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既存の Fluid Cache クラスタの追加
Storage Manager を使用して、既存の Fluid Cache クラスタを追加します。この操作は、クラスタが別の Data Collector に作成された場合、ま
たは誤って削除された場合に行います。
1. ストレージ ビューをクリックします。
2.
ストレージ ペインで Dell ストレージ を選択します。
3. サマリ タブで Fluid Cache クラスタの設定 をクリックします。Fluid Cache クラスタの設定 ウィザードが開き、Fluid Cache サーバーの検
ページが表示されます。
4. Fluid Cache サーバーの検出 ページを完了します。
a. ホストまたは IP アドレス フィールドに、使用可能なキャッシュサーバーの管理ホスト名または IP アドレスを入力します。
b. ポート フィールドには、デフォルトの Fluid Cache 通信ポートが自動的に入力されています。Fluid Cache サーバーソフトウェアが別のポ
ートを使用するように設定されている場合のみ、このフィールドを変更します。
c. ユーザー名 フィールドに、キャッシュサーバーの管理者またはルートアカウントを入力します。
d. ユーザーパスワード フィールドに、キャッシュサーバーの管理者またはルートアカウントのパスワードを入力します。
e. 次へ をクリックします。クラスタが存在する場合は、この既存の Fluid Cache クラスタを追加するかどうかを尋ねるダイアログボックスが表示
されます。
5. OK をクリックします。
Fluid Cache ボリューム
Fluid Cache ボリュームは、通常の Storage Center ボリュームを拡張して、Fluid Cache クラスタ内のキャッシュデバイスで保持されると同時に、
Storage Center に永続的に保存されるようにします。
Fluid Cache ボリュームの制限事項
Fluid Cache クラスタのボリュームを利用するには、いくつかの考慮すべき点があります。
Fluid Cache のボリュームを拡張することはできません。
Fluid Cache ボリュームの読み取りおよび書き込みキャッシュオプションは使用できません。
Fluid Cache ボリュームを Live Volume のソースまたは宛先として使用することはできません。
Fluid Cache ボリュームをレプリケーションの宛先として使用することはできません。
Fluid Cache ボリュームを同期レプリケーションまたはそのシミュレーションに含めることはできません。
Fluid Cache ボリュームの管理
次のタスクでは、Fluid Cache クラスタからのボリュームの追加および削除方法を説明します。
Fluid Cache クラスタへのボリュームの追加
Storage Manager を使用して、Fluid Cache クラスタにボリュームを追加します。Fluid Cache クラスタで使用されるボリュームは拡張できないの
で、必要な容量を確保するために、事前にボリュームの作成を考える必要があります。
1. ストレージ ビューをクリックします。
2. 必要に応じて ストレージ ペインで Storage Center を展開し、クラスタに取り入れるボリュームを含む Storage Center を選択します。
3. ストレージ タブで、Storage Center を展開し、ボリューム を展開します。
4. ボリュームを選択し、サーバーへのボリュームのマップ をクリックします。サーバーへのボリュームのマップ ダイアログボックスが表示されます。
5. クラスタに取り入れるサーバーを選択し、次へ をクリックします。
6. Fluid Cache の有効化 を選択し、ホストキャッシュポリシー を選択しますライトバックがデフォルトで選択されます
ライトバック読み取りキャッシングに加え、ライトバックモードでは、ディスクが書き込みを確認するまで待機するというペナルティなく、書
き込みのキャッシングを実行できます。ライトバックキャッシングには、クラスタ内の
2 台以上のキャッシュサーバーに PCIe SSD が必要です
キャッシュデバイスが 1 つしかない場合、ライトバックキャッシュデバイスは利用できません
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Dell Fluid Cache for SAN クラスタの管理