Administrator Guide
• 割り当て済み ディスクフォルダは、Storage Center の初期設定時に作成されます。未割り当てディスクの管理とは、ディスク
を管理対象ディスクフォルダに移動することを意味します。
• Storage Manager で、Federal Information Processing Standard(FIPS)140-2 認定の自己暗号化ドライブ(SED)が検出されると、
Secure Data 用にフォーマットされます。
• 自己暗号化ドライブがライセンスされていれば、Secure Data フォルダのディスクを管理できます。
• 自己暗号化ドライブがライセンスされていない場合、ディスクはセキュアでないドライブとして処理されますが、将来的に
ライセンスを購入すれば、Secure Data ステータスにアップグレードできます。
Storage Center のディスク管理
SC7020、SC5020、SCv3000 ストレージ システムでは、Storage Center はディスクを自動的に管理します。ストレージ システムを
設定する際、Storage Center は、ディスクの機能に基づいてディスクをフォルダーに整理します。FIPS 準拠の自己暗号化ドライブ
(SED)は、他のディスクとは別に個別のフォルダーで管理されます。Storage Center によって新しいディスクが検出されると、そ
のディスクは適切なフォルダーで管理されます。
Storage Center バージョン 7.3 以降では、Storage Center ストレージ設定を使用して、すべてのストレージ システム(SCv2000 シ
リーズを除く)の自動ドライブ配置機能のオンとオフを切り替えることができます。
SCv2000 シリーズ ストレージ システムでのディスク管理
SCv2000 シリーズ ストレージ システムはディスクを自動的に管理し、ディスク管理オプションが制限されます。ディスクの追加
後、Storage Center が新しいディスクを認識し、必要に応じて新しいディスク フォルダーを作成してから、そのディスク フォル
ダー内のディスクを管理します。ディスクがテスト目的で意図的にダウン状態にされた後で削除された場合は、そのディスクを復
元し、再びディスク フォルダーで管理することができます。
SCv2000 シリーズ ストレージ システムでは使用できません。
• ディスクフォルダの作成
• ディスクのディスクフォルダへの追加
• ディスクスペアの管理
関連タスク
ディスクの復元
新規ディスクのスキャン
ディスクをスキャンして新しいディスクを認識し、それらのディスクをディスクフォルダに割り当てられるようにします。
手順
1. Storage Manager Client が Data Collector に接続されている場合は、ストレージ ビューで Storage Center を選択します。
2. ストレージ タブをクリックします。
3. ストレージ タブのナビゲーションペインで ディスク を選択し、ディスクのスキャン をクリックします。
ディスクのスキャン処理が実行されます。スキャンが完了すると、確認ダイアログボックスが開きます。
4. OK をクリックします。
ディスクフォルダの作成
ディスクフォルダを作成すると、新規ディスクフォルダで未割り当てディスクを管理できます。
このタスクについて
メモ: ディスクフォルダを複数作成すると、ストレージが非効率的に使用される場合があります。
手順
1. Storage Manager Client が Data Collector に接続されている場合は、ストレージ ビューで Storage Center を選択します。
2. ストレージ タブをクリックします。
3. ストレージ タブのナビゲーションペインで、ディスク を選択して ディスクフォルダの作成 をクリックします。
ディスクフォルダの作成 ダイアログボックスが開きます。
Storage Center のメンテナンス 267