Administrator Guide
セキュアな管理の有効化または無効化
管理トラフィックを 1 つの特定のサブネットに制限するために、セキュアな管理を有効にします。
前提条件
• セキュアな管理機能を有効にする前に、セキュアな管理を有効にするサブネットが存在する必要があります。
• FluidFS クラスタは、セキュアな管理が有効なサブネットを使用して Storage Manager で管理する必要があります。セキュアな
管理サブネットで FluidFS クラスタを管理するには、Storage Manager から FluidFS クラスタを削除し、セキュアな管理サブネッ
ト管理 VIP を使用して Storage Manager へ FluidFS クラスタを再び追加します。
このタスクについて
セキュアな管理を有効にした後に、セキュアな管理サブネットを介して Storage Manager に接続されている場合は、管理セッショ
ンが一時的に中断され、変更が反映されます。このときに、Storage Manager に次のメッセージが表示されます。
Communication with the cluster was interrupted in process of issuing a command that performs
modification to the cluster。
変更の反映後に、管理セッションが自動的に再開されます。他のすべてのサブネット上の管理セッションが切断されています。
すべてのサブネットからの管理トラフィックを許可するために、セキュアな管理を無効にします。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、クラスタ接続 を選択して 管理ネットワーク タブをクリックします。
4. 管理ネットワークパネルで、設定の編集 をクリックします。
クライアントネットワークの変更 ダイアログボックスが開きます。
5. セキュアな管理を有効または無効にします。
状態 ドロップダウンリストで、次の手順を実行します。
• セキュアな管理を有効にするには、制限 または 制限なし を選択します。
• セキュアな管理を無効にするには、無効 を選択します。
6. OK をクリックします。
FluidFS クラスタ名の管理
FluidFS クラスタ名は、Storage Manager 内の FluidFS クラスタを識別するために使用される一意の名前であり、クライアントが
FluidFS クラスタにアクセスするために使用する名前です。また、この名前は、FluidFS クラスタの NetBIOS 名です。
クライアントが(IP アドレスではなく)名前で FluidFS クラスタにアクセスする場合は、FluidFS クラスタ名を FluidFS クラスタク
ライアント VIP に関連付けるエントリを DNS サーバーに追加する必要があります。複数のクライアント VIP を使用している場合
は、すべてのクライアント VIP を DNS サーバーに追加し、同じ FluidFS クラスタ名に関連付けます(ラウンドロビン DNS と呼ばれ
ます)。この関連付けにより、クライアント VIP 間のクライアント負荷バランシングが有効になります。
FluidFS クラスタ名の表示
Storage Manager に表示される現在の FluidFS クラスタ名と、FluidFS クラスタにアクセスするためにクライアントが使用する名前
を表示します。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. サマリ タブをクリックします。FluidFS クラスタ名がタブの下部に表示されます。
FluidFS クラスタ名の変更
FluidFS クラスタ名を変更すると、Storage Manager に表示される FluidFS クラスタ名と、FluidFS クラスタにアクセスするためにク
ライアントが使用する名前が変更されます。
FluidFS 管理 339