Administrator Guide

Table Of Contents
3. プライマリボリューム 4. Fiber Channel または iSCSI 経由の Live Volume レプリケーシ
ョン
5. セカンダリボリューム 6. セカンダリボリュームへのサーバー IO 要求セカンダリ Storage
Center
からプライマリ Storage Center へ転送
7. サーバー
役割スワップ後の
Live Volume
次の図では、役割のスワップが発生したため、セカンダリ Storage Center が左側になり、プライマリ Storage Center が右側になっています。
75. 役割スワップ後の Live Volume 設定の例
1. サーバー 2. セカンダリボリュームへのサーバー IO 要求セカンダリ Storage
Center
がプライマリ Storage Center に転送
3. セカンダリボリューム 4. Fibre Channel または iSCSI を介した Live Volume レプリケー
ション
5. プライマリボリューム 6. Fibre Channel または iSCSI を介したプライマリボリュームへのサ
ーバー
IO 要求
7. サーバー
Live Volume の役割の自動スワップ
セカンダリボリュームがプライマリボリュームよりも多くの IO を受信する状況を回避するため、Live Volume を設定して、特定の条件を満たしたとき
に、自動的にプライマリボリュームとセカンダリボリュームを切り替えることができます。
役割のスワップ動作を制御する属性
役割の自動スワップが有効になっている場合、次の制限によって、役割をスワップするタイミングが決定されます。
役割スワップの制限 説明
スワップ前の最小量 セカンダリ Storage Center Live Volume に書き込まれると役割が
切り替わる最小ストレージ容量を指定します。
スワップ前のプライマリとしての最短時間 役割の切り替えが可能になるために、経過する必要のある分数を指
定します。
スワップ前の最小セカンダリ率% 役割の切り替えが可能になるために、セカンダリボリュームで実行する
必要のある IO の最小パーセンテージを指定します。
役割の自動スワップのトリガ
役割の自動スワップが実行されるには、次のイベントが発生する必要があります。
1. Live Volume に対して 役割の自動スワップ 機能を有効にする必要があります。
2. スワップ前のプライマリとしての最短時間 フィールドで指定したタイムアウトの期限が切れている必要があります。
3. 5 分の間に実施されたサンプルの少なくとも 70% について、次のいずれかの制限を超えている必要があります。
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Storage Center レプリケーションと Live Volume