュームを最適化する チェ
ックボックスをオフにします。
6. OK をクリックします。
FluidFS NAS ボリューム、共有、およびエクスポート
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