Administrator Guide
c) SendExtraRecord をダブルクリックします。
d) 値データ ボックスに 2 と入力して、OK をクリックします。
メモ: 詳細については、http://support.microsoft.com/kb/2643584 を参照してください。
6. レジストリエディタ を閉じます。
SCVMM 2012 サーバの通知の準備
Windows Server 2012 以降で稼働する SCVMM 2012 搭載の Dell SMI-S プロバイダを使用している場合、SMI-S 通知を受け入れるよ
うに SCVMM サーバを設定します。
手順
1. Windows Standards-Based Storage Management 機能がインストールされていることを確認します。
2. Windows PowerShell で、次のコマンドを実行して、必要なポートを開きます。
netsh advfirewall firewall add rule name="CIM-XML" dir=in protocol=TCP localport=5990
action=allow
3. Windows PowerShell で、次のコマンドを実行して、ネットワークサービスと HTTPS ポートのバインディングを許可します。
netsh http add urlacl url=https://*:5990/ user="NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE"
SMI-S プロバイダの検出のための SCVMM の使用
ストレージデバイスの追加 ウィザードで、SMI-S プロバイダを追加できます。
このタスクについて
Storage Center の設定によっては、SMI-S プロバイダの検出に数分かかる場合もあります。
手順
1. Microsoft SCVMM 管理コンソールを起動します。
2. ファブリック ワークスペースを開きます。
3. ホーム タブで、リソースの追加 をクリックしてから、ストレージデバイスの追加 を選択します。
ストレージデバイスの追加ウィザード が開きます。
4. 提供タイプの選択 ウィザードページで、SMI-S プロバイダにより検出および管理される SAN および NAS デバイス を選択し、
次へ をクリックします。
5. 検出スコープの指定 ウィザードページでフィールドに値を入力します。
a) プロバイダの IP アドレスまたは FQDN フィールドに、SMI-S プロバイダをホストする Storage Manager Data Collector サー
バの IP アドレスまたは完全修飾ドメインネームを入力します。
b) TCP/IP ポート フィールドに、SMI-S プロバイダの接続ポートを入力します。
デフォルトポートは 5989 です。
c) Secure Socket Layers(SSL)接続を使用する チェックボックスを選択します。
d) 参照 をクリックします。
実行アカウントの選択 ダイアログボックスが表示されます。
e) SMI-S プロバイダに追加した SMI-S ユーザーアカウントを選択し、OK をクリックします。
デフォルトでは、ストレージデバイス カテゴリに割り当てられた 実行アカウント ユーザーがリストされます。
メモ: 実行アカウント ユーザーが存在しない場合、実行アカウントの選択 ダイアログボックスで 実行アカウントの作成
をクリックします。
6. 情報の収集 ウィザードページを完了します。
SCVMM は、ストレージデバイス情報の検出とインポートを自動実行します。
a) Secure Socket Layers(SSL)接続の使用 オプションを選択した場合は、証明書のインポート ダイアログが表示されます。
証明書情報を確認し、インポート をクリックします。
検出プロセスが完了すると、検出されたストレージアレイ、ストレージプール、製造元、モデル、容量が表示されます。
メモ: エラーが表示される場合は、HTTPS 接続が許可されるように SCVMM 2012 サーバーのレジストリを変更してい
ることを確認します。「SCVMM 2012 管理サーバーのレジストリの変更による HTTPS の許可」を参照してください。
7. SCVMM で管理する記憶装置を選択するための 記憶装置の選択 ウィザードページを完了します。
a) ストレージアレイの分類が存在しない場合は、分類の作成 をクリックして、ストレージアレイの分類を作成します。
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