Install Guide

• 既存の Data Collector が MySQL データベースを使用している場合、新しい Data Collector をホストする Windows サーバのファイ
アウォールは、ポート 3306 のアウトバウンド通信を許可するように設定されている必要があります。
• 新しい Data Collector をホストする Windows サーバは、「Data Collector の要件 、p. 8」に記載の要件を満たしている必要がありま
す。
• 新しい Data Collector をホストする Windows サーバは、VMware vCenter をホストするサーバと異なる必要があります。
• 「計画および準備 、p. 14」で説明されているタスクを完了する必要があります。
• Data Collector をインストールしているユーザーは、Windows サーバの管理者グループのメンバーである必要があります。
• 既存の Data Collector と新しい Data Collector は、同じバージョンの Storage Manager Data Collector ソフトウェアを実行してい
る必要があります。
• 既存の Data Collector には、実行中のタスクが存在しないようにする必要があります。移行後、これらのタスクが、Data Collector
の新しいインストール内容に反映されないことがあります。
• VVol を使用している場合、Data Collector の移行前に、VASA プロバイダの登録を解除してください。
既存の Data Collector を新しい Data Collector へ移行
Windows サーバ上の既存の Data Collector を Windows サーバ上の新しい Data Collector に移行するには、次の手順を実行します。
手順
1. 既存の Data Collector のデータベースをバックアップします。
2. Storage Manager Data Collector ソフトウェアを、新しい Data Collector をインストールする Windows サーバにダウンロードしま
す。
Storage Manager Data Collector は、Dell.com/support にあるストレージ システムのサポート ページの［ドライバーおよびダウン
ロード］タブからダウンロードできます。
3. ソフトウェアを解凍し、Storage Manager Data Collector のセットアップファイルをダブルクリックします。
Storage Manager Data Collector – InstallShield ウィザードが開きます。
4. ドロップダウンメニューから言語を選択し、OK をクリックします。
5. ［次へ］をクリックします。
ライセンス契約 ページが表示されます。
6. ライセンス契約を読み、はい をクリックして同意します。
7. （オプション）Data Collector をインストールするフォルダを変更します。
a. 参照 をクリックします。
b. Data Collector をインストールするフォルダに移動します。
c. ［OK］をクリックします。
8. ［次へ］をクリックします。
Data Collector ページが表示されます。
9. 既存の Data Collector から移行します ラジオボタンを選択します。
a. ホスト名または IP アドレス フィールドに、既存の Data Collector のホスト名または IP アドレスを入力します。
b. Web Server ポート フィールドに、既存の Data Collector ウェブサービスのポート番号を入力します。
デフォルトポートは 3033 です。
c. ユーザー名 フィールドに、既存の Data Collector の管理者ユーザーのユーザー名を入力します。
d. パスワード フィールドに、既存の Data Collector の管理者ユーザーのパスワードを入力します。
e. タイムゾーン ドロップダウンメニューから、既存の Data Collector のタイムゾーンを選択します。
10.［次へ］をクリックします。
ポート ページが表示されます。
a. ウェブサーバサービスに別のポート番号を指定するには、ウェブサーバサービスポートを有効にする フィールドにポート番号
を入力します。
b. サーバエージェントサービスを有効にするには、サーバエージェントサービスポートを有効にする チェックボックスを選択し
ます。
サーバエージェントサービスに異なるポート番号を指定するには、サーバエージェントサービスポートを有効にする フィール
ドにポート番号を入力します。
c. VASA サービスを有効にするには、VASA サービスポートを有効にする チェックボックスをオンにし、フィールドにサービス
のポート番号を入力します。
VASA サービスに別のポート番号を指定するには、VASA サービスポートを有効にする フィールドにポート番号を入力しま
す。
d. SMI-S サービスを有効にするには、SMI-S サービスポートを有効にする チェックボックスをオンにし、フィールドにサービ
スのポート番号を入力します。
20 Data Collector のインストールおよび設定