Administrator Guide
ごみ箱からのボリュームの復元
ボリュームを削除せずに保持する必要がある場合は、ごみ箱からボリュームを復元します。
手順
1. Storage Manager Client が Data Collector に接続されている場合は、ストレージ ビューで Storage Center を選択します。
2. ストレージ タブのナビゲーションペインで、復元したいボリュームをごみ箱で選択します。
3. 右ペインで、ボリュームの復元 をクリックします。ボリュームは、ごみ箱から元の場所に移動します。
ごみ箱を空にする
リサイクルされたボリュームを削除する場合は、ごみ箱を空にします。
このタスクについて
注意: ごみ箱を空にすると、リサイクルされたボリューム上のデータは復元できなくなります。
手順
1. Storage Manager Client が Data Collector に接続されている場合は、ストレージ ビューで Storage Center を選択します。
2. ボリューム ビューで、ごみ箱 を展開します。
3. 右ペインで、ごみ箱を空にする をクリックします。
ごみ箱を空にする ダイアログボックスが開きます。
4. OK をクリックし、ごみ箱内のすべてのボリュームを完全に削除することを確認します。
ボリュームフォルダの削除
ボリュームフォルダは削除する前に空にする必要があります。フォルダから削除されたボリュームがごみ箱にある場合、ボリューム
フォルダは空とは見なされず、削除できません。
手順
1. ストレージ ビューをクリックします。
2. ストレージ ペインで、Storage Center を選択します。
3. ストレージ タブをクリックします。
4. ストレージ タブのナビゲーションペインで、削除するボリュームフォルダを選択します。
5. 右ペインで、削除 をクリックします。
削除 ダイアログボックスが開きます。
6. OK をクリックしてフォルダを削除します。
データ削減の管理
データ削減は、圧縮と重複排除を使用して、ボリューム データで使用されるディスク容量を削減します。
圧縮を使用すると、データをエンコードすることにより、ボリュームによって使用される容量を削減します。重複排除は、重複ペー
ジを検出して削除することにより、追加のコピーで使用されるディスク領域を節約します。重複排除を使用すると、ボリュームに
対して圧縮も適用されます。
データ削減の対象となるデータ
読み取りおよび書き込み操作でデータ削減の影響を抑制するには、圧縮および重複除外の対象となるデータ量を制限します。データ
削減の入力 では、データ削減の対象となるデータのタイプを制限します。データ削減の入力 では、次のオプションを使用できま
す。
• アクセスできないスナップショット ページ – データ削減で、スナップショットにより凍結され、スナップショット内の元のデ
ータが新しいデータで上書きされてアクセス不可能になっているデータの処理が許可されます。
• すべてのスナップショットページ – データ削減で、スナップショットによって凍結されたデータの処理が許可されます。
124 Storage Center の管理