Administrator Guide

複数のレプリケーションに関連付けられたボリュームの災害復旧制限
次の災害復旧制限は、複数のレプリケーションに関連付けられたボリュームに適用されます。
● ボリュームの災害復旧をアクティブにすると、そのボリュームに関連付けられている他のカスケードモードのレプリケーション
が削除されます。
● レプリケーションを復元すると、関連付けられているその他すべての混合モードのレプリケーションが削除されます。
災害復旧によって削除されたレプリケーションは、手動で再作成する必要があります。元の宛先ボリュームをセカンダリレプリケ
ーションに使用するには、リモート Storage Center マッピングを削除し、レプリケーションを再作成するときに 既存ボリュームを
使用する チェックボックスにチェックを付けます。
SCv2000 シリーズ ストレージシステムでのレプリケーション
SCv2000 シリーズストレージシステムでは、レプリケーション機能が制限されます。以下のレプリケーション制限が SCv2000 シ
リーズストレージシステムに適用されます。
● Live Volume はサポートされません。
● 高可用性はサポートされません。
● 高整合性はサポートされません。
メモ: すべてのレプリケーションに Data Collector が必要になります。Storage Center に直接接続されている場合、レプリケーシ
ョンオプションは使用できません。
レプリケーションのシミュレート
シミュレートしたレプリケーションにより、レプリケーションの要件を予測し、ボリューム、スナップショットスケジュール、帯域
幅スケジュール、およびリカバリ計画の間の最適なバランスを決定することができます。
このタスクについて
メモ: ユーザーインタフェースの参照情報については、ヘルプ をクリックしてください。
レプリケーションのシミュレート
同期レプリケーションのシミュレーションを実行して、帯域幅要件と最適なデータ移動を確認します。
前提条件
レプリケーションを実行またはシミュレートするには、Data Collector に接続する必要があります。
手順
1.
［ホーム］メニューをクリックします。
Unisphere Central ホーム ページが表示されます。
Unisphere Central のドロップダウン リストから Storage Center を選択した場合は、 （ホーム）をクリックします。
2. ［データ モビリティー］メニューから、［レプリケーションと Live Volume］をクリックします。
3. （オプション）Storage Center でビューをフィルタリングします。
a. ［フィルター］ペインで、ソースおよび宛先 Storage Center の横にあるチェックボックスをオンまたはオフにして、目的のレ
プリケーションと Live volume のみを表示します。
b. 適用 をクリックします。
選択したオプションはブラウザー セッション全体を通して保持されます。
4. ［レプリケーションと Live Volume］ビューで、 （新規）をクリックし、［新規シミュレート レプリケーション］を選択しま
す。
［新規シミュレート レプリケーション］ウィザードが開きます。
5. ［ソース Storage Center の選択］ページで、複製するボリュームが含まれている Storage Center を選択し、［次へ］をクリック
します。
6. ［ソース ボリュームの選択］ページで、新しいボリュームを作成するか、既存のボリュームを使用するかを選択します。
Storage Center レプリケーションと Live Volume 219