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SupportAssist の管理
SupportAssist は、監視およびトラブルシューティングの目的でテクニカルサポートにデータを送信します。SupportAssist が診断データを自動的に送信
するように設定することも、必要に応じて SupportAssist を使用して診断データを手動で送信することもできます。SupportAssist 設定は、すべての管
理対象 Storage Center に対して、または Storage Center ごとに個別に設定することができます。
SupportAssist で送信可能なデータタイプ
Unisphere で、レポート、Storage Center データ、FluidFS クラスタデータを、テクニカルサポートに送信できます。
次の表は、SupportAssist で送信できるデータのタイプをまとめた表です。
SupportAssist データタイプ 説明 SupportAssist メソッド
I/O 使用状況レポート 1 つまたは複数の Storage Center の読み取りお
よび書き込み I/O パフォーマンスの概要を示しま
す。
自動または手動
ストレージ使用率レポート 1 つまたは複数の Storage Center のストレージ
使用状況と増加率の概要を示します。
自動または手動
レプリケーションレポート レプリケーションのステータスの概要を示します。 自動または手動
Storage Center の設定 すべての Storage Center 設定情報を送信しま
す。
手動
Storage Center ログ Storage Center ログを送信します。 手動
FluidFS クラスタの概要 すべての FluidFS クラスタ設定情報の概要を示
します。
自動
FluidFS クラスタのイベント FluidFS クラスタのイベントを送信します。 自動
FluidFS クラスタの診断 FluidFS クラスタの設定、サービス、およびログの
概要情報を含む、完全なシステム診断を送信
します。
重大なイベントでは自動的にトリガされます。シ
ステム管理者が FluidFS クラスタの診断を実行
する場合は、手動でトリガします。
Data Collector SupportAssist 設定
Data Collector SupportAssist 設定を変更します。
1 ドロップダウンリストから Storage Center を選択している場合は、左側のナビゲーションペインで ホーム をクリックします。
2 Data Collector をクリックします。
Data Collector ビューが表示されます。
3 監視 タブをクリックし、次に SupportAssist サブタブをクリックします。
4 編集 をクリックします。SupportAssist ダイアログボックスが開きます。
a 送信間隔 ドロップダウンメニューで使用状況データを送信する頻度を選択します。
b グローバルレポート SupportAssist 設定 領域から送信する使用状況レポートを選択します。
メモ: ストレージ使用状況 レポートでは、送信間隔 の設定は無視されます。代わりに、ストレージ使用状況 レポートがテクニカルサ
ポート
に毎日送信されます。
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