Administrator Guide
9. ローカルグループからユーザーまたはグループを削除するには、該当する領域でユーザーまたはグループを選択し(ローカルユー
ザー、外部ユーザー、または 外部グループ)、削除 をクリックします。
10. 外部コンピュータにローカルグループを割り当てるには、次の手順を実行します。
a) 外部コンピュータ 領域で、ローカルグループに割り当てる必要がある外部コンピュータを選択します。
b) 追加 をクリックします。コンピュータアカウントの選択 ダイアログボックスが開きます。
c) ドメイン ドロップダウンリストで、リモートユーザーグループが割り当てられたドメインを選択します。
d) ユーザー フィールドで、リモートユーザーの完全な名前かリモートユーザー名の最初の文字を入力します。
e) (オプション)必要に応じて残りのリモートユーザーグループ検索オプションを設定します。これらのオプションについては、
オンラインヘルプを参照してください。
返す検索結果の最大数を変更するには、結果最大数 ドロップダウンリストから検索結果の最大数を選択します。
11. OK をクリックします。
ローカルグループの削除
使用しなくなったローカルグループを削除します。
前提条件
ローカルグループを削除する前に、そのメンバーを削除する必要があります。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、クライアントのアクセス性 を選択します。
4. ローカルユーザーおよびグループ タブをクリックします。
5. グループを選択し、削除 をクリックします。削除 ダイアログボックスが開きます。
6. OK をクリックします。
Active Directory の管理
Active Directory(AD)を使用する環境では、Active Directory ドメインに参加し、SMB 共有へのアクセスに Active Directory を使用
して Windows クライアントを認証するよう FluidFS クラスタを設定できます。FluidFS クラスタは、混合モードおよびネイティブ
モードの Active Directory 設定をサポートします。
Active Directory 認証の有効化
FluidFS クラスタを Active Directory ドメインに参加させてディレクトリサービスと通信できるようにします。デフォルトでは、
FluidFS クラスタは、Active Directory が返したドメインコントローラを使用します。また、FluidFS クラスタが特定のドメインコン
トローラを使用するようにする場合は、ドメインコントローラを指定できます。複数のドメインコントローラを追加することで、ド
メインコントローラで障害が発生したときにユーザーの認証が継続されます。FluidFS クラスタが優先サーバとの通信を確立できな
い場合は、残りのサーバへの接続が順番に試行されます。
前提条件
NAS 管理者が FluidFS クラスタを Active Directory ドメイン内の任意の組織単位に参加させることができます。
• Active Directory ディレクトリサービスは、お使いの環境に導入する必要があります。
• FluidFS クラスタは、ディレクトリサービスにネットワーク接続できる必要があります。
• Active Directory の設定に慣れている必要があります。
• 参加動作には、FluidFS クラスタで Active Directory アカウントからの資格情報が必要です。この資格情報が必要になるのは参加
動作のみです。この資格情報は、FluidFS クラスタによって保管またはキャッシュされません。
FluidFS クラスタをドメインに参加させるために使用するアカウントに対して次のいずれかのオプションを使用します。
• ドメイン Administrator アカウントを使用します(推奨方法)。
• 「コンピュータをドメインに参加させる」権限と、ドメイン内のすべてのコンピュータオブジェクトを完全に制御できる権限
が委譲されるアカウントを使用します。
• 前述したオプションが両方とも使用できない場合、アカウントの最小要件は次のようになります。
• 「コンピュータをドメインに参加させる」権限と、OU 内のオブジェクト(コンピュータオブジェクトを含む)を完全に制
御できる権限が委譲される組織単位(OU)管理者。
368 FluidFS 管理