Administrator Guide
3. ファイルシステム パネルで、クラスタ接続性 を選択し、管理ネットワーク タブをクリックします。
4. BMC 領域で、BMC ネットワーク設定の変更 をクリックします。BMC ネットワーク設定の変更 ダイアログボックスが開きま
す。
5. コントローラ IP アドレスを入力します。
コントローラ IP を設定した後、ネットマスクとデフォルトゲートウェイが正しいことを確認します。必要に応じて変更します。
6. OK をクリックします。
メモ: コントローラの IP アドレスを追加または削除することはできません。コントローラの IP アドレスの編集のみを行え
ます。
iBMC 仮想 KVM の起動
iBMC(Integrated Baseboard Management コントローラ)仮想 KVM(キーボード、ビデオ、マウス)を使用すると、ネットワークを
介してリモートから NAS コントローラコンソールを表示および管理できます。
前提条件
• iBMC 仮想 KVM を使用するには、ウェブブラウザと JAVA が有効なコンピュータを使用する必要があります。
• iBMC 仮想 KVM に接続する前に、iBMC パスワードを決定します。FluidFS クラスタが設定されている場合は、iBMC パスワード
はサポートアカウントのパスワードと同期します。
手順
1. ネットワークケーブルを NAS コントローラの LOM(Lights Out Management) Ethernet ポートに接続します。LOM Ethernet ポー
トは、NAS コントローラの背面パネル右下にあります。
2. Windows クライアントを iBMC に接続します。
a) Windows クライアントを LOM Ethernet ポート用に使用されるものと同じネットワークに接続します。
b) ウェブブラウザを開きます。ウェブブラウザのアドレスバーに NAS コントローラの iBMC IP アドレスを入力します。iBMC
ログインページが表示されます。
c) ユーザー名 フィールドに ADMIN と入力します。
d) パスワード フィールドに iBMC パスワードを入力します。
e) OK をクリックします。iBMC の プロパティ ページが表示されます。
3. iBMC 仮想 KVM を起動します。
a) ナビゲーションペインで vKVM & vMedia を展開し、起動 をクリックします。
b) 右ペインで Java KVM クライアントの起動 をクリックします。ビデオビューア が表示され、FluidFS クラスタコンソールが
表示されます。
トラブルシューティングの一般的な問題
本項では、FluidFS クラスタの使用時に発生する一般的な問題の原因とソリューションについて説明しています。
Active Directory の問題のトラブルシューティング
本項では、Active Directory で多くみられる問題について、考えられる原因と解決策を説明します。
Active Directory ユーザーのためのグループクォータが機能しない
説
明
グループクォータルールは Active Directory グループに定義されています。ただし、グループのメンバーが
容量を消費すると、グループの実際の使用率は上昇せず、グループの制限は強制されません。
原因 クォータの強制はファイル(UNIX)の UID および GID または、定義されている場合はユーザー(NTFS)
のプライマリグループの SID および GSID に基づいて実行されます。
Active Directory ユーザーのために、プライマリグループの設定は必須ではありません。定義されていな
い場合、使用済み容量はどのグループにも報告されません。グループクォータが Active Directory ユーザー
で有効であるためには、プライマリグループは割り当てられている必要があります。
回避策 Active Directory ユーザーのためにプライマリグループを設定するには、次の手順を実行します。
1. Active Directory の管理画面を開きます。
464 FluidFS 管理