Administrator Guide

SMI-S のセットアップ
SMI-S をセットアップするには、Data Collector で SMI-S を有効にし、必要な SMI-S ユーザーを追加します。HTTPS は、SMI-S プロ
バイダのデフォルトのプロトコルです。
手順
1. SMI-S の前提条件
2. Data Collector での SMI-S の有効化
SMI-S の前提条件
Storage Manager Data Collector で SMI-S を設定する前に、次の前提条件を完了してください。
手順
1. Data Collector に SMI-S プロバイダのユーザーが作成されていることを確認します。
2. 次の Microsoft ソフトウェアがサーバ上にインストールされていることを確認してください。サーバは Data Collector をホスト
します。
• Microsoft .NET Framework 4.6 Full
• Microsoft PowerShell 3.0 以降
3. Windows Server 2012 の場合、Data Collector をホストするサーバ上で必要な SMI-S ポートを開きます。
メモ: SLP は、アダプタでの静的 IP の使用をサポートしていません。Data Collector をホストしているサーバ上のアダプタ
は、DHCP を使用して IP アドレスを取得する必要があります。
a) Windows PowerShell アプリケーションを起動します。
b) 次のコマンドを実行して、必要なポートを開きます。
• netsh advfirewall firewall add rule name="CIM-XML" dir=in protocol=TCP
localport=5988-5989 action=allow
• netsh advfirewall firewall add rule name="CIM-XML" dir=out protocol=TCP localport=5990
action=allow
c) 次のコマンドを実行して、SLP ポートを開きます。
• netsh advfirewall firewall add rule name="SLP-udp" dir=in protocol=UDP localport=427
action=allow
• netsh advfirewall firewall add rule name="SLP-udp" dir=out protocol=UDP localport=427
action=allow
Data Collector での SMI-S の有効化
Storage Manager Data Collector で SMI-S サービスが無効な場合、Unisphere Central を使用して SMI-S サービスを有効にします。
手順
1. Data Collector に接続します。
a) Web ブラウザを開きます。
b) Web ブラウザで Data Collector のアドレスを、以下の形式で入力します。
https://data_collector_host_name_or_IP_address:3033/
c) Enter を押します。
Unisphere Central ログインページが表示されます。
d) ユーザー名 フィールドと パスワード フィールドに管理者権限を持つ Data Collector ユーザーのユーザー名とパスワードを入力
します。
e) ログイン をクリックします。
2.
Data Collector をクリックします。
Data Collector ビューが表示されます。
3. 全般 タブをクリックし、ポート サブタブを選択します。
4. 編集 をクリックします。
SMI-S 323