Deployment Guide

nwserver/startup.ncf のファイバチャネルドライバロード行の末尾に : を追加します。
/LUNS /ALLPATHS /ALLPORTS /PORTDOWN=60
Red Hat Enterprise Linux
タイムアウト値には、接続が失われてからサーバーが接続を停止するまでの時間が指定されます。シングルパス構成では、停止したポートの WWN を別
のストレージシステムへ転送できるよう、この値を 60 秒に設定します。マルチパス構成では、ポートがただちにフェールオーバーされるので、タイムアウト値
5 秒に設定します。HBA カードの製造元とパス構成に応じて、タイムアウト値を次のように設定してください。
バージョン 5.x
RHEL バージョン 5.x が動作するサーバには下記のタイムアウト値を設定します。設定値は HBA カードの製造元によって異なります。
HBA カードの製造元に応じて、/etc/modprobe.conf ファイルの末尾に次のいずれかの設定値を追加します。
QLogic HBA 設定
パス設定 タイムアウト設定
Single Path options qla2xxx qlport_down_retry=60
Multipath options qla2xxx qlport_down_retry=5
Emulex HBA 設定
パス設定 タイムアウト設定
Single Path options lpfc lpfc_devloss_tmo=60
Multipath options lpfc lpfc_devloss_tmo=5
バージョン 6.x
RHEL バージョン 6.x HBA の設定を変更するには、下表の設定が含まれた新しい設定ファイルを作成する必要があります。
Qlogic HBA カードの場合は、/etc/modprobe.d/ qla2xxx.conf という名前の設定ファイルを作成し、下記のいずれかのパラメーターを含めます。
QLogic HBA 設定
パス設定 タイムアウト設定
Single Path options qla2xxx qlport_down_retry=60
Multipath options qla2xxx qlport_down_retry=5
Emulex HBA カードの場合は、/etc/modprobe.d/ lpfc.conf という名前の設定ファイルを作成し、下記のいずれかのパラメーターを含めます。
Emulex HBA 設定
パス設定 タイムアウト設定
Single Path options lpfc lpfc_devloss_tmo=60
Multipath options lpfc lpfc_devloss_tmo=5
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HBA サーバー設定