SUSE Linux Enterprise Server 12 を実行する Dell EMC PowerEdge システム リリースノート
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。Dell、EMC、およびその他の商標は Dell Inc.またはその子会社の商標です。その他の商標は、それぞ れの所有者の商標である可能性があります。 2018 - 04 Rev.
目次 1 概要............................................................................................................................................................... 5 システム構成の要件............................................................................................................................................................ 5 メモリ............................................................................................................................................................................
SUSE Linux Enterprise Server 12 Service Pack 3 tcsd サービスを Xen r カーネルで開始できない............................. 13 3 困ったときは................................................................................................................................................... 15 Contacting Dell EMC........................................................................................................................................................15 Linux 用関連マニュアル.........................................................
1 概要 SUSE Linux Enterprise Server 12 は 64 ビットの Intel アーキテクチャで利用可能です。 トピック: • システム構成の要件 • メモリ システム構成の要件 このバージョンの SUSE Linux Enterprise Server のシステム構成要件の詳細については、suse.com/documentation のマニュアルを参照してくださ い。 メモリ 次の表は、SUSE Linux Enterprise Server 12 の x 86_64 アーキテクチャに対するシステムメモリ要件を一覧表示しています。 表 1.
2 問題と解決策 Web 負荷がかかると SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3 が応答しない 説明: AMD EPYC プロセッサ搭載の Dell EMC 第 14 世代 PowerEdge サーバで、Web 負荷がかかると SLES12 SP3 が応答しま せん。OS ログに、多数の page_faults および cpu-recovery 障害によるカーネルクラッシュが表示されます。 対象: R7425、R7415、R6415 上の SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3 解決方法: 4.4.103-6.33.1.x86_64.
原因: 実際に使用可能な数を超えるコマンドキューが要求されているため、Qlogic FastLinQ カード上の FCoE オフロードを担当す る qedf ドライバが fcoe 機能を開始できません。 解決方法: 最初に kISO(カーネル ISO)イメージから起動してインストールを開始し、プロンプトが表示されたら、SUSE Linux Enterprise Server 12 Service Pack 3 の DVD を挿入して、インストールを続行します。 kISO イメージは、https://drivers.suse.com/suse/installer-update/sle-12-sp3-x86_64/3.0/install-readme.
起動中に sfc ドライバがデバッグメッセージを報告する 説明: SUSE Linux Enterprise Server 12 Service Pack 2(SLES 12 SP2)の sfc ドライバが、SFN8522 カードでの起動中に少 数のデバッグメッセージを報告します。 原因: これらのメッセージは、機能が存在しないことを報告するもので、エラーではありません。SFN8522 カードには、ファームウェアで の PIO バッファサポートや PTP サポートは含まれません。次のメッセージが表示されます。 sfc (unnamed net_device) (raw=2) arg=0 sfc (unnamed net_device) sfc (unnamed net_device) (raw=1) arg=0 sfc (unnamed net_device) 対策: (uninitialized): MC command 0x4a inlen 8 failed rc=-2 (uninitialized): no PTP support (uninitialized): MC command 0x8
ConnectX-4 カードの SRIOV VF を無効にするとエラーメッ セージが表示される 説明: ConnectX-4LX カードで SRIOV を設定した後、仮想機能(VF)を削除すると dmesg にエラーが表示されます。 原因: 機能上の問題はありませんが、ConnectX-4 カードの SRIOV VF を無効にしたことでエラーメッセージが /var/log/messages に表示されます。 対策: アップストリームのコミット(net/mlx5:PCI エラーハンドラで発生するティアダウンエラーの修正)でこの問題を修正します。 SUSE Linux Enterprise Server 12 Service Pack 2(SLES 12 SP2)にパッチが統合されており、ブランチのアップデートに対 応しています。 ハイパースレッディングが有効のときに、システムモニターが 少ないプロセッサコア数を表示する 説明: SUSE Linux Enterprise Server 12 Service Pack 2(SLES 12 SP2)を起動した後、/cat/proc/cpuinfo に表
SUSE Linux Enterprise Server 12 のネットワークデバイス が、DHCP バージョン 4 のみに設定されているときに、IPv6 アドレスを取得する 説明: SUSE Linux Enterprise Server 12 のネットワークインタフェースが、DHCP version 4 only に設定されているにも関わ らず IP v 6 アドレスを取得します。 原因: デフォルトで、インタフェースは DHCPv4 および DHCPv6 に設定されています。 対策: IPv6 モジュールを取り外し、ネットワークサービスを再起動します。 静的 IPv 6 アドレスがイニシエータに割り当てられていると、 iSCSI からの起動ができない 説明: イニシエータへの静的 IPv 6 アドレスが割り当てられている場合、インストールの成功後 SUSE Linux Enterprise Server 12 は IPv 6 アドレス経由で iSCSI から起動しません。 原因: 該当なし 対策: イニシエータに対して Dynamic Host Configuration Prot
システム再起動時に NPAR-EP が有効になっている Emulex カードのいくつかのポートを公開できない 説明: Emulex OneConnect OCm14104-N1-D および Emulex OneConnect OCe14102-N1-D カードには NPAR-EP が有効にな っている場合、合計 32 個のインタフェースがあり、システムを再起動するとカードのいくつかのポートがオペレーティングシステム に公開されません。 原因: OS が再起動後にインタフェースとリンクアップするまでに 30 秒しかないためです。 対策: /etc/wicked/common.
On the YaST2 LAN window, the bonding interface name changes when switching from one tab to other Description: On the YaST2 LAN window, the bonding interface name changes from bond0 to eth0 when switches from the Address tab to the Hardware tab or the Bond Slaves tab. Cause: This is related to the YaST2 LAN configuration tool. Workaround: You can continue configuring bond setup without switching to other tab or edit eth0 to bond0.
NPAR-EP 有効時の、Emulex OneConnect OCe14102UX-D カードのポートに対する無効な命名規則 説明: Emulex OneConnect OCe14102-UX-D カード搭載の SUSE Linux Enterprise Server 12 の biosdevname による命名規 則がすべてのネットワークデバイスに対して正確でない場合があります。そのため Emulex の 4 つのポートすべてののパーティショ ン 3 と 4 は予想通り命名されていません。 原因: Biosdevname は 7 つを超えるの PCI 機能を操作できません。 対策: カーネル起動パラメータ「biosdevname=0」を追加すると、ethN 命名に戻ります。 QLogic FastLinQ カードを搭載した SUSE Linux Enterprise Server 12 Service Pack 3 でカーネルパニック が発生する 説明: NPAR-EP が有効になっている iSCSI 設定の QLogic FastLinQ カードを搭載したサーバで、オペレーティングシステム(
メモ: 13G 以前の世代のサーバの場合、BIOS の問題はまだ解決されていません。回避策として、次のいずれかの操 作を実行します。 • カーネル起動パラメータ「memmap=0x5000\$0xfed40000」を使用して起動します。 • 次のコマンドを実行して grub(/etc/default/grub)を編集します。grub の編集後、grub2mkconfig -o / boot/grub2/grub.cfg コマンドを実行して、grub.cfg を再作成します。 GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=" memmap=0x5000\\\$0xfed40000 " GRUB_CMDLINE_LINUX_XEN_REPLACE_DEFAULT=" memmap=0x5000\\\$0xfed40000 " 14 問題と解決策
3 困ったときは トピック: • Contacting Dell EMC • Linux 用関連マニュアル • Documentation resources • ドライバとファームウェアのダウンロード • マニュアルのフィードバック Contacting Dell EMC Dell EMC provides several online and telephone based support and service options. If you do not have an active internet connection, you can find contact information about your purchase invoice, packing slip, bill, or Dell EMC product catalog. Availability varies by country and product, and some services may not be available in your area.
メモ: サポートされるオペレーティングシステムとの Dell EMC PowerEdge サーバの互換性に関する詳細については、Dell.com/ossupport を 参照してください。 メモ: Dell EMC TechCenter でサポートされるオペレーティングシステムと Dell EMC PowerEdge サーバの互換性に関する詳細については、 「Linux OS Support on Dell EMC PowerEdge Servers」(Dell EMC PoweEdge サーバでの Linus OS のサポート)を参照してください。 Documentation resources This section provides information about the documentation resources for your server. 表 2.
Task Document Location OpenManage, see the Dell EMC OpenManage Server Administrator User’s Guide. For information about installing, Dell.com/openmanagemanuals using, and troubleshooting Dell EMC OpenManage Essentials, see the Dell EMC OpenManage Essentials User’s Guide. For information about installing and using Dell SupportAssist, see the Dell EMC SupportAssist Enterprise User's Guide. Dell.
Task Document Location update and Set Chassis Type procedure section in this document. Troubleshooting your system For information about identifying Dell.com/poweredgemanuals and troubleshooting the PowerEdge server issues, see the Server Troubleshooting Guide. ドライバとファームウェアのダウンロード デルでは、お使いのシステムには最新の BIOS、ドライバ、およびシステム管理ファームウェアをダウンロードしてインストールすることを推奨しています。 ドライバとファームウェアをダウンロードする前に、ウェブブラウザのキャッシュをクリアするようにしてください。 1 Dell.