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ボリュムレイテンシしきい値の定義の追加要件
元のボリュムおよび候補となる Storage Center は、次の追加要件をたす必要があります。これらの要件は、ボリュムレイテ
ンシのしきい値定義によりトリガされるボリュム移動の推で考慮されるものです。
要件
元のボリュムの設定
このボリュムは、レプリケション、ライブボリュム、Live Migrate の一部であってはな
りません。
このボリュムは、整合スナップショットプロファイルに連付けすることはできません。
候補の Storage Center の設定
Storage Center には、元のボリュムがマップされているサに一致するサオブジ
ェクトがある必要があります。
移動するボリュムのサイズを含める場合は、Storage Center の使用率が 80 % である必
要があります。
元のボリュムの IO/ 秒と Storage Center フロントエンドの IO/ 秒の合計が、事前に定義さ
れたしきい値を下回っている必要があります。
ボリュ
ムの移動の推のタイプ
には、ボリュムレイテンシのしきい値の定義によってトリガされるものと、そうでないものの 2 種類があります。いずれの
場合も、1 つまたは複のボリュムを別の Storage Center に移動することが推されますが、ボリュムレイテンシによる推
はより詳細な情報と、推に基づいて自動的にアクションを行するオプションが提供されます。
どちらのタイプの推も、その推が含まれている現在のしきい値アラトから表示することができます。しきい値アラ ビュ
アラ タブでは、推が含まれている現在のしきい値アラトの 列に はい と表示されています。
現在のしきい値アラトに含まれている推を表示するには、そのアラトを右クリックし、Storage Center の推 を選して、
Storage Center の推 ダイアログボックスを開きます。
ボリュムレイテンシに基づく推
ボリュムレイテンシを監視するしきい値の定義によって推がトリガされた場合、Storage Center の推 ダイアログボックス
に、特定のボリュムを特定の Storage Center に移動するよう促す推が表示されます。
70. Storage Center の推 ダイアログボックス
Storage Manager がボリュムレイテンシの加の理由を特定した場合は、その理由が 理由 フィルドに表示されます。
理由 は、一度計算されると 24 時間アップデトされません。24 時間が過してから推を表示すると、理由が再計算されます。
Storage Manager が理由を特定できない場合、理由は表示されません。
次の理由が表示されます。
CPU:ボリュムをホストするコントロラの CPU 使用率が高いことを示します。
IO :ボリュムをホストする Storage Center IO が高いことを示します。
ディスクレイテンシ:ボリュムにストレジを提供するディスクで、高レイテンシが生しています。
ティア 1 の容量:ボリュムをホストする Storage Center し、ティア 1 のストレジ容量が一杯またはほぼ一杯です。
560 しきい値アラ