Administrator Guide
複数の復元ポイントに対する災害復旧のアクティブ化
Storage Center のペアが複数のレプリケーションと Live Volume をホストしている場合、対応するすべての復元ポイントに対して災
害復旧を同時にアクティブ化することができます。
前提条件
復元ポイントを保存し、検証します。
手順
1. レプリケーションと Live Volume ビューをクリックします。
2. 復元ポイント タブをクリックして、災害復旧のアクティブ化 をクリックします。災害復旧のアクティブ化 ウィザードが表示さ
れます。
3. DR をアクティブ化するソース / 宛先の Storage Center ペアを選択し、次へ をクリックします。次のウィザードページが表示さ
れます。
4. 計画した DR のアクティブ化を許可するかどうかを選択します。
a) (オプション、レプリケーションのみ)レプリケーションが正常に機能しているときに、DR のアクティブ化を許可するには、
計画した災害復旧のアクティブ化を許可する チェックボックスにチェックを付けます。
b) 次へ をクリックします。次のウィザードページが表示されます。
5. 使用可能な復元ポイント ペインで、アクティブにする復元ポイントを選択し、次へ をクリックします。次のウィザードページ
が表示されます。
6. 各復元ポイントに対する DR の設定を行います。
a) 変更する復元ポイントを選択し、設定の編集 をクリックします。災害復旧のアクティブ化 ダイアログボックスが表示され
ます。
復元ポイントが同期レプリケーションに対応している場合、ダイアログボックスにレプリケーションの状態について追加情
報が表示されます。
• Sync データステータス フィールドには、復元ポイントが検証された時点のレプリケーションの同期化ステータスが表示
されます。
• 現在、宛先ボリュームがソースボリュームと同期されているかどうかについての推奨事項が、Sync データステータス フ
ィールドの下に緑色または黄色の文字で表示されます。
メモ: 現行の高整合性モードの同期レプリケーションでは、アクティブなスナップショットの使用 チェックボックスが
自動的に選択されます。
図 64. 災害復旧のアクティブ化 ダイアログボックス
b) (Live Volume、Storage Center 6.5 以降のみ)Live Volume の保持 チェックボックスにチェックを付けて、Live Volume を削
除せずに IO リクエストをセカンダリボリュームに送信します。Live Volume がレプリケーションを管理している場合、管理
されたレプリケーションを後の復元プロセスで保持するため、Live Volume の保持 を選択する必要があります。
• Live Volume の保持 を選択している場合、Storage Center は、セカンダリボリュームをプライマリに昇格することによっ
て IO リクエストをセカンダリボリュームに送信します。Live Volume は削除されず、元のプライマリ Storage Center がオ
ンラインに戻ったときに修復される可能性があります。ボリューム ID が維持されるため、ボリュームにマップされたサ
ーバに対して管理者が介入する必要はありません。レプリケーションが Live Volume によって管理されている場合、レプ
530 Storage Center DR の準備とアクティブ化