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ManualsBrandsDell ManualsCompellent (SCStorage SCv2000
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Table Of Contents
機能 説明
複製 災害復旧を可能にするリモート FluidFS クラスタへの NAS ボリュームレベルのスナップショ
ットベース非同期レプリケーション。
NDMP バックアップ 認定サードパーティのバックアップソリューションに対する Ethernet 経由のスナップショッ
トベースの非同期 2 ウェイバックアップ（直接 NDMP）、または 3 ウェイバックアップ（リ
モート NDMP）。
アンチウイルススキャン 認証サードパーティの Internet Content Adaptation Protocol（ICAP）対応アンチウイルスソリ
ューションを使用した、SMB アンチウイルススキャンのオフロード機能。
監視 組み込みのパフォーマンス監視および容量計画。
FS8600 ハードウェアの概要
スケールアウト NAS は、FluidFS クラスタとして設定された 1 ～ 6 台の FS8600 アプライアンスで構成されます。各 NAS アプライ
アンスは、ラックマウント型 2U シャーシであり、アクティブ - アクティブ構成でホットスワップ可能な 2 台の NAS コントローラ
が搭載されています。NAS アプライアンスでは、1 台の NAS コントローラのペアになっている 2 台目の NAS コントローラをピアコ
ントローラと呼びます。スケールアウト NAS は拡張をサポートしています。つまり、1 台の NAS アプライアンスから始め、必要に
応じて FluidFS クラスタに NAS アプライアンスを追加してパフォーマンスを向上させることができます。
NAS アプライアンスの番号は 1 から始まり、NAS コントローラの番号は 0 から始まります。アプライアンス 1 にはコントローラ 0
とコントローラ 1、アプライアンス 2 にはコントローラ 2 とコントローラ 3 というように続きます。Storage Manager に表示される
物理ハードウェアを識別するには、Storage Manager で表示されるサービスタグと、NAS アプライアンスの前面右側にあるシールに
印刷されているサービスタグを照合する必要があります。
次の FS8600 アプライアンス構成が使用可能です。FluidFS クラスタ内のすべての NAS アプライアンスが同じ構成を使用する必要
があります。つまり、1 GbE と 10 GbE、または Fibre Channel と iSCSI を混在させることはできません。
● Storage Center に対する 8 Gb Fibre Channel バックエンド接続を使用した 1 Gb Ethernet クライアント接続
● Storage Center に対する 8 Gb Fibre Channel バックエンド接続を使用した 10 Gb Ethernet クライアント接続
● Storage Center に対する 10 Gb Ethernet iSCSI バックエンド接続を使用した 10 Gb Ethernet クライアント接続
メモ: 10 GbE モデルには、24 GB と 48 GB の 2 つの RAM 構成があり、同じアプライアンスに混在させることはできませんが、
クラスタ内で混在させることはできます。
内蔵バックアップ電源装置
それぞれの NAS コントローラ にはバックアップ電源装置（BPS）が内蔵され、電源障害時にデータを保護することができます。
BPS を使用すると、電源障害の発生時に NAS コントローラへ最低 5 分間は連続して電力が供給され、NAS コントローラを安全にシ
ャットダウンするために十分なバッテリ電源を備えることができます。さらに、BPS は、NAS コントローラがキャッシュからすべ
てのデータを不揮発性の内蔵ストレージに書き込むために十分な時間を提供します。
NAS コントローラは、BPS バッテリステータスを定期的にチェックして、正常に動作するために必要な最低限レベルの電力を維持
します。BPS バッテリステータスが正確になるように、NAS コントローラは定期的にバッテリキャリブレーションを行います。バ
ッテリキャリブレーションサイクル中に、BPS は充電サイクルと放電サイクルを経ます。したがって、このプロセス中はバッテリ
エラーイベントが予期されます。バッテリキャリブレーションサイクルが完了するには最大 7 日間かかります。NAS コントローラ
がバッテリキャリブレーションサイクルを開始し、ピア NAS コントローラ BPS に障害が発生した場合は、NAS コントローラがジ
ャーナルモードになります。ジャーナルモードになるとパフォーマンスに影響がある場合があるため、デルでは障害が発生した BPS
はできるだけ早く修復することをお勧めします。
内蔵ストレージ
それぞれの NAS コントローラには、FluidFS イメージ用に、また、電源障害発生時にはキャッシュストレージオフロードの場所にの
み使用される内蔵ストレージデバイスがあります。この内蔵ハードドライブは、NAS ストレージ機能を備えていません。
内部キャッシュ
それぞれの NAS コントローラには、高速な読み取りと信頼性の高い書き込みを提供する内部キャッシュが含まれます。
FluidFS 管理 347