Users Guide
VASA プロバイダ
Dell VASA プロバイダは、Storage Center の使用可能なストレージトポロジ、機能、状態に関する情報、ならびに Storage Center のイベントおよびア
ラートを収集します。VASA プロバイダはこの情報を VMware vCenter に伝達し、vSphere クライアントがアクセスできるようします。この情報によって、
VMware vCenter の管理者は、新規仮想マシンを配置するデータストアの選択において、情報に基づく判断を行うことができます。
VASA プロバイダの設定
前提条件
• Enterprise Manager Data Collector が Storage Center と通信していることを確認してください。
• CITV を展開し、タイムゾーンおよびネットワーク設定を設定します。
• Enterprise Manager Data Collector のホスト名または IP アドレスを特定します。
• Enterprise Manager Data Collector のウェブサーバーポート番号を特定します。デフォルト値は 3033 です。
• レポータ、ボリュームマネージャー、または管理者の権限を有する既存の Enterprise Manager ユーザーのユーザー名およびパスワードを特定します。
• Enterprise Manager ユーザーを 1 つ、または複数の Storage Center にマップします。
Enterprise Manager ユーザーと Storage Center のマッピングの詳細については、『Enterprise Manager Administrator
’
s Guide』(Enterprise
Manager Administrator ガイド)を参照してください。
• VASA プロバイダユーザーにユーザー名およびパスワードを入力します。この資格情報は、VASA プロバイダを VMware vCenter Server のストレージ
プロバイダとして登録するために必要となります。
手順
1 CITV にログインします。
2 CLI プロンプトで、3 と入力し、Enter を押します。
3 Enterprise Manager Data Collector のホスト名または IP アドレスを入力して、Enter を押します。
4 Enterprise Manager Data Collector のウェブサーバーポート番号を入力して Enter を押します。
5 既存の Enterprise Manager ユーザーのユーザー名を入力して Enter を押します。
6 前の手順の既存の Enterprise Manager ユーザーのパスワードを入力して Enter を押します。
7 パスワードを確認するためにパスワードを再度入力して Enter を押します。
8 ユーザー名を入力して Enter を押すことにより、VASA プロバイダユーザーが作成されます。
9 パスワードを入力して Enter を押すことにより、VASA プロバイダユーザーのパスワードが作成されます。
10 パスワードを確認するためにパスワードを再度入力して Enter を押します。
11 Enter を押してメインメニューに戻ります。
12 10 を入力して Enter を押すと、VASA プロバイダが停止されてから再スタートされます。
メモ: VASA プロバイダの設定が変更された場合は、必ず VASA プロバイダを停止して再スタートする必要があります。
関連するリンク
CITV へのログオン
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