Dell Update Package バージョン 7.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 Copyright © 2014 Dell Inc. All rights reserved. この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2013 - 12 Rev.
目次 1 はじめに........................................................................................................................7 このリリースの新機能........................................................................................................................... 7 依存関係................................................................................................................................................. 8 ハードディスクのドライバファームウェアアップデート....................................................................
3 Dell Linux オンラインリポジトリを使用した BIOS およびファームウェ アアップデートの実行................................................................................................ 19 リポジトリのブートストラップまたはセットアップ......................................................................... 20 ローカルミラーの作成...................................................................................................................20 ファームウェアツールのインストール...............................................................................................
既知の問題........................................................................................................................................... 41 インベントリの失敗....................................................................................................................... 41 メッセージ........................................................................................................................................... 42 DUP メッセージログ.........................................................................
1 はじめに Dell Update Package(DUP)は、システム上にある単一のソフトウェア要素をアップデートする、標準パッ ケージフォーマットでの自己完結型実行ファイルです。 DUP は次のソフトウェアコンポーネントに対して利用できます。 • システム BIOS • システムファームウェア。Embedded Server Management(ESM)ファームウェアとも呼ばれます。 • ネットワークファームウェアとドライバ • Remote Access Controller(RAC)ファームウェア • RAID コントローラファームウェアおよびデバイスドライバ • ソフトウェア RAID 3.
依存関係 DUP は次の依存関係をサポートしています。 • ソフト依存関係 : アップデートの特定の機能を有効化するために完了する必要がある要件がソフト依存 関係です。アップデートを行う前に、必要な依存関係アップデートを完了する必要があります。 (例えば、 依存関係の全機能を活用するために必要な場合は、システムを再起動します。 ) • ハード依存関係 : アップデート前に完了する必要がある要件がハード依存関係です。アップデートを有 効にするには、ハード依存関係が満たされる必要があります。 ハードディスクのドライバファームウェアアップデート ハードディスクドライバの機能は、S110 コントローラに接続されているときにオンラインファームウェアア ップデートをサポートします。ハードディスクドライバのオンラインファームウェアアップデートは、 H200、H300、SAS 5、SAS 6、PERC 5、PERC 6、H7xx および H8xx サーバーへの接続時にもサポートされ ます。 対応オペレーティングシステム Windows: • Microsoft Windows Server 2012 Essent
Linux を実行するシステムのための前提条件および機能 本項では、Linux オペレーティングシステムを実行するシステムのための前提条件と機能のすべてをリスト します。 Dell 認定および Dell 対応のパッケージ DUP をインストールする前に、オンラインおよびダウンロードしたパッケージ内に記載されている情報をお 読みください。選択したアップデートが、システムに必要かつ適切であることを確認してください。また、 次の手順のいずれか、またはすべてを行う必要がある場合があります。 • パッケージファイル名への実行可能権限の追加。コマンド chmod +x packagename.bin を入力してく ださい。 • パッケージがアップデートを実行するための前提条件を満たしていることの確認。確認を行うには、コマ ンド ./packagename.
Windows 2003:%SystemDrive%\Documents and Settings\All Users\Application Data\Dell \UpdatePackage\log Windows 2008 および 2012:%SystemDrive%\Program Data\Dell\UpdatePackage\log 3. ターゲットシステムが互換性の要件を満たしているかどうかを判断します。 詳細は、 『Dell OpenManage レガシー互換性ガイド』、 『システムソフトウェアサポートマトリックス』、 および「その他の必要マニュアル」を参照してください。 4. アップデートを実行するためのディレクトリ構造を作成します。 5.
インタラクティブモード インタラクティブモードでは、新規インストールが適用可能な場合、 DUP がパッケージのバージョンと共に ドライバをインストールするためのメッセージを表示します。パッケージをインストールするには はい を クリックします。インストールの結果は DUP メッセージログ に記録されます。 非インタラクティブモード 新規インストールが適用可能な場合、DUP を /s スイッチで実行することにより、ドライバがインストール されます。 たとえば、packagename.exe /s と packagename.
• DUP 実行中は、他のアプリケーションを実行しないでください。 • Microsoft Hyper-V 仮想マシンでは、ホストオペレーティングシステムコンポーネントのアップデート中 にゲストオペレーティングシステムが実行されていないことを確認してください。 • アップデートの進行中はシステムをシャットダウンしないでください。 • BIOS アップデートの後は、電源が中断されることなくシステムが再起動されるようにしてください。 • DUP 実行の進行中は、DUP の CLI の実行使用されているターミナルコンソールウィンドウを閉じないで ください。 その他の必要マニュアル 他のマニュアルにアクセスするには、dell.
Dell Update Packages の使用 2 Dell では、システムにアップデートが必要かどうかを判断するために役立つさまざまな援助を提供していま す。DUP は dell.
• 非インタラクティブモードには ‑q と入力します。 • 強制には ‑f を入力します。 • 実行されているアップデートのタイプに再起動が必要な場合は、再起動のために ‑r を入力します。 次のコマンド例では、コマンドはユーザー確認なしで BIOS DUP を適用し、最新の BIOS バージョンからの ダウングレードの場合は実行を強制して、DUP 適用後にシステムを再起動します。このコマンドは DUP が システムおよびバージョン要件をすべて満たしている場合にのみ実行されます。 ./PE2850-ESM_FRMW_LX_R92394.
5. コマンド gpg --verify を使用して DUP を検証します。 Windows を実行するシステムでの DUP の実行 インタラクティブな GUI から DUP を実行するには、次の手順を実行してください。この手順はすべてのア ップデートパッケージに適用されます。 1. Windows エクスプローラからファイル名をダブルクリックして DUP を実行します。 2. DUP のウィンドウに表示されるアップデート情報を読みます。 3. DUP インベントリレポートで、コンポーネントのパッケージバージョンとインストール済みバージョン をチェックします。 4. インストール をクリックして DUP をインストールします。 5.
./Packagename.bin ‑c for Linux Windows の場合:パッケージ名.
リモートターミナルセッション 高度な分散化が進んだ今日のシステム環境では、リモートシステムへのアクセスを確保するため、Microsoft ターミナルサービスなどのリモートアクセスソリューションが IT 組織で活用されていることはめずらしく ありません。DUP の実行には、このタイプのソリューションを使用することもできます。 メモ: NIC ドライバのアップデート中にターミナルセッションが切断された場合は、再接続してアップ デートが正常に完了したことを確認する必要があります。 スタンドアロンシステムとファイアウォール インターネットに接続されていないシステム、またはダウンロードをブロックするファイアウォールがある システムでは、デスクトップやポータブルコンピュータなどのインターネットへのアクセスがあるシステム を使用して dell.
3 Dell Linux オンラインリポジトリを使用し た BIOS およびファームウェアアップデー トの実行 Dell Linux オンラインリポジトリ内で利用可能な最新または特定のバージョンの BIOS およびファームウェ アにシステムをアップデートすることができます。これらのアップデートは RPM パッケージマネージャ (RPM)フォーマットで提供されます。RPM は Linux オペレーティングシステム固有のソフトウェアアップ デート用標準パッケージフォーマットです。Yellowdog Updater、Modified yum、rug、zypper などのリポ ジトリ管理ソフトウェアを使用して、システムのインベントリを作成したり、リポジトリで一致する新しい バージョンファームウェアをスキャンしたりすることができます。リポジトリ管理ソフトウェアは次のオペ レーティングシステムをサポートします。 • yum:Red Hat Enterprise Linux 5.9(x86 および x86_64)、Red Hat Enterprise Linux 6.
• ファームウェアツールをインストールします。 • 該当するファームウェアをダウンロードします。 • BIOS およびファームウェアをアップデートします。 リポジトリのブートストラップまたはセットアップ Dell Linux オンラインリポジトリのセットアップまたはブートストラップを行うには、コマンドプロンプト で次のコマンドを実行します。 • wget -q -O - http://linux.dell.com/repo/hardware/latest/bootstrap.cgi | bash • システムはサポートされているリポジトリ管理ソフトウェアを使用して Dell Linux オンラインリポジト リにアクセスするように設定されています。Dell GPG キーおよび libsmbios(BIOS ライブラリ)もイン ストールされています。 ローカルミラーの作成 Dell Linux オンラインリポジトリのローカルミラーを作成するには、次のコマンドを使用します。 rsync://linux.dell.com/repo/hardware メモ: Dell Linux リポジトリには .
BIOS とファームウェアのアップデート ファームウェアツールをインストールし、適用可能な BIOS とファームウェアアップデートをダウンロード したら、CLI または GUI を使用してシステムの BIOS とファームウェアをアップデートできます。 CLI を使用した BIOS とファームウェアのアップデート 1. update_firmware を実行してシステムのインベントリを行い、コンポーネントの新規バージョンのため にリポジトリをスキャンします。 このコマンドを使用すると、システム上のコンポーネントの既存バージョンに関する情報と、インスト ール可能なコンポーネントのバージョンの一覧が提供されます。 2.
Dell Lifecycle Controller Enabled Server でのアップデートとロールバック 4 Dell Lifecycle Controller Enabled Server は、システムのライフサイクル全体を通して、組み込まれた環境か らのシステムとストレージ管理タスクの実行を可能にする、内蔵設定ユーティリティです。 内蔵フラッシュメモリカード上に常駐する Lifecycle Controller は、起動シーケンス中に開始でき、インスト ールされているオペレーティングシステム(OS)に依存せずに機能するという点で、BIOS ユーティティに 似ています。 Lifecycle Controller を使用することにより、Dell サポートサイトを検索することなく、システムアップデー トを素早く識別、ダウンロード、およびインストールすることができます。また、システム BIOS およびシ ステムデバイス (NIC、RAID、iDRAC など) の設定、オペレーティングシステムの導入、システムおよび接続 ハードウェアを検証するための診断を行うこともできます。 メモ: プラットフォームやサ
たアプリケーションがある場合、Lifecycle Controller で再起動して前のバージョンにロールバックしてくだ さい。 メモ: ロールバックできるのは BIOS とファームウェアのみです。Lifecycle Controller アプリケーショ ン、Dell Diagnostics(診断)アプリケーション、オペレーティングシステムのインストールに必要な ドライバを前のバージョンにロールバックすることはできません。 システムの BIOS またはファームウェアを一度しかアップデートしていない場合、ロールバック機能は工場 出荷時にインストールされた BIOS またはファームウェアのイメージに戻すオプションを提供します。BIOS またはファームウェアを複数のバージョンにアップデートしている場合は、工場出荷時にインストールされ たイメージは上書きされているため、これらに戻すことはできません。 メモ: ロールバックはオペレーティングシステム環境ではサポートされていません。ロールバックを有 効にするには、Lifecycle Controller で起動するようにしてください。 24
5 コマンドラインインタフェースリファレン ス コマンドラインプロンプトで DUP 名と -h または --help のいずれかを入力して、CLI についての情報を表示 することができます。 コンソールがすべてのコマンドラインオプションを表示し、各オプションごとにヘルプを提示します。 Linux CLI オプション Linux を実行しているシステム向けの CLI オプション、各オプションの説明、およびコマンド構文のリスト については、次の表を参照してください。 表 2. Linux CLI オプション:使用法 CLI オプション (オプションなし;オプションなし でコマンドを実行) インタラクティブモードでコマン ドを実行します。 -h or --help ヘルプオプション CLI タスクの説明 コマンド構文 インタラクティブモードで DUP ./packagename.bin を適用します。DUP が有効な場合 は、DUP がユーザーとのやりとり を行います。 コマンドラインオプションとヘル ./packagename.bin -h プ情報を表示します。 ./packagename.
CLI オプション CLI タスクの説明 パッケージ内容のリストオプショ ン -q 非インタラクティブモードでコマ ンドを実行します。 -r 再起動オプション コマンド構文 メモ: このオプションは、要求 された情報を表示した後、終 了します。DUP の検証やア ップデートは実行されませ ん。 ユーザー介入なしでサイレントに DUP を実行します。 ./packagename.bin -q アップグレードの実行後、必要に 応じてシステムを再起動します。 次の場合は再起動は行われませ ん。 . /packagename.bin -r ‑q • • DUP が失敗、またはターゲッ トシステムに該当しない場合。 DUP でターゲットシステムの 再起動が不要の場合。 メモ: このオプションには -q オプションが必須です。 --rebuild 再構築オプション -v、--version バージョンの表示オプション 対応カーネルに加えて、Linux オペ ./packagename.
Windows CLI オプション Windows を実行しているシステム向けの CLI オプション、各オプションの説明、およびコマンド構文のリス トについては、次の表を参照してください。 メモ: Microsoft Windows オペレーティングシステム用の DUP は Windows GUI アプリケーションで あるため、コマンドラインに出力を表示することができません。出力情報はすべてログファイルに書き 込まれます。ログファイルについての詳細は、「DUP メッセージログ」を参照してください。 表 3. Windows CLI オプション:使用法 CLI オプション CLI タスクの説明 コマンド構文 /? or /h ヘルプオプション コマンドラインオプションとヘル プ情報を表示します。 packagename.exe /? /c アップデートをターゲットシステ packagename.exe /s /c /l=c: ムに適用できるかどうかを判断し \pkg.
CLI オプション CLI タスクの説明 コマンド構文 がなければ新しいファイルを作成 します。 メモ: ファイル名にスペースが ある場合、<ファイル名> の値 を引用符で囲んでください。 このオプションには -s オプション が必須です。 /r 再起動オプション アップデートを実行した後、必要に packagename.exe /s /r /l=c: 応じてシステムを再起動します。 \pkg.log 次の場合は再起動は行われません。 • • DUP が失敗、またはターゲット システムに該当しない場合。 DUP が再起動を必要としない場 合。 このオプションには -s オプション が必須です。 オプション /e および /c は、このオ プションでは無効です。 /s サイレントオプション ユーザーが介入することなくサイ packagename.exe /s /l=c:\pkg.
表 4.
値 メッセージ名 表示名 説明 S‑ ファイルサイズが異なります M- モードが異なります(許可とファイルタイプ を含む) 5‑ MD5 合計が異なります D- デバイスのメジャー / マイナー番号が一致 しません L- ReadLink(2) のパスが一致しません U‑ ユーザー所有権が異なります G‑ グループ所有権が異なります T‑ mTime が異なります 13 UPDATE_SUCCESSFU アップデートが正常に 適用されたアップデートは正常に行われました L_SOFT_DEPEDENCY 行われました。ソフト が、アップデートされたソフトウェアの全機能 _NOT_MET 依存関係が満たされて を有効化するソフト依存関係が満たされていま いません。 せん。全ての機能を活用するには、依存関係ア ップデートを適用してください。 14 REBOOT_REQUIRED_ アップデートが正常に アップデートが正常に行われ、アップデートの SOFT_DEPENDENCY_ 行われました。再起動 完了に再起動が必要ですが、アップデートされ が必要です。ソフト依 NOT_MET たソフトウェアの全機
Linux のトラブルシューティング 6 本項では、Linux オペレーティングシステムに関する実行可能なトラブルシューティング手順について説明 します。 既知の問題 次にリストする問題は、Linux オペレーティングシステム用の Dell Update Packages(DUP)に関する既知 の問題とその修正方法です。dell.com/support/manuals で該当する『Linux 用 Readme』も合わせて参照し てください。 メモ: dell.com/support/manuals にある Readme ファイルには、既知の問題に関する最新情報が記載 されています。 DUP 再起動の保留中に診断タスクが実行されない 保留中のアップデートが存在するときに診断タスクを実行しようとすると、その診断タスクは失敗します。 この問題を解決するには、保留中のアップデートをすべて完了し、システムを再起動してから診断タスクを 実行してください。 DUP の異常終了 停電や異常終了などが原因で DUP が突然停止することがあります。 この問題を解決するには、次の手順を行います。 1.
BIOS イメージをロードするために十分な空き物理メモリがない BIOS アップデートには、BIOS イメージ全体を物理メモリにロードするために十分な物理的な空き容量が必 要です。BIOS イメージをロードするために十分な物理メモリがシステムにない場合、BIOS 用 DUP が失敗 することがあります。この問題を解決するには、ディスケット方式で BIOS のアップデートを行うか、メモ リ追加後、またはシステム再起動の直後に DUP を実行することができます。 ストレージコントローラのファームウェアアップデートパッケージ実行中のカー ネルパニック SCSI デバイスと何らかの形で連動するアプリケーションを 1 つ、または複数実行する Linux システムは、カ ーネルパニック問題を起こすことが知られています。 この問題を解決するには、ストレージコントローラファームウェア DUP を実行する前に、Dell OpenManage Server Administrator および Dell OpenManage Server Administrator Storage Management Service を停止
UEFI モードでのファームウェアの DUP アップデート実行中における失敗の可能 性 Red Hat Enterprise Linux 6 または SLES 11 が UEFI 環境でインストールおよび起動された場合、DUP による システムの再起動後に DUP を使用したファームウェアのフラッシュが失敗する可能性があります。 DUP は、ファームウェアのフラッシュの有効化をウォームリセットに依存します。UEFI モードでは、カー ネルはデフォルトでコールドリセットを実行します。 ファームウェアのフラッシュ処理を正しく完了することを可能にするため、reboot=k カーネルコマンドライ ンオプションでシステムを起動します。このオプションを /etc/grub.
メッセージ 説明 / 解決方法 The version of this Update Package is newer than the currently installed version. Software application name: Package version: Installed version: このメッセージは、アップデートを実行する前に、 現在インストールされているソフトウェアのバー ジョンを確認します。 (インタラクティブモードを使用)続行するプロン プトが表示されたら、Y(はい)または N(いいえ) と入力します。 (CLI を使用)-f オプションを指定します。 The version of this Update Package is older than the currently installed version.
メッセージ 説明 / 解決方法 page for dkms) to install and build OpenIPMI driver modules for the running kernel. To install kernel source for the running kernel, install the RPM that is applicable to the running kernel. DKMS の使用についての情報は、linux.dell.com/ dkms/manpage.html で DKMS の man ページを参 照してください。 You must reboot the system for the update to take effect.
メッセージ 説明 / 解決方法 Please provide a directory name to extract to. 解凍したファイルのためのディレクトリ名を指定 してください。 ROOT directory cannot be used for extraction. 解凍したファイルのためのディレクトリを作成し てください。 Successfully extracted to "/extractdir" パッケージの内容が指定のディレクトリに解凍さ れました。 Cannot find utilities on the system to extract package. Make sure the following utilities are on the path: リストされているユーティリティを検索して、それ らのディレクトリを指定のパスに追加します。 Rebuilding Package Failed - Error creating driver support directory.
メッセージ 説明 / 解決方法 Administrator device driver (HAPI) installed. Unable to Install Dell Instrumentation Driver (HAPI). パッケージは HAPI ドライバをインストールできま せん。 Rebuilding Package Failed - RPM Installation failed with error code= パッケージが再構築を妨げている RPM エラーコー ドを提供します。 packagename.bin: Rebuilding Package failed - Unable to extract package contents. /tmp ディレクトリに十分な容量があることを確認 してください。 packagename.bin: Rebuilding Package Kernel is already supported by this package.
メッセージ 説明 / 解決方法 Administrator をシステムからアンインストールし てください。 The installed operating system version is not supported by this Update Package. To customize this package, see "Rebuilding Packages" in the Update Package User’s Guide.In no event shall Dell Inc. be held liable for any direct, indirect, incidental, special, or consequential damages suffered during or after package customization and execution. パッケージ再構築用の前提条件はシステム上にあ り、Dell はシステムに対してカスタムパッケージを 適用した場合に生じる一切の問題に対して責任を 負いません。 In no event shall Dell Inc.
メッセージ 説明 / 解決方法 表示時には、次のオプションで実行したときに DUP がプロンプトを表示します。 --version: Press 'q' to exit DUP (-version) その他すべての DUP 実行: 「q」を押して DUP の実 行を続行します Warning: Screen widths of less than can distort the information view.
7 Windows を実行するシステムのトラブルシ ューティング 本項では、Microsoft Windows を実行するシステムに関する実行可能なトラブルシューティング手順につい て説明します。 既知の問題 次にリストする問題は、Windows オペレーティングシステム用 Dell Update Packages(DUP)に関する既 知の問題とその修正方法です。dell.com/support/manuals で該当する『Windows 用 Readme』も合わせて 参照してください。 メモ: dell.
メッセージ DUP の実行中に表示される場合のあるメッセージの説明とその解決方法については、次の表を参照してくだ さい。また、dell.com/support/manuals で『Microsoft Windows 用 Readme』も合わせて参照してくださ い。 表 6. メッセージ メッセージ 説明 / 解決方法 This Update Package is not compatible with your system. Your system: 互換性のある DUP を選択し、アップデートを再試行 してください。 This Update Package is not compatible with your system. Your system: Systems(s) supported by this package: ...
メッセージ 説明 / 解決方法 The version of this Update Package is newer than the currently installed version. Software application name: Package version: Installed version: このメッセージは、アップデートを実行する前に、 現在インストールされているソフトウェアのバージ ョンを確認します。 The version of this Update Package is older than the currently installed version.
メッセージの場所 DUP 7.2 フレームワークより前の旧バージョンのログファイル用デフォルトパスは %SystemDrive%\dell \updatepackage\log です。 7.2 DUP フレームワーク以降のログファイルのパスは次のとおりです。 Windows 2003:%SystemDrive%\Documents and Settings\All Users\Application Data\Dell\UpdatePackage \log Windows 2008 および 2012:%SystemDrive%\Program Data\Dell\UpdatePackage\log メモ: ログファイルを表示するには、ユーザーが管理者特権を持っている必要があります。 メッセージログファイル メッセージログファイルには次の情報が含まれています。 • DUP の起動日時 • パッケージリリース ID 番号 • コマンドによって生成されたサポートログの完全パスとファイル名 • DUP タイプ • DUP バージョン • DUP のフレームワークバージョン • DUP のソ
8 信頼済みプラットフォームモジュール と BitLocker のサポート 信頼済みプラットフォームモジュール(TPM)は、暗号化キーに関連する基本的なセキュリティ機能を提供 するために設計された、暗号化機能を持つセキュアマイクロコントローラです。これはシステムのマザーボ ード上に取り付けられており、ハードウェアバスを使用してシステムの他のコンポーネントと通信します。 BIOS セットアップコマンドを使用して、システムとその TPM の所有権を確立することができます。 TPM は、プラットフォームの構成を値のセットとしてプラットフォーム構成レジスタ(PCR)のセットの中 に格納します。従って、例えば、こうしたレジスタの 1 つにはマザーボードの製造元、もう 1 つにはプロセ ッサの製造元、3 つ目のレジスタにはプラットフォームのファームウェアバージョン、というように構成が 格納されます。TPM を組み込んだシステムはプラットフォームの測定値に関連付けられたキーを作成しま す。このキーは、プラットフォームの測定値がキーの作成時と同じ値である場合にのみアンラップできます。 このプロセスは TPM のキーのシールと
メモ: BitLocker をオンにする方法については、Microsoft TechNet ウェブサイトを参照してください。 TPM をアクティブにする手順については、システムに付属のマニュアルを参照してください。TPM は BitLocker に必須ではありませんが、起動時のシステム整合性検証に追加のセキュリティを提供するの は TPM を搭載したシステムのみです。TPM がない場合、BitLocker を使用できるのはボリュームの暗 号化のみで、セキュア起動には使用できません。 メモ: BitLocker の最もセキュアな設定方法は、TPM バージョン 1.
9 Microsoft Windows Server 2008 のユーザ ーアカウント制御 Microsoft Windows Server 2008 以前では、ユーザーアカウントは大抵の場合ローカル管理者グループのメ ンバーであり、管理者権限へのアクセスが可能でした。管理者アカウントにはシステム全体でのアクセス権 があるため、ローカル管理者グループはソフトウェアのインストール、アップデート、ソフトウェアの実行 ができました。ローカル管理者グループにユーザーが追加されると、そのユーザーには自動的に Windows 権限が付与されました。これらの権限はオペレーティングシステムリソースのすべてへのアクセスを提供す ることから、管理者権限を持つユーザーアカウントは、悪意のあるソフトウェア(マルウェア)による侵害 の対象となるオペレーティングシステムリソースへのアクセスを提供することにより、セキュリティリスク となっていました。 ユーザーアカウント制御(UAC)は Windows Server 2008 オペレーティングシステムで導入された新しいセ キュリティ機能です。ユーザーアカウント制御を有効にすると、ビルト
• グループセキュリティポリシー User Account Control: Behavior of the elevation prompt for administrators in Admin Approval Mode を プロンプトなし に変更してポップアップウィンドウを無効 化、または管理者グループにプロンプトを表示することなく権限を昇格させます。 • UAC を無効にします。 • スクリプトを使用して DUP を実行し、ランタイムにローカル管理者として操作を行います。 • システムメモリ使用率に関連する Dell DUP HDD ファームウェアアップデートユーティリテイには、サ ーバー内に少なくとも 8~16 GB RAM が必要です。 DUP をリモート実行する場合の UAC 制限 デフォルトでは、UAC の開始後は、すべての管理者アカウントユーザーが標準ユーザーとしてログインしま す。したがって、重要なシステムリソースへのアクセス権はユーザーが権限昇格リクエストを確認するまで 利用できません。この制限により、リモートで DUP を導入するオプションが無効になります。管理ノード
10 よくあるお問い合わせ(FAQ) 質問:Dell Update Package(DUP)を適用するたびにシステムを再起動する必要がありますか? 回答:インタラクティブモードで実行されている DUP は、システムを再起動する必要があるかどうかを判断 します。必要な場合は、再起動のプロンプトが表示されます。サイレント無人モードでは、終了コードがシ ステム再起動が必要であることを示す 2 に設定されています。 質問:DUP がサポートしているオペレーティングシステムにはどのようなものがありますか? 回答:dell.com/support/manuals で参照できる『Dell Systems Software サポートマトリックス』には、各 種 Dell システム、これらのシステムがサポートしているオペレーティングシステム、これらのシステムにイ ンストールできる Dell OpenManage コンポーネントに関する情報が含まれています。 質問:オペレーティングシステムが DUP 対応でない場合は、どのようにアップデートを実行しますか? 回答:現在サポートされていないオペレーティングシステムの場合は、dell.
質問:他のベンダーのシステムでも DUP を使用できますか? 回答:いいえ。DUP は Dell システム専用に設計されています。 質問:最近システムの BIOS をアップデートしたのですが、前のバージョンに戻したいと思います。DUP で 前のバージョンに戻すことは可能ですか? 回答:はい、可能です。dell.com/support からシステム BIOS の以前のバージョン用の DUP をダウンロー ドしてインストールします。DUP がない場合は、dell.
質問:DUP の最新リリースと署名付きの DUP を一緒に使用できないのはなぜですか? 回答:2005 年の第 3 四半期以降にリリースされた DUP にはデジタル署名が付いています。 51