Users Guide
対応 OS
サポートされているシステムとオペレーティングシステムについては、『Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』またはデルサポートサイト support.dell.com にある
Dell システムソフトウェアサポートマトリックス を参照してください。『Dell Systems Software Support Matrix 』には、各種 Dell システム、これらのシステムがサポートするオペレーティングシス
テム、これらのシステムにインストールできる Dell OpenManage コンポーネントに関する情報 が記載されています。
OpenIPMI の要件
一部の DUP では、システムに最新の OpenIPMI Linux デバイスドライバをインストールする必要があります。インストール中に最新のドライバを入手するように指示が表示された場合は、デルのサ
ポートウェブサイト support.dell.com または、Linux オペレーティングシステムのサポートサイトから最新のドライバをダウンロードしてください。
DTK プレオペレーティングシステム環境での DUP の使用
Dell OpenManage Deployment Toolkit(DTK)には Dell システムの設定と導入に使用するユーティリティ、サンプルスクリプト、その他のツールが含まれています。DTK は 2 種類のバージョン
でリリースされています。Linux バージョンは Embedded Linux を使った ISO(PE)として、Windows
®
Preinstallation Environment(WindowsPE)バージョンはデル提供コンテンツのパ
ッケージ(標準 Windows PE イメージとの統合方法の説明付き)として配布されています。ISO イメージで作成した CD を起動すると、導入タスクの実行に必要なファイルが入っているサブディレクト
リが含まれたツールキットフォルダが作成されます。
ベアメタル(またはプレオペレーティングシステム)状態で DUP を実行するには、ブート可能な DTK 埋め込み Linux 環境が必要です。この環境ではさまざまな種類のメディアからブートできるので、
ローカルディスクは必要ありません。ユーザーは変更管理に Linux DUP を使用できます。
DTK 埋め込み Linux 環境のシステムをブートし、以下のオプションを使って、Linux ファイルシステム対応のネットワークドライブやUSB デバイス、または CD ドライブからパッケージを実行できま
す。
インタラクティブモード:
./packagename
非インタラクティブモード:
./packagename -q
または
./packagename -q -r
アップデートが正常に実行されると、0、2、または 6 を終了コードとして返します。
デル認定およびデル対応のパッケージ
DUP は Linux オペレーティングシステムの DUP として、以下のいずれかの方法でシステムに適用できます。
l 適用する DUP パッケージは、デル認定オペレーティングシステムに適合します。
l 適用する DUP は、ご使用の環境で実行しているカーネルとオペレーティングシステムで機能するように有効にできます。 詳細については、「デル対応パス」を参照してください。
作業を開始する前に
DUP は 「概要」 に記載された オペレーティングシステムを実行している Dell システムをサポートしています。 root(管理者)権限のアカウントでシステムにログオンする必要があります。
メモ: 今のところ、DUP は、DTK が搭載された Linux 環境にのみ対応できます。
メモ: デル提供の埋め込み Linux 環境と、カスタマイズされた埋め込み Linux 環境で DUP を実行する場合の依存性と情報、および必要なファイルやツールについては、デルのサポートウェ
ブサイト(support.dell.com)で『Dell OpenManage Deployment Toolkit ユーザーズガイド』を参照してください。最小必須カーネルバージョンは 2.6.9-42 です。