Deployment Guide

Storage Center の検出と設定
初期化されていない Storage Center の検出と設定ウィザードでは、ボリュームの作成の準備ができるように Storage Center を設定します。Storage
Manager を使用して、Storage Center を検出して設定します。Storage Center を設定後、ホスト セットアップ ウィザードを使用して、localhost または
VMware vSphere ホストを設定できます。
IPv アドレス
設定プロセスでは、DHCP を使用して、データ センター ネットワークから IPv4 および IPv6 アドレスを取得します。
DHCP を使用できない場合は、次の手順を実行します。
ターゲット サブネット上で Storage Manager クライアントを実行しているシステムで、IPv4 アドレスを設定します。
IPv6 アドレス設定を有効にします。
これにより、コントローラの IP アドレスが設定されると、IPv6 リンクのローカル アドレスを介して検出および初期設定を行うことができ、IPv4 アドレスに移行
することができます。
IPv6 が許可されていないかブロックされている場合は、次の 2 つの IPv4 IP アドレスを持つ Storage Manager クライアントの NIC を設定します。
ターゲット サブネット上に設定された 1 つの IPv4 アドレス
169.254.10.10 など、リンク ローカル サブネット上の 2 つ目の IPv4 アドレス
これにより、コントローラの IP アドレスが設定されると、IPv4 リンクのローカル アドレスを介して検出および初期設定を行うことができ、IPv4 アドレスに移行
することができます。
電源ケーブルの接続とストレージシステムの電源投入
ストレージシステムのコンポーネントに電源ケーブルを接続して、ハードウェアの電源を入れます。
このタスクについて
拡張エンクロージャなしでストレージシステムを取り付ける場合は、電源ケーブルをストレージシステムのシャーシに接続して、ストレージシステムの電
源を入れます。
拡張エンクロージャを使用してストレージシステムを取り付ける場合は、電源ケーブルを拡張エンクロージャのシャーシに接続します。ストレージシステ
ムの電源を入れる前に、各拡張エンクロージャに電源が入っていることを確認します。
メモ
: 回転式ハードドライブが搭載された拡張エンクロージャに電源を入れる場合、ドライブが回転し、ストレージシステムの電源が入るまで約
3 分間待ちます。
手順
1 電源ケーブルを接続する前に、電源スイッチがオフの位置になっていることを確認してください。
2 ストレージシステムシャーシ内の電源装置と冷却ファンモジュールの両方に、電源ケーブルをしっかりと接続します。
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