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したがって、tar を使用してバックアップされたデータの量は、dump バックアップよりも少なくなります。サイズの違いは、バックアップデータセット内のデ
ィレクトリ数によって異なります。
NDMP 2 ウェイバックアップ
FluidFS は、物理的にまたは高速内部ネットワーク経由で、テープデバイスがデータホストに直接接続されている 2 ウェイ NDMP 構成をサポート
します。データサービスとテープサービスの両方が同一の
NDMP サーバー上にあり、データ接続は、NDMP サーバーに内蔵されます。データとテー
プ制御コマンドの両方が、DMA から NDMP サーバーへの 1 つの制御接続を通じて通信されます。
メモ: iSCSI ソリューションは直接接続 NDMP の機能をサポートしていません。
58. 2 ウェイ構成
メモ: コントローラがテープへの接続を失った場合、コントローラに割り当てられている NDMP セッションは失敗します。
NDMP 2 ウェイバックアップの設定と調整
テープ接続
すべての NAS コントローラで、FC 接続のテープドライブが HBA に認識されるようにゾーニングを定義する必要があります。各バックアップに使用す
るポートを選択して HBA ポートの間で負荷を分散できるように、ドライブをすべての HBA ポートを介して使用できるようにする必要があります。
メモ: Linux マルチパスドライバは文字デバイスをサポートしていないため、テープデバイスをマルチパス構成にすることはできません。各
バックアップジョブに特定の HBA ポートを使用する、特定の SCSI デバイスを選択する必要があります。
テープデバイスの追加
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム タブのナビゲーションペインで、データプロテクション をクリックします。
4. バックアップ タブをクリックし、テープデバイス まで下方向にスクロールします。
5. テープデバイスの作成 をクリックします。テープデバイスの作成 ダイアログボックスが表示されます。
6. テープデバイスの 物理 ID 名前 を入力します。
7. OK をクリックします。
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FluidFS データプロテクション