Administrator Guide
前提条件
このボリュームは、コピー、ミラー、または移行の関係にある必要があります。
手順
1. Storage Manager Client が Data Collector に接続されている場合は、ストレージ ビューで Storage Center を選択します。
2. ストレージ タブをクリックします。
3. ストレージ タブのナビゲーションペインで、ボリュームを選択します。
4. コピー / ミラー / 移行 の表で、コピー、ミラー、または移行の関係を選択します。
5. コピー / ミラー / 移行の削除 をクリックします。
削除 確認ダイアログボックスが表示されます。
6. OK をクリックします。
Live Migrate によるボリュームの移行
Live Migration では、ある Storage Center から別の Storage Center にボリュームが移動され、ダウン時間はありません。
Live Migration の要件
Live Migration を作成するには、次の表に示された要件を満たしている必要があります。
要件 説明
Storage Center バージョン ソースおよび宛先となる両方の Storage Center がバージョン 7.1 以降を実行して
いる必要があります。
メモ: 両方の Storage Center で同じバージョンの Storage Center ソフトウ
ェアを実行することをお勧めします。
Storage Center ライセンス 追加のライセンスは不要です。
Storage Manager の設定 ソースおよび宛先の Storage Center が Storage Manager に追加されている必要が
あります。
Storage Center 通信 ソースおよび宛先の Storage Center はファイバチャネルまたは iSCSI を使用して
接続されている必要があり、各 Storage Center は他の Storage Center で定義され
ている必要があります。
• ソース Storage Center で、宛先 Storage Center をリモート Storage Center とし
て定義しておく必要があります。
• 宛先 Storage Center で、ソース Storage Center をリモート Storage Center とし
て定義しておく必要があります。
レプリケーション QoS 定義 レプリケーションサービス品質(QoS)定義が、ソース Storage Center で定義され
ている必要があります。
サーバ
• ソースと宛先の Storage Center をサーバにマップする必要があります。
• Live Migration 中の I/O の中断を回避するには、MPIO を宛先サーバで有効にす
る必要があります。
Live Migration の役割
Live Migration には、ソースおよび宛先の 2 つの役割があります。これらの役割は I/O を処理するアクティブなボリュームを決定し
ます。役割は、自動または手動で一度スワップできます。
次の例で、サーバはソースボリュームを変更する I/O リクエストを送信します。ソースボリュームに対する変更は、ファイバチャネ
ルまたは iSCSI 経由で宛先 Storage Center に複製されます。
Live Migration の前に
Live Migration の前にサーバは移行するボリュームのみに I/O 要求を送信します。
Storage Center の管理 109