Administrator Guide

Table Of Contents
スワップ前の最小量
スワップ前の最小セカンダリ率%
Live Volume 自動フェイルオーバー
自動フェイルオーバーを適用すると、障害が発生した場合にセカンダリ Live Volume が自動的にプライマリに昇格します。プライマリ Live Volume
がオンラインに戻った後、自動復元により、オプションとして Live Volume 関係が復元されます。
Live Volume の自動フェイルオーバー要件
Live Volume で自動フェイルオーバーを有効にするには、次の要件を満たしている必要があります。
コンポーネント 要件
Storage Center バージョン 6.7 以降
Live Volume 属性
同期
高可用性
保護
サーバホストオペレーティングシステム
次のいずれかのオペレーティングシステム
VMware ESX 5.5
VMware ESX 6.0
Microsoft Hyper-V を搭載した Windows Server 2012
Microsoft Hyper-V を搭載した Windows Server 2012 R2
仮想環境
VMware
Data Collector ポート ポート 3033 の受信トラフィックを有効化
タイブレーカー
タイブレーカーとは、プライマリとセカンダリの Live Volume が両方同時にアクティブにならないように Data Collector 上で実行されているサービスで
す。セカンダリ Storage Center がプライマリ Storage Center と通信できない場合、プライマリ Storage Center がダウンしているかどうかをタイブレ
ーカーが調査して判断します。プライマリ Storage Center がダウンしている場合、セカンダリ Live Volume がアクティブになります。
自動フェイルオーバー
Live Volume で自動フェイルオーバーを有効にすると、障害発生時にセカンダリ Live Volume を自動的にアクティブにすることができます。自動フェ
イルオーバーは、次の手順で実行されます。
番号 Objectオブジェクト 番号 Objectオブジェクト
1
プライマリ Storage Center
4
プライマリ Live Volume
2
タイブレーカー
5
セカンダリ Live Volume
3
セカンダリ Storage Center
6
サーバー
1. プライマリ Storage Center に障害が発生。
Storage Center レプリケーションと Live Volume
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