Users Guide
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安全性に関する警告
S 火災や感電の危険を抑えるためには、管理された温度や湿度における室内環境のもとで、
導電性汚染のない場所で当UPSを取り付けてください。室内温度は、40°C(104°F)を超えては
いけません。水の近辺、あるいは高湿度の環境(最高 95%)で操作は行わないでください。
S 低温環境でキャビネットを開梱すると、キャビネット内もしくはキャビネット上に結露が
発生する可能性があります。キャビネットの内部および外部が完全に乾くまで、取り付けない
ようにしてください(感電の危険性)。
S UPSの移動を必要とする場合は、移動の前に内部のUPSバッテリーを切り離してください
(59ページ参照)。
注意:
回避しなければ、死亡、または重傷をもたらす可能性のある危険な状態を防ぐため、以下
の指示をご確認ください:
S プラグ着脱可能な機器では、電源出力を機器の近辺に取り付け、使用しやすい場所に置いて
ください。
S バッテリーの取り外しは、バッテリーや必要とされる安全上の注意に関して知識のある
スタッフが行うか、知識のあるスタッフが監視する必要があります。許可のないスタッフを
バッテリーに近寄らせないようにしてください。
S 電池には、大きな短絡回路電流による感電や火傷の危険があります。以下の予防措置に注意
してください:1) 腕時計や指輪、その他の金属製品を取り外してください;2)絶縁された
ハ ンドルが付いている工具を使用してください;3)ゴム製の手袋や長靴を着用してください;
4) バッテリーの上に、工具や金属部品を置かないでください;5)バッテリー端子の取り付け、
または取り外しの前に、充電器を切断してください。
S バッテリーが不適切に接地されていないか判断してください。不適切に接地されている
場合、接地から商用源を取り外してください。接地されたバッテリーに接触すると、感電を
もたらすことがあります。取り付けおよびメンテナンス中に接地を取り外すと、感電の可能性
を抑えることができます(接地供給回路がない機器やリモートバッテリー電源に適用)。
S 電気エネルギー危険。 電池の配線やコネクタの変更を行わないでください。配線の
変 更は、害を及ぼす危険があります。
S UPSに最初に取り付けたものと同じ番号や種類の電池で、電池交換を行ってください。
S 電池の適切な廃棄を行う必要があります。処理の際の必要条件に関しましては、現地の条例
をご参照ください。
S 火の中に電池を捨てないでください。炎に近づけると、電池が爆発する可能性があります。
S 電池を開けたり破損しないでください。放出された電解質は、肌や目に害を及ぼし、非常に
有毒である可能性があります。
S UPSが接続できる外付けバッテリーモジュール外付けバッテリーモジュールは最大1つです。