Administrator Guide

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自己復元の無効化
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. NAS ボリュームを選択し、設定の編集 をクリックします。
4. 左ナビゲーションペインの セキュリティ を選択します。
5. ユーザーにスナップショットのコンテンツへのアクセスを許可するには、スナップショットのコンテンツへのアクセス チェックボックスを有効にしま
す。ユーザーがスナップショットのコンテンツにアクセスできないようにするには、スナップショットのコンテンツへのアクセス チェックボックスをオフに
します。
6. OK をクリックします。
NDMP の管理
FluidFS クラスタは、Network Data Management ProtocolNDMPをサポートします。このオープン標準プロトコルにより、FluidFS クラスタの
NAS ボリュームを含むネットワーク接続ストレージに対するバックアップ操作が容易になります。NDMP は、長期保持期間を伴う週ごとのバックアッ
プなど、長期的なデータ保護に使用します。
FluidFS クラスタはリモートおよび 3 ウェイバックアップアーキテクチャの実装をサポートします。ここで、サポート対象である外部のデータ管理アプリケ
ーション
DMAサーバーは FluidFS クラスタとストレージデバイス間のデータ転送を仲介します。FluidFS クラスタはフル、差分、増分、NDMP
ベルベースのバックアップレベル 0-9、完全、増分 / 差分トークンベースのバックアップ、およびダイレクトアクセスリカバリDARをサポートしま
す。FluidFS クラスタは、NDMP バージョン 23、および 4デフォルトモードをサポートします。
FluidFS クラスタには、次の操作を担う NDMP サーバーが含まれます。
DMA サーバーから送信されるすべての NDMP バックアップおよび復元要求の処理
DMA サーバーへのすべての NDMP 応答および通知メッセージの送信
リモート NDMP テープまたはデータサーバーとの間のネットワークを介したデータの転送
NDMP サーバーは、XDR エンコード TCP伝送コントロールプロトコルデータストリームを介して DMA サーバーやその他の NDMP デバイスとの
すべての通信を処理します。
NDMP サーバーは、 つのバックアップタイプをサポートします。
dumpi ノードベースの NDMP ファイル履歴を生成します。
tarパスベースの NDMP ファイルを生成します。
バックアップタイプは、NDMP 環境変数 TYPE によって制御されます。両方のバックアップタイプは同じ機能をサポートしますが、tar バックアップタ
イプでは、特定の DMA サーバーに関する情報をより効率的に処理できる場合があります。
増分バックアップ
バックアップが実行されるたびに、NDMP サーバーはバックアップのタイムスタンプを保存します。NDMP サーバーは、増分バックアップを実行すると
きに、以前の完全または増分バックアップに保存されたタイムスタンプを使用して、ファイルまたはディレクトリを含める必要があるかどうかを判断しま
す。
サポートされているバックアップタイプdump および tarはいずれも増分バックアップに対応します。バックアップターゲットディレクトリを移動するア
ルゴリズムは同じです。ただし、
i ノードベースのファイル履歴生成には DAR をサポートするための異なる要件があるため、生成されるバックアップデ
ータストリームが異なります。
dumpアクセスされる各ディレクトリがバックアップされ、ファイル履歴エントリが生成されます。ディレクトリが変更されたかどうかは関係ありませ
ん。
tar変更されたディレクトリのみがバックアップされ、ファイル履歴エントリが生成されます。
FluidFS データプロテクション
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