Administrator Guide
このタスクについて
FluidFS 診断には、次のオプションがあります。
• ファイルシステム:コアファイルシステムアクティビティ、リソース消費およびステータスの情報を収集します。
• 一般的なシステム:FluidFS クラスタのステータスおよび設定に関する一般情報を収集します。
• FTP:FTP の情報を収集します。FTP のサブメニュー:
• 認証
• ファイルアクセス
• HDFS:HDFS アクティビティの診断を収集します。
• NDMP:NDMP アクティビティの診断を収集します。
• ネットワーク:ネットワーク情報を収集しながら、クラスタに対するクライアントの接続試行を追跡します。診断が実行された
ら、クライアントに接続を再試行することを求めます。
• NFS:NFS アクティビティの診断を収集します。NFS のサブメニュー:
• NFS3、NFS4
• 相互運用性
• Kerberos
• その他
• 低速アクセス
• パフォーマンス:FluidFS クラスタパフォーマンスを監視しながら、基本的なベンチマークを実行し、統計情報を収集します。可
能な場合は、FluidFS クラスタ上のアクティビティが最小の場合にこの診断を実行します。
• SMB:SMB アクティビティの診断を収集します。SMB のサブメニュー:
• アンチウイルス
• 認証
• ファイルアクセス
• 相互運用性
• その他
• 低速アクセス
診断を実行するには、この手順に従ってください。
メモ: 一部のオプションには、クライアント /IP、ユーザーパスなど、必要と思われるパラメータがあります。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム タブのナビゲーションペインで、クラスタメンテナンス を選択します。
4. 右ペインで サポート タブをクリックします。
5. 診断ツール 領域で、診断の実行 をクリックします。診断の実行 ウィザードが開きます。
6. 実行する診断プログラムのタイプを選択します。
7. セカンダリタイプ(認証またはファイルアクセス)を選択します。
8. 次へ をクリックします。診断の実行 ダイアログボックスが開きます。
9. ドロップダウンリストから テナント を選択します。
10. クライアント IP アドレス を入力します。
11. ユーザーパス を入力または変更します。
12. 次へ をクリックします。
13. 診断ファイル(NFS、SMB、または FTP)へのアクセス方法を指定します。
14. ファイルを選択し SupportAssist(サマリファイルのみ、またはサマリとログファイル)に送信します。実行 をクリックします。
15. 診断実行後、Storage Manager は SupportAssist を使用して診断データを送信します。
NAS コントローラの内蔵システム診断プログラムの実行
内蔵システム診断プログラム(Enhanced Pre-boot System Assessment(ePSA)診断プログラムとも呼ばれます)では、特定のデバ
イスグループまたはデバイスに対して一連のオプションが提供されます。
前提条件
モニタを NAS コントローラの VGA ポートに接続し、キーボードを NAS コントローラの USB ポートの 1 つに接続します。
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