Administrator Guide

Table Of Contents
手順
1. ネットワークケーブルを NAS コントローラの LOMLights Out Management Ethernet ポートに接続します。LOM Ethernet ポートは、
NAS コントローラの背面パネル右下にあります。
2.
Windows クライアントを iBMC に接続します。
a. Windows クライアントを LOM Ethernet ポート用に使用されるものと同じネットワークに接続します。
b. ウェブブラウザを開きます。ウェブブラウザのアドレスバーに NAS コントローラの iBMC IP アドレスを入力します。iBMC ログインページが表
示されます。
c.
ユーザー名 フィールドに ADMIN と入力します。
d. パスワード フィールドに iBMC パスワードを入力します。
e. OK をクリックします。iBMC プロパティ ページが表示されます。
3. iBMC 仮想 KVM を起動します。
a. ナビゲーションペインで vKVM & vMedia を展開し、起動 をクリックします。
b. 右ペインで Java KVM クライアントの起動 をクリックします。ビデオビューア が表示され、FluidFS クラスタコンソールが表示されます。
トラブルシューティングの一般的な問題
本項では、FluidFS クラスタの使用時に発生する一般的な問題の原因とソリューションについて説明しています。
Active Directory の問題のトラブルシューティング
本項では、Active Directory で多くみられる問題について、考えられる原因と解決策を説明します。
Active Directory ユーザーのためのグループクォータが機能しない
説明 グループクォータルールは Active Directory グループに定義されています。ただし、グループのメンバーが容量を消費
すると、グループの実際の使用率は上昇せず、グループの制限は強制されません。
原因 クォータの強制はファイルUNIX UID および GID または、定義されている場合はユーザーNTFSのプライマ
リグループの
SID および GSID に基づいて実行されます。
Active Directory ユーザーのために、プライマリグループの設定は必須ではありません。定義されていない場合、使
用済み容量はどのグループにも報告されません。グループクォータが
Active Directory ユーザーで有効であるために
は、プライマリグループは割り当てられている必要があります。
対策 Active Directory ユーザーのためにプライマリグループを設定するには、次の手順を実行します。
1. Active Directory の管理画面を開きます。
2. ユーザーを右クリックし、プロパティ を選択します。
3. 所属するグループ タブをクリックします。
4. 必要なグループが表示されます。グループをクリックして、プライマリグループの設定 をクリックします。
これでユーザーのグループ用のクォータが有効になります。
Active Directory ユーザー認証が失敗する
説明 有効な Active Directory ユーザーが認証に失敗します。
原因 次の原因が考えられます。
ユーザーが誤ったパスワードを使用して認証を試みている。
ユーザーが Active Directory 内でロックまたは無効にされている。
Active Directory のドメインコントローラがオフラインまたはアクセスできない。
FluidFS クラスタシステムの時刻と Active Directory のクロックが同期していない。
回避策
1. FluidFS クラスタのイベントログにエラーがないかを確認します。
2. ユーザーが Active Directory で無効またはロックされていないことを確認します。
FluidFS トラブルシューティング
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