Symantec Backup Exec 2010 クイックインストールガイド 20047221
Backup Exec のインストール この文書では以下の項目について説明しています。 ■ システムの必要条件 ■ インストール前の処理 ■ Backup Exec サービスアカウントについて ■ ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール ■ ローカルメディアサーバーへの Backup Exec 追加オプションのインストール ■ 以前のバージョンの Backup Exec のアップグレードについて ■ インストール後のタスク システムの必要条件 このバージョンの Backup Exec の実行に必要なシステムの必要条件を次に示します。
第 1 章 Backup Exec のインストール システムの必要条件 表 1-1 システムの必要条件 項目 必要条件 オペレーティングシ ステム 互換性があるオペレーティングシステム、プラットフォーム、アプリケーション のリストは、次の URL で参照できます。 http://entsupport.symantec.
第 1 章 Backup Exec のインストール インストール前の処理 項目 必要条件 その他のハードウェ 推奨されるハードウェアは次のとおりです。 ア ■ ネットワークインターフェースカードまたは仮想ネットワークアダプタカー ド ■ CD/DVD ドライブ ストレージ用ハード ウェア ■ マウス (推奨) ■ Windows 対応モデム (ぺージャ通知用オプション) ■ Windows 対応プリンタ (プリンタ通知用オプション) ストレージメディアのドライブ、ロボットライブラリ、リムーバブルストレージデバ イスと取外し不可能なハードディスクドライブを使うことができます。 互換性があるデバイスのリストは、次の URL で参照できます。 http://entsupport.symantec.
第 1 章 Backup Exec のインストール Backup Exec サービスアカウントについて ■ Backup Exec をインストールするコンピュータのコンピュータ名を確認します。標準の ANSI 文字のみが使用されている必要があります。標準でない文字が使用されてい る名前のコンピュータに Backup Exec をインストールすると、エラーが発生する可能 性があります。 ■ 他のすべてのプログラムを終了します。 Backup Exec サービスアカウントについて メディアサーバー上のすべての Backup Exec サービスは、Backup Exec システムサー ビス用として構成されているユーザーアカウントのコンテキスト内で実行されます。このア カウントは Backup Exec のインストール時に作成することができます。また、既存のユー ザーアカウントを使用することもできます。インストール時に Backup Exec のサービスア カウントを作成するには、使用する Backup Exec サービスの管理者アカウントの名前お よびパスワードを入力します。 メモ: Backup
第 1 章 Backup Exec のインストール ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール Windows Server 2003/2008、Windows XP コンピュータでは、空のパスワードのアカ ウントが許可されるように Windows が設定されていない限り、空のパスワードのアカウン トを使用して Backup Exec をインストールすることはできません。空のパスワードを指定 した場合は、インストール中に次のエラーメッセージが表示されます。 <サーバー>¥<ユーザー名> に与えられたユーザーおよびパスワード情報では認証でき ませんでした。 ただし、コンピュータに空のパスワードを許可するよう設定することができます。詳しくは Windows のマニュアルを参照してください。 ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール Backup Exec インストールメディアに格納されているインストールプログラムを使用する と、画面に表示される案内に従ってインストール作業を行うことができます。 インストールプログラムを使って以前のバージョンの Backup Exe
第 1 章 Backup Exec のインストール ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール ローカルコンピュータに Backup Exec をインストールする方法 1 インストールメディアのブラウザで、[インストール]をクリックし、[Backup Exec のイン ストールを開始する]をクリックします。 Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 がこのコンピュータにまだインストールされて いなければ、Backup Exec はそれをインストールします。Microsoft .
第 1 章 Backup Exec のインストール ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール ライセンスキーを手動で入力する 次に示す順序で操作を実行します。 [ライセンスキー]フィールドに Backup Exec ライセ ンスキーを入力します。 ■ [Add]をクリックします。 ■ ■ インストールするオプションまたはエージェントごと に、各ライセンスキーについてこの手順を繰り返し ます。 ライセンスキーをファイルからインポー 次に示す順序で操作を実行します。 トする ■ [ファイルからのインポート]をクリックします。 ■ 評価版をインストールする besernum.xml ファイルを選択します。 次に示す順序で操作を実行します。 ■ [ライセンスキー]フィールドを空白にします。 ■ 手順 10 に進みます。 10 [次へ]をクリックします。 入力したライセンスキーが、%allusersprofile%¥Application Data¥Symantec¥Backup Exec ディレクトリの besernum.
第 1 章 Backup Exec のインストール ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール 15 Backup Exec システムサービスに使用する管理者アカウントのユーザー名、パスワー ドおよびドメインを入力し、[次へ]をクリックします。 p.
第 1 章 Backup Exec のインストール ローカルメディアサーバーへの Backup Exec 追加オプションのインストール ■ [参照]をクリックします。 ■ SQL Express SP3 セットアップファイルをダウンロードした場所を検索します。 ■ [OK]をクリックします。 ■ [次へ]をクリックします。 19 追加の情報を求められた場合、Symantec デバイスドライバインストーラを使用して、 サーバーに接続されているテープストレージデバイスにデバイスドライバをインストー ルするように選択し、[次へ]をクリックします。 [すべてのデバイスに Symantec テープデバイスドライバを使用する (推奨)]を選択 することをお勧めします。 20 ダイアログボックスが表示されたら、インストールする追加オプションの設定を入力す るか選択します。それぞれのダイアログボックスで必要な情報を入力し、[次へ]をク リックしてください。 21 Backup Exec のインストールの概略を確認し、[インストール]をクリックします。 インストール処理の完了には数分かかります。インストー
第 1 章 Backup Exec のインストール ローカルメディアサーバーへの Backup Exec 追加オプションのインストール Backup Exec の評価版または非売品をインストールしている場合は、オプションをインス トールするためにシリアルキーを追加する必要はありません。Backup Exec のライセンス を取得している場合、指定された期間中はほとんどのオプションとエージェントの評価版 を使用できます。 メモ: Central Admin Server Option がインストールされ、管理対象メディアサーバーに 追加オプションをインストールしたい場合には管理対象メディアサーバーを一時停止で きます。管理対象メディアサーバーが一時停止された場合、集中管理サーバーはジョブ を委任しません。インストールの完了後、管理対象メディアサーバーの停止を解除し、再 開します。 ローカルメディアサーバーに Backup Exec 追加オプションをインストールする方法 1 ツールメニューの[このメディアサーバーにオプションとライセンスキーをインストー ル]をクリックします。 2 [ようこそ]の
第 1 章 Backup Exec のインストール 以前のバージョンの Backup Exec のアップグレードについて 8 Backup Exec のインストールの概略を確認し、[インストール]をクリックします。 追加オプションのインストール中、Backup Exec サービスは停止します。ジョブが実 行している場合は、ジョブを停止するか、ジョブの完了を待機するかの選択を要求さ れます。 インストールの完了後、サービスが再起動されます。 9 [完了]をクリックします。 以前のバージョンの Backup Exec のアップグレードにつ いて Backup Exec のバージョン 11d 以降から現在のバージョンにアップグレードするために Backup Exec のインストールメディアを使うことができます。別のアップグレードユーティリ ティは必要ありません。現在のバージョンの Backup Exec をインストールすると、以前の バージョンと置き換えられます。同一のコンピュータに、異なるバージョンをインストール することはできません。削除しない場合、Backup Exec の以前のバージョンからのほと
第 1 章 Backup Exec のインストール インストール後のタスク アップグレードされません。Remote Agent for Windows Systems と AOFO (Advanced Open File Option) はプッシュインストールされます。 インストール後のタスク 最良の結果を得るために、Backup Exec を起動する前にチェックしておく必要のある項 目を次に示します。 ■ ストレージデバイスの接続および設定が正しいことを確認します。 ■ バックアップ先がテープデバイスかディスクデバイスかを決定します。Backup Exec 環境の準備時に、両方のデバイスを設定できます。 次の点に注意してください。 ■ テープデバイスにバックアップする場合は、そのデバイスがサポートされているか どうかを確認します。Backup Exec 環境の設定時に、使用するデバイスに対応し たドライバをインストールすることができます。 ■ [ディスクへのバックアップフォルダ]機能を使用してディスクデバイスにバックアッ プする場合は、バックアップフォルダの作成場所を決定しておきます