Dell Systems Build and Update Utility バージョン 2.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2014 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産法 で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本書 で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2014 - 03 Rev.
目次 1 Dell OpenManage Systems Build and Update Utility............................................................5 本ガイドに含まれる情報......................................................................................................................................5 本リリースの新機能..............................................................................................................................................5 作業を開始する前に........................................................................................
Dell OpenManage Systems Build and Update Utility 1 Dell OpenManage Systems Build and Update Utility(SBUU)は、お使いの Dell システムの導入およびアップデー トのための、グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)ベースのユーティリティです。これは dell.
– Mellanox ConnectX-3 デュアルポート 40 GbE QSFP+ ネットワークアダプタ – Emulex OCe14102-UX-D デュアルポート 10 Gb SFP+ CNA – Emulex OCm14102-U3-D デュアルポート 10 Gb KR ブレードメザニン – Emulex OCm14102-U2-D デュアルポート 10 Gb KR ブレード NDC – Emulex OCm14104-UX-D クアッドポート 10 Gb DA/SFP+ ラック NDC • Dell PowerEdge M820VRTX、PowerEdge R220、および PowerEdge R920 のサポートを追加。 • Dell PERC 9 コントローラ(H730P アダプタ)のサポートを次の機能と共に追加。 • – 不均等スパンでの RAID 10 仮想ディスク。 – アドバンスド 4K セクタハードディスクドライブ。 – データ整合性のための T10 Protection Information(PI)。 次のオペレーティングシステムに対するサ
メモ: PowerEdge SC システムには該当しません。 • RAID、BIOS、BMC、および DRAC に関する基礎知識。 Lifecycle Controller GUI 移行 1. 『Dell Systems Management Tools and Documentation』メディアをメディアドライブに挿入します。 2.
3. 続行 をクリックします。 比較レポートが 比較レポート 画面に表示されます。 メディアがない場合は、次のエラーメッセージが表示されます。 Unable to recognize the media. It may be blank, damaged, or the format is not supported. 4. OK をクリックし、メディアを挿入します。 5. 続行 をクリックします。 6. メモ: 要件によっては、コンポーネントを選択的にアップグレードできますが、選択的にダウング レードすることはできません。 アップグレードするコンポーネントを選択し、Systems Build and Update Utility ホーム をクリックします。 7. メモ: SBUU では、リポジトリおよび 比較レポート 画面で選択した内容に関する情報が保存されま す。これらのアップデートは、実際の導入中に適用されます。 現在のシステムをアップデートするには、設定の適用 / エクスポート をクリックします。 適用 / エクスポートオプションの設定 画面が表示されます。 8.
複数システムで使用するための、現在のシステムでのシステムハードウェアの設 定 1. Systems Build and Update Utility ホーム 画面で、左ペインにある システムの選択 の 変更 をクリックしま す。 システムの選択 画面が表示されます。 2. ハードウェア設定を導入するシステムを選択します。 メモ: 複数のシステムにハードウェア設定を導入するために起動可能 ISO イメージを生成するに は、システムの選択 画面で必要なシステムをすべて選択します。 3. 設定の保存 をクリックします。 4. システムの選択 で選択したシステムがリストされた Systems Build and Update Utility ホーム 画面が表示さ れます。 左ペインの ハードウェア設定 をクリックします。 設定状態の概要 画面が表示されます。 5. コンポーネント 画面で、各コンポーネントのボタンをクリックしてコンポーネントを設定します。 • RAID • BMC/DRAC/iDRAC 6.
メモ: 次の手順では、Red Hat Enterprise Linux バージョン 6.5(64 ビット)オペレーティングシステムを例 として使用しています。 1. Dell Systems Build and Update Utility ホーム 画面で、左ペインにある サーバー OS のインストール をクリッ クします。 日時の設定 画面が表示されます。 メモ: ESXi フラッシュ、または ESXi HDD をインストールするには、SD カードまたは USB ドライブ を挿入します。 メモ: Dell PowerEdge 第 12 世代システムでは、インストール用に ESXi フラッシュバージョンを選択 すると、SBUU が DTK syscfg を介して内蔵 SD カードおよび内蔵 USB を有効化します。これらの トークンを適用するため、システムが Lifecycle Controller を起動します。 2. 必要な変更を行い、続行 をクリックします。 インストールするオペレーティングシステムの選択 画面が表示されます。 3. Red Hat Enterprise Linux 6.
12. プロンプトが表示されたら、オペレーティングシステムメディアを挿入します。 SBUU によってオペレーティングシステムファイルがお使いのシステムにコピーされ、オペレーティング システムのインストーラが起動されます。お使いのシステムは、複数回再起動することがあります。 オペレーティングシステムがインストールされ、Server Administrator をインストールすることができるよ うになりました。Server Administrator をインストールするためのファイルはシステムに保存され、Server Administrator のインストールアイコンがデスクトップに保存されます。 メモ: ファイバチャネル(FC)カードが対応コントローラに存在していても、SBUU がエラーを表示 する場合があります。エラーを防止するため、これらのデバイスのドライバを『Dell Systems Management Tools and Documentation』DVD の Dell Systems Service and Diagnostics Tools から、または dell.
15. ドライバソースを選択し、 を押します。ドライバソースは、次のオプションから選択します。 • ローカルメディア • HTTP または FTP • NFS XenServer - バージョン <バージョン番号> へようこそ 画面が表示されます。 16. CD を挿入し、ドライバがロードされたら OK をクリックします。 17. エンドユーザーライセンス契約 画面で、EULA に同意する をクリックします。 18. 仮想マシンのストレージ 画面でストレージディスクを選択し、OK をクリックします。 19. インストールソースの選択 画面で、ローカルメディア オプションを選択します。 20. パスワードを設定して、OK をクリックします。 21. ネットワークインタフェースカード(NIC)を選択し、OK をクリックします。 22. DHCP または静的 IP を選択します。 23. 必要に応じて、ホスト名および DMS を設定します。 24. タイムゾーンを選択します。 25. システム時刻を選択し、XenServer のインストール をクリックします。 26.
12. 適用 / エクスポートオプションの設定 画面で、適用 / エクスポート をクリックしてオペレーティングシ ステムのインストールを続行します。 SBUU 2.2 以降では、WinPE 用 Dell Windows OS インストールサポートパックを挿入する必要がありませ ん。これは『Systems Management Tools and Documentation』DVD にバンドルされています。 メモ: 仮想メディア使用して WinPE をマウントするには、マウントされている既存オペレーティン グシステムをすべてアンマウントしてください。システムは、どのような場合においても 1 つの仮 想メディアマウントしか許可しません。 WinPE ファイルがコピーされます。システムはハードディスクから起動し、Windows オペレーティング メディアの提供を求めるプロンプトが表示されます。 13. ファイルがコピーされ、インストールが続行されるように、オペレーティングシステムメディアを挿入 します。 14.
デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複数提供しています。サポート やサービスの提供状況は国や製品ごとに異なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもござい ます。デルのセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせい ただけます。 1. dell.com/support にアクセスします 2. サポートカテゴリを選択します。 3. ページの上部にある 国 / 地域の選択 ドロップダウンメニューで、お住まいの国または地域を確認しま す。 必要なサービスまたはサポートのリンクを選択します。 4.
SBUU の起動 2 Dell Systems Build and Update Utility(SBUU)はローカルシステムまたはリモートシステムで起動できます。 ローカルシステムでの SBUU の起動 ローカルでの SBUU の起動には、『Dell Systems Management Tools and Documentation』メディア、SBUU ISO イ メージ、または起動可能 USB メディアを使用できます。 1. お使いのシステムの光学ドライブ /USB ドライブに、該当するメディアを挿入します。 2. システムを再起動します。 起動メニュー画面が表示されます。 起動可能 USB メディアの作成については、「起動可能 USB の作成」を参照してください。 リモートシステムでの SBUU の起動 リモートシステムで SBUU を起動するには、次の手順を実行します。 1. 該当する Dell Remote Access Controller(DRAC)バージョンで、メディア をクリックします。 仮想メディア 画面が表示されます。 詳細については、dell.
異なるシナリオでの SBUU の使用 3 本項では、Dell Systems Build and Update Utility(SBUU)を使用できるシナリオをいくつか説明します。 現在使用しているベアメタル Dell システムの導入 このシナリオでは、現在使用しているシステムをアップデートし、導入する方法を説明します。 1. 必要に応じて、システムファームウェアをアップデートします。 「ファームウェアアップデートモジュール」を参照してください。 2.
3. Systems Build and Update Utility ホーム の サーバー OS のインストール で 設定 をクリックするか、または 左ペインで サーバー OS のインストール をクリックします。 「サーバーオペレーティングシステムのインストールモジュール」を参照してください。 4. 表示、編集、または リセット をそれぞれクリックすることにより、モジュールの設定を表示、編集、ま たはリセットすることができます。 Systems Build and Update Utility ホーム で、設定の適用 / エクスポート をクリックします。 適用 / エクスポートオプションの設定 画面が表示されます。 5.
1. Systems Build and Update Utility ホーム 画面で、左ペインにある システムの選択 の 変更 をクリックしま す。 システムの選択 画面が表示されます。 メモ: オプションの選択 画面で、自動導入起動可能イメージの作成 を有効化するために システムの 選択 をクリックするようにしてください。 2. リストから PowerEdge R720 を選択し、右矢印をクリックします。 3. 設定の保存 をクリックし、Systems Build and Update Utility ホーム 画面に戻ります。 4. Systems Build and Update Utility モジュールを設定します。 メモ: 「現在使用しているベアメタル Dell システムの導入」の手順 1~4 に従ってください。 5.
メモ: シリアル接続 SCSI(SAS)5 と SAS 6 コントローラには、少なくとも 2 台のディスクが必要で す。 メモ: SAS 5i/R、SAS 6i/R、H200、およびソフトウェア RAID コントローラは、RAID 0 および RAID 1 を 作成するために少なくとも 2 台の物理ディスクを必要とします。 • ディスクの台数とディスクサイズは同じ、またはそれよりも多くする必要があります。 • 使用可能なディスクは同じタイプである必要があります。 必要な手順を完了したら、「同じ構成のシステムを複数導入する」の手順に従います。 異なるモデルのシステムを複数導入する このシナリオでは、たとえば PowerEdge R720 システムを 25 台、PowerEdge R620 システムを 50 台、PowerEdge T620 システムを 25 台というように、異なるモデルのシステムを複数導入できます。 • 導入するすべてのシステムが システムの選択 画面で選択されていることを確認します。 • アップデートが必要なコンポーネントは、ファームウェアアップデート モジュールで選択済みであ
1. オペレーティングシステムを導入するには(例えば、Windows Server 2012(64 ビット))、起動可能の ISO イメージを作成します。 詳細については、「ISO イメージの作成」を参照してください。 2. Systems Build and Update Utility ホーム 画面で、サーバーオペレーティングシステムのインストール をク リックします。 インストール するオペレーティングシステムの選択 画面で、Windows Server 2012 x64 を選択します。 3. 4. 5. 6. 7. メモ: 別のセッションで、後でインポートするために設定をエクスポートすることができます。エ クスポートするには、Systems Build and Update Utility ホーム 画面で 保存した設定のインポート をク リックし、設定をエクスポートします。 Systems Build and Update Utility ホーム 画面で、サーバーオペレーティングシステムインストール をクリ ックして Red Hat Enterprise Linux 5.
設定ファイルの再利用 このシナリオでは、これより前のセッションで作成し、エクスポートした設定ファイルをインポートし、再 利用できます。この設定ファイルを使用し、構成がわずかに異なる ISO イメージを複数作成できます。この 設定は、現在のシステムまたは複数のシステムで使用できますが、異なる複数システムの導入ごとに個別の ISO イメージを作成する必要があります。現在のシステムでは、必要に応じてインポートした設定を多少変 更し、直接適用できます。 メモ: 設定ファイルをインポートすると、GUI フィールドが入力されます。必要に応じて、モジュール を編集できます。システムの選択 画面で変更を行った場合、3 つのモジュールに関する既存の設定がす べてリセットされます。 1. Systems Build and Update Utility ホーム 画面で、保存設定のインポート をクリックします。 設定のインポート 画面が表示されます。 2. 設定ファイルのインポート先を指定し、続行 をクリックします。 3.
起動可能 USB デバイスの作成 Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise オペレーティングシステムの Dell OpenManage メディアイ メージから起動可能な USB キーを作成することができます。 起動可能 USB を作成するには、次の手順を実行します。 1. USB キーをシステムに接続します。 メモ: システムに他の USB メディアがマウントされていないことを確認します。 メモ: USB キーの容量が、メディアイメージのサイズよりも大きいことを確認します。 2. システムに Dell OpenManage メディア を挿入します。 3. 接続されているすべての USB メディアデバイスを表示するには、次のコマンドを入力します。 /media/cdrom/server_assistant/driver_tool/src/make_bootable_usb.sh --scan 4.
4 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本章には、よくあるお問い合わせへの回答を含む Systems Build and Update Utility(SBUU) の様々なモジュー ルに関する重要な情報が記載されています。 Q: リポジトリには何が入っていますか? A: リポジトリには、アップデートされた Dell システム用の BIOS、ファームウェア、ドライバコンポーネン トが含まれています。 リポジトリは、『Dell Server Updates』メディアに収録されています。 Q: アップデートプロセス中に前提条件エラーが発生したらどうすればよいですか? A: このエラーを修正するには、dell.
A: 起動メニュー画面に移動して Linux コマンドラインインタフェース を選択します。SYSCFG ツールを使用 して、お使いのシステムで使用可能なオプションのリストを表示します。 Q: デバイスの起動順序を設定するとき、システムにないデバイスを選択するとどうなりますか? A: 設定ユーティリティは、起動順序に指定した順番で起動デバイスを選択します。ただし、システムに存 在しないデバイスを選択すると、ユーティリティはそのデバイスを無視して残りのデバイスを選択し、指定 された順序に基づいてデバイスをリストします。 Q: サイズを指定して仮想ディスクを作成するとどうなりますか? A: 最大可能サイズ オプションを使う代わりにサイズを指定して仮想ディスクを作成した場合、その後作成 する仮想ディスクは、選択したコントローラとアレイディスクにバインドされます。 この条件は、アレイデ ィスク上の使用可能なスペースがすべてなくなるまで有効です。 Q: 特定のアレイディスクを使って作成された仮想ディスクの 1 つを削除するとどうなりますか? A: そのアレイディスクで作成された仮想ディスクのすべてが削除のために選択されま
Q: Server Message Block(SMB)共有からオペレーティングシステムのイメージをコピー中にネットワーク 接続を切断したらどうなりますか? A: オペレーティングシステムイメージのコピー中にネットワーク接続を切断すると、ネットワークが切断 されていることを示すエラーメッセージが表示され、再起動 ボタンも有効になります。ただし、ネットワー クケーブルを再接続しても、オペレーティングシステムのインストールプロセスは再開されません。システ ムを再起動する必要があります。 Q: SOI を使ってコントローラに仮想ディスクが設定されているシステムで RAID コントローラを設定すると どうなりますか? A: コントローラに仮想ディスクが設定されているシステムで、SOI を使用して RAID コントローラを設定す ると、既存の仮想ディスクが削除されます。 Q: オペレーティングシステムと RAID コントローラのサポート情報はどこで入手できますか? A: オペレーティングシステムの中には、一部の RAID コントローラでサポートされないものもあります。詳 細に関しては、ルートフォルダにある readme