Users Guide
1. Windows エクスプローラからファイル名をダブルクリックして DUP を実行します。
2. DUP のウィンドウに表示されるアップデート情報を読みます。
3. DUP インベントリレポートで、コンポーネントのパッケージバージョンとインストール済みバージョン
をチェックします。
4. Install(インストール)をクリックして DUP をインストールします。
5.
必要に応じてシステムを再起動します。
コマンドラインインタフェース(CLI)から DUP を実行するには、「コマンドラインインタフェースリファレ
ンス」を参照してください。
Windows におけるデジタル署名の検証
アップデートパッケージのデジタル署名を検証するには、次の手順を行ってください。
1. Windows エクスプローラを起動して、デジタル署名を検証するアップデートパッケージを見つけます。
2.
そのファイル名を右クリックします。
3. ポップアップメニューの プロパティ をクリックします。
4. プロパティ ウィンドウで デジタル署名 タブをクリックします。このタブが表示されない場合、アップ
デートパッケージは署名されていません。
メモ: このタブが表示されない場合、アップデートパッケージは署名されていません。
5. 署名リストから署名を選択して 詳細 をクリックします。
メモ: 詳細 をクリックするまで署名は検証されません。
メモ: デジタル署名の詳細 ウィンドウが表示されます。
6. デジタル署名の情報を読み、そのデジタル署名が OK であることを確認します。
7. OK をクリックして、ウィンドウを閉じます。
互換性の問題
DUP はアップデートをシステムに適用する前にすべての前提条件が満たされていることを確認するよう設計
されています。各 DUP は次を確認します。
• ログオンしたユーザーにルート権限があること。
• コマンドで適用される DUP にターゲットシステムとの互換性があること。
• コマンドで適用される DUP にシステムで稼動するオペレーティングシステムとの互換性があること。
• DUP に関連付けられているデバイスがシステムに存在すること。
• 関連システムソフトウェアの必要最低限のバージョンがシステムで実行されていること。
DUP は、これらの前提条件が検証されることを確実にするための内蔵エラー処理機能を使用できるように設
計されいてます。条件が満たされていない場合にはアップデートは行われません。また DUP は BIOS と特定
の ESM パッケージ間の依存性もチェックします。アプリケーションの設計は、複数の DUP のグループを作成
し、様々なシステムに適用することを可能にします。さらに、特定のパッケージがシステムに適用可能かど
うかだけを検証したい場合には、次の
CLI コマンドを使用してパッケージを呼び出すことができます。
Linux の場合:./パッケージ名.bin -c
Windows の場合:パッケージ名.exe /c /s
このコマンドは DUP 内の依存性ルールを実行して、警告を発行し、システムにアップデートを適用せずに終
了して、結果をコンソールに書き込みます。DUP を使用して、スクリプト内で決定を実行するための終了コ
ードを設定することもできます。
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