Users Guide
2
Dell Update Packages の使用
Dell では、システムにアップデートが必要かどうかを判断するために役立つさまざまな援助を提供していま
す。DUP は dell.com/support/manuals からダウンロードできます。詳細については、「DUP のダウンロード」を
参照してください。
メモ: 現在、DUP は全デバイスタイプ対応ではありません。今後の DUP リリースで対応デバイスが追加
される予定です。
パッケージ コンポーネントとシステム互換性のアップデー
ト
DUP を実行して、その概要情報を読むことができます。この情報は、このアップデートがシステムおよび特
定の環境に適切であるかどうかの判断に役立てるために提供されます。
Linux 環境における DUP の実行
コンソールから次の 2 つのモードで DUP を実行できます。
• インタラクティブモード
• 非インタラクティブモード
インタラクティブモード
インタラクティブモードではユーザーがコマンドを発行し、インタフェースがコマンド実行の続行に対する
許可を求めるプロンプトを表示します。パッケージをインタラクティブに実行する場合、まずパッケージの
リリースノートがスクロール可能なビューで表示されます。パッケージの実行を継続する前にリリースノー
トを読むことができます。
DUP はターゲットシステムに接続されているローカルコンソールから実行、またはリモートシェル(
ssh
な
ど)を使用して管理者のワークステーションから実行できます。パッケージをターゲットシステムに配信し
た後、管理者は作業ディレクトリから ./packagename.bin( packagename はパッケージのモデルとコンテンツ
固有の名前)と入力することによって、最も簡単な方法でパッケージを実行できます。この構文は .bin ファ
イルに適切な許可が設定され、 root 権限を持つユーザーアカウントがアップデートを実行することを前提と
しています。実行開始後、DUP は進行状況とステータスをコンソール(stdout) に返し、アクティビティを /
var/log/messages にログします。
非インタラクティブモード
非インタラクティブモードは複数のシステムに DUP を適用するスクリプトを実行する場合に必要になりま
す。複数のシステムに DUP を適用する場合、ユーザーはスクリプトの実行中に Yes または No を入力するこ
とはできません。スクリプトは ‑q オプションで非インタラクティブモードを指定します。、スクリプト作成
者は大抵、強制のための ‑f、および実行するアップデートタイプが再起動を必要とする場合には再起動のた
めの ‑r をスクリプトに追加します。
13