Administrator Guide
• すべてのオブジェクト チェックボックスにチェックを付けなかった場合は、オブジェクトの追加 ダイアログボックスが表
示されます。
11. しきい値の定義で監視する各 Storage Center のチェックボックスにチェックを付けて、完了 をクリックします。しきい値の定
義の作成 ダイアログボックスが閉じます。
推奨に基づくボリュームの移動
ボリュームレイテンシを監視するしきい値の定義によって、ボリューム移動の推奨がトリガされた場合は、Live Volume または Live
Migration を作成すると、そのボリュームが自動的に移動します。Storage Center フロントエンド IO、Storage Center コントローラ
の CPU 使用状況、または Storage Center でのストレージの使用率を監視するしきい値の定義によって推奨がトリガされた場合は、
手動でボリュームを移動させます。
手順
1. しきい値アラート ビューをクリックします。
2. アラート タブをクリックします。
3. 現在のしきい値アラート ペインで、ボリューム移動の推奨が含まれているしきい値アラートを検索します。推奨が含まれている
アラートは、推奨 列に はい が表示されます。
4. しきい値アラートを右クリックし、Storage Center の推奨 をクリックします。Storage Center の推奨 が開きます。
• ボリュームレイテンシを監視するしきい値の定義によって推奨がトリガされると、ダイアログボックスに Storage Center の
推奨が表示され、ユーザーは Live Volume または Live Migration を作成することでボリュームを移動できます。Storage
Manager がボリュームレイテンシの増加の原因と思われる理由を特定すると、その理由が 推奨理由 フィールドに表示されま
す。
• Storage Center フロントエンド IO、Storage Center コントローラ の CPU の使用状況、または Storage Center でのストレージ
の使用率を監視するしきい値の定義によって推奨がトリガされた場合は、推奨される Storage Center がダイアログボックス
に表示されます。ただし、移動する特定のボリュームは示されません。
推奨に基づいてアクションを実行するには、現在の Storage Center フィールドと 推奨される Storage Center フィールドに
表示された Storage Center 名を記録します。
Live Volume を自動的に作成して、推奨事項に基づいてボリュームを移動
する
Storage Center の推奨 ダイアログボックスを使用して、推奨に基づいてボリュームを自動的に移動します。
このタスクについて
メモ: Live Volume を作成するオプションは、バージョン 7.0 以前を実行する Storage Center に対してのみ表示されます。
手順
1. Storage Center の推奨 ダイアログボックスで、Live Volume に変換して推奨される Storage Center に移動する をクリックし
ます。Live Volume への変換 ダイアログボックスが開きます。
2. ボリュームに現在マップされているサーバーに、宛先ボリュームをマップします。
a) サーバ の横にある 変更 をクリックします。サーバの選択 ダイアログボックスが開きます。
b) 元のボリュームに現在マップされているサーバーを選択し、OK をクリックします。
3. 他の Live Volume オプションを必要に応じて設定します。これらのオプションの詳細については、オンラインヘルプを参照して
ください。
4. 作業が完了したら 完了 をクリックします。Live Volume が作成され、しきい値アラート ビューの アラート タブに戻ります。
5. Live Volume の同期後に役割をスワップし、推奨される Storage Center を Live Volume のプライマリにします。
a) レプリケーションと Live Volume ビューをクリックし、Live Volumes タブをクリックします。
b) Live Volume が同期されるまで待ってから Live Volume を選択し、Live Volume のプライマリ Storage Center の交換 をクリ
ックします。確認のダイアログボックスが開きます。
c) OK をクリックして交換を確定します。
6. 推奨される Storage Center をボリュームの永久ホストにしたい場合は、Live Volume を削除し、セカンダリボリュームのリサイ
クル チェックボックスをオンにしてセカンダリボリューム(元のボリューム)をリサイクルします。
a) Live Volume を選択し、削除 をクリックします。オブジェクトの削除 ダイアログボックスが開きます。
b) レプリケーションへの変換 チェックボックスをクリアします。
564 しきい値アラート