Administrator Guide
NAS ボリュームフォルダの親フォルダの変更
NAS ボリュームフォルダの親フォルダを変更します。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、NAS ボリューム を展開し、NAS ボリュームを選択します。
4. 設定の編集 をクリックします。
NAS ボリューム設定の編集 ダイアログボックスが開きます。
5. 親フォルダ 領域で、親フォルダを選択します。
6. OK をクリックします。
NAS ボリュームの NAS ボリュームフォルダへの移動
他の NAS ボリュームを持つ NAS ボリュームをグループ化するには、NAS ボリュームフォルダ内に移動します。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、NAS ボリューム を展開し、NAS ボリュームを選択します。
4. 設定の編集 をクリックします。
NAS ボリューム設定の編集 ダイアログボックスが開きます。
5. フォルダ 領域で、親フォルダを選択します。
6. OK をクリックします。
NAS ボリュームフォルダの削除
NAS ボリュームをまとめるために使用しなくなった NAS ボリュームフォルダを削除します。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、NAS ボリューム を展開し、NAS ボリュームを選択します。
4. 削除 をクリックします。
削除 ダイアログボックスが開きます。
5. OK をクリックします。
フォルダに NAS ボリュームが含まれている場合は、NAS ボリュームが、削除する NAS ボリュームフォルダの(デフォルト)
ルート親フォルダに移動します。
NAS ボリュームのクローニング
NAS ボリュームのクローニングにより、NAS ボリュームの書き込み可能なコピーが作成されます。このコピーは、実稼働のファイル
システム環境に影響を与えることなく、テスト環境で非実稼働データセットをテストする際に役立ちます。NAS ボリューム上で実
行可能なほとんどの動作(SMB 共有、NFS エクスポート、スナップショット、レプリケーション、NDMP などのサイズ変更、削
除、設定といった動作)は、クローン NAS ボリューム上でも実行することができます。
クローン NAS ボリュームは、元の NAS ボリューム(ベースボリューム)のスナップショット(ベーススナップショット)から作成
されます。クローン NAS ボリュームは、新しいデータが保存されるかデータが修正されるまで、容量を消費することはありません。
NAS ボリュームクローンのデフォルト
クローン NAS ボリュームには、次のデフォルト値が設定されます。
• ボリュームにはベースボリュームと同じサイズが与えられ、シンプロビジョニングされて、予約容量は 0 になります(したがっ
て、容量を消費していません)。
• クォータの使用はベースボリュームのベーススナップショットからコピーされます。
• クォータルールには、デフォルトの定義(新規 NAS ボリュームなど)が与えられます。ディレクトリクォータには、スナップシ
ョット時のベースボリュームと同じ定義が与えられます。
• ボリュームでは、フォルダ(ルートディレクトリを含む)にベースボリュームと同じアクセス許可が与えられます。
FluidFS 管理 393