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1 つの復元ポイントに対するレプリケーションの再スタート
レプリケーションまたは Live Volume が失敗したり、すでに削除されていたりする場合、対応する復元ポイントを使用して、レプリケーションを再スタ
ートすることができます。
このタスクについて
メモ: レプリケーションの再スタートにより、連続して設定されているレプリケーションカスケードモードまたは同じボリュームを複数の
宛て先にレプリケートするレプリケーション混合モードが削除されます。
手順
1. レプリケーションと Live Volume ビューをクリックします。
2. 復元ポイント タブをクリックします。
3. レプリケーションに対応する復元ポイントを右クリックし、DR ボリュームの復元 / 再スタート を選択します。DR ボリュームの復元 / 再スタ
ート ダイアログボックスが表示されます。
4. 必要に応じてレプリケーションオプションを有効または無効にし、OK をクリックします。これらのオプションの詳細については、オンラインヘルプを
参照してください。
レプリケーションと Live Volume の復元
レプリケーションのソースボリュームまたは Live Volume のプライマリボリュームは、レプリケーションの宛先ボリュームまたは Live Volume のセカンダリ
ボリュームに復元できます。ボリュームの復元は、ボリュームが削除されていたか、
DR がアクティブになっており、データがアクティブ化されたボリューム
に書き込まれた場合に必要になります。
ボリューム復元オプション
ボリュームを復元するプロセスは、DR がアクティブ化されているかどうかによって異なります。
アクティブ化されていない宛先ボリュームからのリカバリソースボリュームが存在しなくなった場合は、Storage Manager によって、宛先ボリ
ュームのデータが新しく作成されたソースボリュームにレプリケートされ、宛先ボリュームからデータが復元されます。レプリケーションの完了後、
Storage Manager により、選択したサーバーに新しいソースボリュームがマッピングされ、ソースシステムから宛先システムへのレプリケーションが
再開されます。
アクティブ化された宛先ボリュームからのリカバリStorage Manager により、宛先ボリュームから元のソースボリュームにデータアクティブ化
された以降の、ボリュームへの新しいすべての書き込みを含む
がリカバリされます。復元が完了したら、Storage Manager によって、選択した
サーバーに対してソースボリュームがマップされ、ソースボリュームから宛先ボリュームへのレプリケーションが再開されます。
メモ: 代替サイトにボリュームを復元する場合は、Dell Technical Support までお問い合せくださいwww.dell.com/support を参
ボリューム復元の制限
ボリューム復元プロセスには以下の制限が適用されます。
ボリュームを復元すると、そのボリュームをソースボリュームとして使用しているレプリケーションが削除されます。
管理されたレプリケーションを使用して元のプライマリ Live Volume を復元すると、関連する Live Volume が削除されます。
関連するリンク
単一ボリュームの複数の宛先への複製
Live Volume に対する管理されたレプリケーション
Live Volume および管理されたレプリケーションの復元
管理対象レプリケーションでの Live Volume のフェールオーバーの後、Storage Manager がセカンダリ Live Volume に対して新しい管理対象レプ
リケーションを作成します。元のプライマリ Live Volume のシステムがオンラインに戻り、Live Volume が復元されていないとき、Live Volume 2
の管理対象レプリケーションがあることになります。
Live Volume を復元すると、元のプライマリ Live Volume にある管理対象レプリケーションが削
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Storage Center DR の準備とアクティブ化