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操作
自動バッテリーテストの実行
初期設定で有効である自動放電テストは、浮動モードから静止モードへの移行中に実行されます
。テストが完了したら、充電サイクルが再起動し、バッテリーを完全に充電し、その後正常に静
止モードへと進みます。自動テストは約3か月に1回実行され、浮動モードから静止モードへの移
行が3回以上あるまでは再度実行されません。手動バッテリーテストが要求されたら、自動バッ
テリーテストタイマーがリセットされるため、次の3ヶ月間は実行されません。
自動バッテリーテストの実行方法:
S 自動バッテリーテスト設定で、実行する自動バッテリーテストを有効にしなければいけませ
ん。(次のセクション「自動バッテリーテストの設定」をご参照ください。)
S バッテリーを十分に充電しなければいけません。
S UPSは、アクティブな警告がない状態で、かつ正常モードか高性能でなければいけません。
S 負荷は10%以上でなければいけません。
自動バッテリーテストの設定
自動バッテリーテストの設定方法:
1 ボタンを1秒間以上押し、メインメニュー選択へ進み、 ボタンを使って、
設定メニューへスクロールダウンします。
2 ボタンを押し、設定メニューを表示します。
3 ボタンを使って、自動バッテリーテストオプションへスクロールし、 ボタン
を押します。
オプションが点滅し始めます。
4 ボタン、または ボタンを使って、自動バッテリーテストを有効、または無効にするか選
択します。
5 ボタンを押し、確定します。
自動再起動の構成方法
バッテリー電力の消耗や、シャットダウン入力信号、あるいは自動シャットダウンコマンドが原
因で、出力が切れた後、外部電力が復帰したら、UPSは自動的に再起動します。
外部電力が復帰した際、「自動開始遅延時間」設定を使って、再起動遅延時間量に対し、負荷セ
グメントを設定することができます。 62ページの「負荷セグメントの構成方法」
をご参照ください。設定メニューから「再起動に必要なバッテリー充電%」を使って、バッテリ
ー充電レベルに従ってUPS再起動を設定することもできます( 57ページ参照)。