Administrator Guide
前提条件
FluidFS クラスタ名を変更した後は、次の調整を行う必要があります。
• DNS サーバー上の FluidFS クラスタ名を変更します。
• FluidFS クラスタが Active Directory ドメインに参加している場合は、FluidFS クラスタを 脱退させてから、Active Directory ドメ
インに再び参加させます。古い FluidFS クラスタ名を使用して FluidFS クラスタが Active Directory に参加した場合は、Active
Directory ユーザーによるシステムへのアクセスに影響が出ることがあります。
手順
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. サマリ タブをクリックします。
3. FluidFS クラスタステータス パネルで、FluidFS クラスタ設定の編集 をクリックします。FluidFS クラスタ設定の編集 ダイアロ
グボックスが開きます。
4. 名前 フィールドに、FluidFS クラスタの新しい名前を入力します。
5. OK をクリックします。
エンドユーザーライセンス契約への同意
システムを使用する前に、エンドユーザーライセンス契約(EULA)に同意する必要があります。EULA は導入時に初めて受諾され
ます。EULA の承認者の名前と役職はいつでも変更できます。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、クラスタメンテナンス を選択します。
4. ライセンス タブをクリックします。
5. ライセンス パネルで、ライセンス契約の同意 をクリックします。ライセンス契約の同意 ダイアログボックスが開きます。
6. EULA を読みます。
7. 承認者名 フィールドにあなたの名前を入力します。
8. 承認者役職 フィールドにあなたの役職を入力します。
9. OK をクリックします。
システム時刻の管理
システムが正常に機能するには、正確なシステム時刻を設定することが重要です。システム時刻を設定することにより、次のこと
が可能になります。
• Windows クライアントでシステムをマウントする。
• スナップショットタスクやレプリケーションタスクなどのスケジュールされたアクティビティを正しい時刻に実行する。
• 正しい時刻をイベントログに記録する。
• Active Directory 認証に必要な、Active Directory 認証サーバと FluidFS クラスタ間の時刻の同期。
次のいずれかのオプションを使用して、システムの時間を設定できます。
• 時間を手動設定 - FluidFS クラスタの時間を手動で設定します。
• NTP サーバと時間を自動的に同期する - Network Time Protocol(NTP)はネットワーク上の時計を同期します。FluidFS クラス
タが Windows ネットワークの一部である場合は、Active Directory が NTP サーバとして機能する必要があります。FluidFS クラス
タが Windows ネットワークの一部でない場合は、ローカル NTP サーバ(存在する場合)またはインターネット上の NTP サーバ
と同期するよう設定します。
時刻設定の表示および設定
FluidFS システムの正しい時刻情報を指定します。NTP サーバは、Active Directory で作業するために必要です。正確なスナップショ
ットおよびレプリケーションスケジュール、そしてイベントの記録のために、NTP サーバが推奨されています。この手順では、
Storage Center セットアップから時刻情報がコピーされます。
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