Delltネットワークマネージメントカード ユーザーガイド www.dell.com | support.dell.
目次 1 はじめに 2 入門 カードの開梱 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 インストール用チェックリスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 カードの詳細 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 カードの初期設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 カードのインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
UPS制御 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31 UPS週間スケジュールプログラミング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33 シャットダウンパラメータ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . UPSシャットダウン(マスター) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34 35 負荷セグメントのシャットダウン(グループ1およびグループ2) . . 35 測定結果 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
仕様 6 操作およびメンテナンス シリアルケーブルピン配列 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 75 シリアル設定メニュー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . オプション 1: Reset . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 75 76 オプション 2: Network Configuration . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77 オプション 3: Set Login Password to Default . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
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はじめに 1 Dell™ネットワークマネージメントカードは、Dell UPS制御ソフトウェアと連動し、 標準的なウェブページやNetwork Time Protocol (NTP)サーバー、Secure Sockets Layer (SSL) セキュリティプロトコルを通じて、無停電電源装置 (UPS)を監視、管理、保護を行います。 Dellネットワークマネージメントカードは、同時に最大5つまでの接続ブラウザに対応し、SSL プロトコルの場合、最大3つまで対応します。 以下のオプションのいずれかを用いて、カードを設定することができます: S ウェブブラウザ S ローカルシリアルリンク(ネットワークパラメータ) S Bootstrap Protocol/Dynamic Host Configuration Protocol (BOOTP/DHCP、ネットワークパラメータ) また、Dellネットワークマネージメントカードには、以下の機能があります: S 最大5つまでの接続ブラウザ(SSLの場合3つ)の同時シャットダウン S UPS警告に対応し、定期的なレポートを送信する自動Eメールメッセージ設定 S ウェブ
S ヘルプ (英語のみ) S ネットワークを通じて更新されたカードファームウェア S RJ--45 ポートのオートネゴシエーションとの互換性を持つ10/100 MB のファーストイーサーネット S カードログのイベントおよび測定記録 S 直線状のCAT5 RJ--45ネットワークケーブルとカードの接続[最大カード距離は20メートル (65フィート)] S 簡単なインストール方法 Dellネットワークマネージメントカードは、UPSがオンラインで 、最高システム稼働率を維持している最中でもインストールを行うことができます。 S カードで使用可能なManagement Information Base (MIB) や Dell MIB(第4章の 「MIB Objects」(53ページ)を参照のこと)に準拠 2
入門 2 この章では以下を説明します: S カードの開梱 S インストールに必要なチェックリスト項目 S カードポートおよびインジケータの識別 S カードの初期設定 S カードのインストールおよび接続 S DHCPサーバーを使ったネットワークの設定方法 S DHCP サーバを介さないネットワークの設定 カードの開梱 パッケージ内容の確認(図 1を参照): S Dellネットワークマネージメントカード S シリアルケーブル S セットアップ説明書 S 安全、環境、規則に関する情報 図 1.
インストール用チェックリスト 以下の項目すべてが用意されているかご確認ください: 1 - Dellネットワークマネージメントカードの在中物 - Phillips ®スクリュードライバー - イーサーネットケーブル - 利用可能なシリアルポート(RS--232) - HyperTerminal ®(Microsoft ® Windows ®に同梱)、 または同等する端末エミュレーションアプリケーション - ウェブブラウザ(Internet Explorer ®、 または Mozilla ® Firefox ® 推奨) ローカルネットワーク管理者にカードのMACアドレスを提供: 2 - MAC アドレスポート: ̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲ - MACアドレスは、カードの前面のラベルに記載されています(図 2を参照)。 MACアドレス 図 2.
カードの詳細 1 4 6 5 2 3 1. イーサーネットポート (10/100BaseT) 2. ACT LED (緑) 3. 100M LED (オレンジ) 4. 設定ポート 5. UPS データLED (緑) 6. RS232 LED (オレンジ) 図 3. Dellネットワークマネージメントカードの詳細 表 1.
カードの初期設定 表 2に、Dellネットワークマネージメントカードのデフォルトパラめ-タが記載されています。 表 2. デフォルトパラメータ 機能オン パラメータ 初期値 可能値 ネットワーク IPアドレス 192.168.1.2 ネットワークIPアドレス サブネットマスク 255.255.0.0 ネットワークIPアドレス ゲートウェイアドレス 0.0.0.
カードのインストール Dellネットワークマネージメントカードは、UPSの電源を切ったリ、負荷の接続を切らずに、コ ミュニケーションベイが搭載されたDellUPSにインストールすることができます。 Dellネットワークマネージメントカードのインストール方法: 1 UPSからコミュニケーションベイのカバーを外します (図 4を参照)。 ネジを固定します。 図 4.
カードの接続 コンピューターへのカードの接続方法および設定開始: カードの「設定」ポートに、同梱の設定ケーブルRJ--45の末端を差し込みます。 (図 5を参照)。 1 注意: ネットワークが接続されていない場合でも、「設定ポート」経由でカードパラメーター を設定することができます。カードのイーサーネットポートは、設定には使用されません。 2 コンピューターのシリアルCOMポートに、シリアルケーブルの反対側の末端を差し込みま す。 3 Dellネットワークマネージメントカードのイーサーポートに、動作中のイーサーネットケー ブル(同梱されていません)を接続します。 (図 5を参照)。 UPSデータLEDが一定の間隔で点滅し通常動作を示すまで約2分間お待ちください。 イーサーネットポート 設定ポート コンピューター イーサーネット 図 5.
カードの設定方法 カードの設定方法: 1 シリアルケーブル(同梱されています)が、カードの設定ポートおよびコンピューターのC OMポートに接続されているかご確認ください。 2 ターミナルエミュレーションプログラム(HyperTerminalなど)を開きます。 3 シリアル接続(COM1など)を選択します。 4 シリアルラインを、9600 baud、8 data bits、パリティなし、1 ストップビット、 フロー制御なしに設定します (図 6を参照)。 図 6.
UPSの電源が入っているかご確認ください。 5 初期化の処理が完了したら、パスワード図 7の入力の指示がでます。 ------------------------------------------------------------End of Init, card is ready ... Enter password to activate Maintenance Menu : Warning: for SMTP server resolution don't forget to set DNS File RAM0/ConfigurationData.xml created with 17096 bytes File FLASH0/ConfigurationData.xml written in Flash with 17096 bytes ------------------------------------------------------------- 図 7.
DHCPサーバーを使ったネットワークの設定方法 初期設定により、カードは自動的にサーバーからIPパラメータを収集します。 注意: カードがネットワークに接続されていない場合は、連続的に接続が試行されます。 接続された場合、LEDがステータスを表示します (表 1(5ページ)を参照)。 パラメーターの表示方法: 1 メインメニューから、2とタイプし、Enterを押します。ネットワーク設定メニューが表示さ れます (図 9を参照)。 ------------------------------------------------------------Network settings ------------------------------------------------------------1 : Read Network settings 2 : Modify Network settings 3 : Set Ethernet speed 0 : Exit ------------------------------------------------------------図 9.
DHCPサーバーを介さないネットワークの設定方法 手動によるネットワーク設定方法: メインメニューから、2とタイプし、Enterを押します。ネットワーク設定を変更するには、 2とタイプし、Enterをもう一度押します。 ネットワーク設定メニューが表示されます (図 11を参照)。 1 ------------------------------------------------------------Network settings ------------------------------------------------------------1 : Read Network settings 2 : Modify Network settings 3 : Set Ethernet speed 0 : Exit ------------------------------------------------------------For each of the following questions, you can press to select the value show
設定のテスト Dellネットワークマネージメントカードの作動の確認方法: 1 カードと同じサブネットに接続されたステーションからウェブブラウザを開きます。 2 アドレスバーにカードのIPアドレスを入力してください: ホームページが表示されます (図 12を参照)。 図 12.
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カードの設定方法 3 注意: カードの設定には、管理者としてログインしなければいけません。 この章では以下を説明します: S カードのウェブページの操作方法 S UPSの特性を理解 S UPSパワーマネージメント S UPSの測定結果、イベントログ、システムログを理解 S Eメール通知の設定方法 S Simple Network Management Protocol (SNMP) オプションの設定およびSNMP NMS からの管理方法 S アクセス制御の設定方法 S 日付および時間の設定方法 15
カードのウェブページの操作方法 図 13は、カードのウェブページのさまざまな分野や機能を表しています。また、「UPSの特性」 ページは、ウェブインターフェースにログオンした後に表示されるホームページです。 内容依存のヘルプへのリンク メニューバー 図 13.
ログイン 初期設定では、ユーザー名およびパスワードは、adminです (図 14を参照)。 図 14.
オンラインヘルプ 現在のページに該当するヘルプ情報を開くには、ヘルプ(ページの上部右端)をクリックします (図 15を参照)。 注意: オンラインヘルプは、英語のみとなります。 図 15.
UPSの特性 UPSのステータスに関する重要な情報は、「UPSの特性」ページ(図 16を参照)でご覧いただけ ます。このページは、10秒ごとに画面が自動更新されます。 「UPSの特性」ページは、UPS領域の画像や総称を表示しています。システムのロケーションの 名称をつけるには、コンピュータルームでカスタマイズすることができます(45ページの「シ ステム設定」を参照)。 UPSステータス UPSステータスリスト UPSの作業モード略図 図 16.
UPS測定結果の詳細 UPS測定結果の詳細を表示するには、略図の上にカーソルを置きます (図 17を参照)。 ノーマルモード、バッテリーモード、バイパスモードで測定が可能です。使用できる測定は、 UPS領域によって異なります。 UPS測定結果の詳細 図 17. UPS測定結果の詳細 UPSステータスアイコン 表 3は、UPSのステータスアイコンを表示しています。 表 3.
図表は、UPSの現在の作業モードの例を示しています(表 4を参照)。 注意: UPSとの通信が喪失したら、すべての図表が灰色に表示されます。 表 4.
表 5は、作業モードの図表に現れることができる要素をすべてを表示しています。 表 5.
表 5.
UPSステータスリスト UPSに関する具体的な情報を表示するには、UPSステータスリストから項目をお選びください (図 18を参照)。 表 6は使用可能な項目を示しています。以下のセクションはリストの各項 目に関する詳細を説明しています。 UPSステータスリスト 図 18. UPSステータスリスト(初期設定UPSステータスビューが表示) 表 6.
UPSステータス UPSステータスビューは、電力や出力に関する以下の基本情報を表示します: S 電源:電力が外部電力やUPSバッテリーから供給されているか表示。 S 出力負荷レベル:UPS出力で使用される電力のパーセンテージを表示。 S 出力:個々のUPS出力が保護されているかを表示 - マスター(UPS):UPSメイン出力が保護されているかを表示: - グループ1およびグループ2制御負荷セグメントが作動しているかを表示 (表 7を参照)。 表 7.
現在の警告の表示 現在の警告をリスト表示するには、UPSステータスリストから、UPS警告を選択します (図 19を参照)。 表 8は警告レベルを記載しています。表 9および表 10は、制御されたUPS およびシステム警告を表しています。 図 19. UPS警告表示 表 8.
表 9.
表 9. UPS警告(続く) 警告オン 警告オフ インバータ過負荷 インバータ負荷正常 インバータ温度過昇 インバータ温度正常 インバータ短絡 インバータ正常 インバータ熱的過負荷 インバータ負荷正常 負荷未保護-自動バイパスモード 負荷保護-バイパスモードから復帰 負荷短絡 負荷正常 負荷未作動 負荷作動 保護喪失 保護正常 緊急ボタンオン 緊急ボタンオフ ファン故障 ファン正常 冗長紛失 冗長正常 バッテリーロー バッテリー正常 UPS通信不可 UPS通信復旧 UPSデータベース使用不可 UPSデータベース正常 UPSバッテリーモード UPSノーマルACモード UPS内部故障 UPS正常 UPS過負荷 UPSが通常負荷に復帰 UPS温度過昇 UPS温度正常 UPS緊急シャットオフ UPS正常 表 10.
電力消費量の表示 以下の電力消費量のレベルを表示するには、UPSステータスリストからUPSメトリクスを選択し ます: S 最大消費:最後のリセット時以降の最後の最大消費量を表示。 S 累積消費:最後のリセット時以降の計算済み消費量を表示。 S 最大ヘッドルーム:最後のリセット時以降の最新の最大ヘッドルームを表示。リアルタイ ムによるヘッドルーム値が図表に表示されます。 各パラメータのタイムスタンプをリセットすることができます (図 20を参照)。 図 20.
UPSおよびカードの情報の表示 UPSおよびカードに関する情報を表示するには、UPSステータスリストからお使いのUPSに関し てを選択します (図 21を参照)。 図 21.
UPS制御 UPS制御ページを開くには、メニューバーからUPS制御をクリックします (図 22を参照)。 図 22.
S 即時オン:即時にシーケンスを開始し、出力電力をオンにします。出力に動力を再供給し、 システムを起動します。 S 時間差、安全電力ダウン:これは、安全電力ダウンコマンド用と同じスイッチオフシーケ ンスですが、「時間差オフ」パラメータでプログラムされた秒数分だけおくれてオフになり ます。 S 時間差、安全電力ダウンと再起動:これは、安全電力ダウン&再起動コマンド用と同じス イッチオフ/オンシーケンスですが、「時間差オフ」パラメータでプログラムされた秒数分 だけ遅れてオフ/オンします。 S 時間差オン:これは、即時オンコマンド用と同じスイッチオンシーケンスですが、「時間 差オン」パラメータにプログラムされた秒数分だけ遅れてオンになります。 カードの「時間差オフ」、「トグルの持続時間」および「時間差オン」パラメータを保存するに は、保存を選択します。 注意: 変更の保存やコマンドの実行を行うには、安全保護のため、管理者は保存をクリックし、 管理者ユーザー名およびパスワードを入力しなければいけません。初期設定のユーザー名およびパ スワードはadminです。 32
UPS週間スケジュールプログラミング メニューバーから週間スケジュールをクリックし、特定の動作の週間スケジュールを設定します (図 23を参照)。 図 23.
シャットダウンパラメータ バッテリーモードのUPS動作パラメータを表示し、電力回復に設定するには、メニューバーから シャットダウンパラメータをクリックします (図 24を参照)。 図 24.
UPSシャットダウン(マスター) 残り時間が(0〜99999秒、初期設定による180)以下の場合は、最初のシャットダウン基準がシ ャットダウンシーケンスの再起動を開始します。この値は、シャットダウンシーケンスが開始す る前の最小残存バックアップ時間です。 S バッテリー容量が(0〜100%)以下の場合:この値は、UPSのバッテリー容量以下になる ことは不可であり、シャットダウンシーケンスが開始する前のバッテリーの最小残存容量レ ベルです。 S (0〜99999秒、初期設定では有効ではない)後、シャットダウン:この値は、シャットダウ ンシーケンスが開始する前にバックアップに切り替わった後、ユーザーに残された作業時間 (分)です。 S シャットダウン持続時間(初期設定で120秒):この値は、バックアップタイムへの切替 (変更)がシャットダウンシーケンスを始動させるのに十分な時間な場合、システムの完全 なシャットダウンに必要とされる時間です。 最大の登録済みクライアントのシャットダウン持続時間で自動的に計算されますが、詳細 モードで変更可能です。 S バッテリー容量が超えた場合:この値は、ユーティリティが復旧した
測定結果 単相UPSの測定結果を表示するには、メニューバーから測定結果をクリックします (図 25を参照)。 図 25.
以上の値(初期設定では60秒)の保存周波数は、システムページで定められます (45ページの 「システム設定」を参照)。 約435回のタイムスタンプをカード上で保存することができます。 システムがこの基準値を超えた際、最も古いタイムスタンプが自動的に削除されます。 ログの保存によって、カンマ区切りフォーマット(CSV)形式(Microsoft Excel 種のスプレッドシートに対応)で保存されたすべての値を開いたり保存することができます。 ログのクリアでは、すべての記録を削除することができます。ユーザー名およびパスワードを入 力して、この動作を有効にします。 イベントログ イベントログを表示するには、メニューバーからイベントログをクリックします (図 26を参照)。 カードは、最高435件の最新イベントを保存することができます。 この基準値を超えたら、新しいイベントが発生した際、システムは最も古いイベントを削除しま す。 イベントログの変更方法: 1 CSV形式で値を保存するには、ログの保存をクリックします。 2 すべての記録を削除するには、ログのクリアをクリックします。この処理を行うには、管 理者ユー
システムログ システムログを表示するには、メニューバーからシステムログをクリックします (図 27を参照)。 カードは、最高435件の最新イベントを保存することができます。 この基準値を超えたら、新しいイベントが発生した際、システムは最も古いイベントを削除しま す。 システムログの変更方法: 1 CSV形式で値を保存するには、ログの保存をクリックします。 2 すべての記録を削除するには、ログのクリアをクリックします。 この処理を行うには、管理者ユーザー名およびパスワードを入力しなければいけません。 注意: 制御警告リストに関しては、表 9および表 10(27ページより)を参照してください。 図 27.
通知 Eメール通知 カードは、UPS警告がEメールサーバーに出力先を変更し、該当する受信者に情報を配信するこ とができます。このEメールメッセージの形式は、テキストメッセージ送信用のショートメッセ ージサービス(SMS)標準を使用した携帯電話転送システムに対応しています。 Eメール受信者を設定するには、メニューバーからEメール通知をクリックします (図 28を参照)。 図 28.
各受信者は、以下のパラメータで設定されます: S 受信者(最大99文字):Eメールを受信する人物や部署のEメールアドレス。 初期設定は、各Eメールメッセージが送信されたrecipienttx@domain.
Eメールメッセージ設定 カードによるEメールメッセージの内容をカスタマイズするには、Eメールメッセージ設定ページ を使用します (39ページの「Eメール通知」を参照)。 図 29を参照のこと。 図 29. Eメールメッセージ設定ページ Eメールメッセージのすべての受信者用の一般的な設定: S 送信者(最大59文字):メッセージのソースを識別します。初期値は、ups@domain.
S メッセージエリア:最大255文字まで可能です。 (図 30に示すように、Eメールメッセージの本文には以下が含まれます: - メッセージテキスト - ログに保存されたイベントの日付および時間 - カードと直接のリンクを確立することができる、カードのURL - Eメール受信者用に設定された添付ファイル - 設定されていれば、件名のコピー ups@domain.com 図 30.
ネットワーク設定 カードのネットワークパラメータを設定し、埋め込みシステムのリモートアップグレードを許可 するには、メニューバーからネットワークをクリックします (図 31を参照)。 図 31. ネットワーク設定ページ 設定可能なネットワーク設定は以下の通りです: S IPアドレス:カードのIPアドレス(例:166.99.224.70)。 S サブネットマスク:お使いのネットワークのサブネットワークのマスク (例:255.255.255.0)。 S ゲートウェイアドレス:カードのサブネットの領域外にあるステーションにアクセスする ゲートウェイのIPアドレスを表します(例:166.99.224.
S ドメイン名:カードが属するドメイン。ドメイン名は、ホスト名の後のフルドメイン名の部 分であり、DNSによって使用されます。フルドメイン名を構成する2つのパラメータの初期 値: ups.domain.com。 S BootP/DHCP:カードが起動した際、BOOTP/DHCPサーバーを使ってネットワークパラメー タの設定を許可(有効を選択)。 サーバーを介したカード動作モード:各起動後、ネットワークパラメータの回復のために、 カードは5回試行します。サーバーからの返答がない場合は、最新の起動時の最後に保存され たパラメータで起動します。 これらのパラメータがページ上に表示されます。 このパラメータの初期値は有効です。 注意: ホスト名が使用されていない場合、保護されるステーションにインストールされたクライア ントとの接続を維持するため、DHCPサーバが供給したIPアドレスは、静的DHCP割り当てを通じて提供 されなければいけません。 注意: 最初の接続の間、DHCPクエリーがうまく実行できない場合は、NMCが以下のIP設定から 開始します。 IPアドレス: 192.168.1.
システム設定 「UPSの特性」ページに記載されている情報をカスタマイズするには、メニューバーからシステ ムをクリックします (19ページの「UPSの特性ページ」を参照)。システム設定ページが開 きます (図 32を参照)。 図 32.
S 通信リセットボタン:設定を変更せずに、カードの遠隔再起動を行います。この動作は、 ネットワーク設定ページで行った変更に対し要求されます。安全保護のため、この操作では 、管理者ユーザー名およびパスワードを入力しなければいけません。 S ファクトリーリセットボタン:カードのすべてのパラメータの初期設定に戻します。 S TCP/IPパラメータ保管:IPアドレスやサブネットマスク、ゲートウェイ、BOOTP/DHCPを 保管するには、このオプションを選択してください。安全保護のため、この操作では、管理 者ユーザー名およびパスワードを入力しなければいけません。初期設定では、ユーザー名お よびパスワード名は管理者です。 通知アプリケーション カードから通知を受信するよう設定されたネットワークマネージメントシステム(NMS)の変更 を行ったり、NMSを通知アプリケーションに追加するには、通知アプリケーションページを使用 します。 変更、または新しいNMSの追加方法: メニューバーから通知アプリケーションを選択します。通知アプリケーションページが開 きます (図 33を参照)。 1 図 33.
2 NMS追加またはNMS変更をクリックし、アプリケーション名やホスト名、IPアドレス、ト ラップコミュニティ、影響度を入力することができる新しい画面を開きます。 注意: 初期設定では、値は1 - Warningです。 S NMS追加:通知アプリケーションリストのSNMPトラッブ受信者を追加します。 図 34を参照してください。 S NMS変更:SNMPトラップ受信者情報を変更します。 図 34.
アクセス制御 ブラウザやSNMPを使ってカードに安全にアクセスできるようにパラメータ各種を設定するには、 メニューバーからアクセス制御をクリックします。 注意: ログインがまだされていない場合は、このページのアクセス前に、 ユーザー名およびパスワードの入力の指示がでます。 注意: 設定の変更を行うには、カードを再起動してください。 図 35.
S セキュリティモード:ページをアクセスするためのさまざまな認証方法を管理: - 設定認証:設定ページのみが、ユーザー名およびパスワードで保護されています。 - 全認証:すべてのページがユーザー名およびパスワードで保護されています。 - SSL全認証すべてのページが、ユーザー名およびパスワードで保護されており、 SSLにおいてのみアクセス可能です。 SSL全認証が選択されている場合、ウェブインターフェースへのアクセスは、安全モード (https)で行われます。ネットワークシャットダウンモジュールの接続は、標準モード(安全T CP)のままとなります。 SSL Security Implementation: - SSL Version 3.0 - TLS Version 1.
日付および時間 時間設定ページから、カードの日付および時間を手動で設定したり、NTPサーバーと同一時刻に 設定することができます (図 36を参照)。 図 36.
日付および時間の設定方法: 1 時間設定ページを開くには、メニューバーから時間をクリックします。 2 手動で日付および時間を設定するには、手動設定を選択し、日付および時間の欄に数値を 入力し、保存をクリックします。 最大ドリフトは±2分/月です。 3 NTPサーバーと同一時刻にする場合は、NTPサーバーと同一時刻に設定を選択します。 このオプションを選択することで、車内のネットワークやウェブで使用できる時刻サーバ ーに接続することができます。 このサーバーはGMT時間を交信します。 S 時刻サーバーのIPアドレス、またはホスト名を入力します。 S リストから地域エリアの時間帯を選択します。 S 保存をクリックし、サーバーに接続し、日付および時間を設定します。 時間変動を避けるため、5時間ごとに時刻が更新されます。2回行っても、NTPサーバーにア クセスできない場合は、カードが手動モードに変更します。カードはNTPプロトコル(UDP 123ポート)を使用します。イントラネット外のクエリーを送信するよう、ファイヤーウォ ールを設定しなければいけません。時刻サーバーとコンタクトできない場合は
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4 MIBオブジェクト この章では、カードで使用可能なManagement Information Base (MIB)ファイルについて解説しま す。MIBは、通信ネットワークのデバイス上に存在する情報保存場所です。ネットワークマネー ジメントソフトウェアは、デバイスのMIBを使用し、デバイスを管理しています。ネットワーク 上で管理可能なすべてのデバイスには、デバイスに関する情報をリスト表示する一つのファイル 、または複数のファイルから成るMIBがあります。 個々のMIBオブジェクトへアクセスするには、Simple Network Management Protocol (SNMP) マネージメントソフトウェアが提供する設備を使用します。オブジェクトは、お使いのUPSに関 して利用可能な情報を定めます。 警告除去などの具体的な状況が発生した場合、トラップを作成するようにデバイスを設定すること ができます。トラップは、発生を通知するよう、マネージメントステーションに送信されます。 この章には、各MIBファイルのMIBの定義に関する概要が含まれます: S IETF UPS MIB S Dell UPS MI
表 11. IETF UPS MIB オブジェクト(続く) 変数名および相対XMLオブジェクトパス OID 変数の種類 変数単位 1.2.2 整数 秒 1.2.3 整数 分 1.2.4 整数 % 1.2.5 整数 0.1V 1.2.6 整数 0.1A 1.2.7 整数 °C upsInputLineBads 1.3.1 カウンター upsInputNumLines 1.3.2 整数 1.3.3.1.2 整数 0.1 Hz 1.3.3.1.3 整数 V 1.3.3.1.4 整数 0.1 A upsOutputSource 1.4.1 整数 upsOutputFrequency 1.4.2 整数 1.4.3 整数 1.4.4.1.2 整数 V 1.4.4.1.3 整数 0.1A 1.4.4.1.4 整数 W 1.4.4.1.5 整数 % upsSecondsOnBattery UPS.PowerSummary.PresentStatus.
表 11. IETF UPS MIB オブジェクト(続く) 変数名および相対XMLオブジェクトパス upsBypassNumLines OID 変数の種類 1.5.2 整数 変数単位 1.5.3.1.2 整数 V 1.5.3.1.3 整数 0.1A 1.5.3.1.4 整数 W 1.6.1 ゲージ No Relative XML Object Path upsBypassVoltage UPS.PowerConverter.Input[2].Voltage upsBypassCurrent UPS.PowerConverter.Input[2].Current upsBypassPower upsAlarmsPresent No Relative XML Object Path upsAlarmTable No Relative XML Object Path upsAlarmBatteryBad 1.6.3.1 UPS.PowerSummary.PresentStatus.NeedReplacement upsAlarmOnBattery 1.6.3.2 UPS.
表 11. IETF UPS MIB オブジェクト(続く) 変数名および相対XMLオブジェクトパス upsAlarmUpsOffAsRequested 変数の種類 変数単位 1.7.3 整数 {1,2,3,4,5,6} 1.8.1 整数 秒 1.8.2 整数 秒 1.8.3 整数 秒 OID 1.6.3.12 Relative XML Object Path not implementated upsAlarmChargerFailed 1.6.3.13 UPS.BatterySystem.Charger.PresentStatus.InternalFailure upsAlarmUpsOutputOff 1.6.3.14 UPS.PowerSummary.PresentStatus.Good upsAlarmUpsSystemOff 1.6.3.15 Relative XML Object Path not implementated upsAlarmFanFailure 1.6.3.16 UPS.PowerSummary.PresentStatus.
表 11. IETF UPS MIB オブジェクト(続く) 変数名および相対XMLオブジェクトパス OID 変数の種類 変数単位 1.9.1 整数 V 1.9.2 整数 0.1 Hz 1.9.3 整数 V 1.9.4 整数 0.1 Hz 1.9.5 整数 VA 1.9.6 整数 W upsConfigLowBattTime 1.9.7 整数 分 upsConfigAudibleStatus 1.9.8 整数 1.9.9 整数 V 1.9.10 整数 V upsConfigInputVoltage UPS.Flow[1].ConfigVoltage upsConfigInputFreq UPS.Flow[1].ConfigFrequency upsConfigOutputVoltage UPS.Flow[4].ConfigVoltage upsConfigOutputFreq UPS.Flow[4].ConfigFrequency upsConfigOutputVA UPS.Flow[4].
Dell UPS MIB 注意: すべてのUPS型がDell UPS MIBオブジェクトのすべてを実行するわけではありません。例えば、 バイパスオブジェクトは、個別のバイパスフィードとともに、大型のUPSによってのみ、サポートさ れています。 DellOIDは674です。Dell UPS MIBは、1.3.6.1.4.1.674.10902.2でのOIDで開始しなければいけません。 Dell UPS MIBは、以下のグループで構成されています: S 製品識別 S 製品ステータス S 製品物理的 製品識別グループ グループ名は、OID100グループで「ProductID」です。表 12を参照し、OID100グループ変数をご 確認ください。 表 12.
製品ステータスグループ グループ名は、OID110グループで「ProductStatus」です。表 13を参照し、OID110グループ変数 をご確認ください。 表 13.
製品物理的グループ グループ名は、OID120グループで「Physical」です。 表 14を参照し、OID 120グループ変数を ご確認ください。 表 14. 製品物理的グループ変数 変数名、解説、およびXMLパス physicalIdentFamilyName OID 数の種類 位 1.1 文字列 1.2 文字列 1.3 整数 2.1 整数 ワット 2.2 整数 ワット 2.3 整数 タイムス タンプ 2.4 整数 ワット 2.5 整数 タイムス タンプ 変数単変 UPS属名 UPS.PowerSummary.iProduct physicalIdentSerialNumber UPSシリアル番号 UPS.PowerSummary.
表 14. 製品物理的グループ変数(続く) 変数名、解説、およびXMLパス physicalOutputPresentConsumption OID 数の種類 位 2.6 整数 キロワッ ト時間 2.7 整数 キロワッ ト時間 2.8 整数 タイムス タンプ 2.9 整数 VA 3.1 整数 ボルト 3.2 整数 ボルト 4.1 整数 タイムス タンプ 4.2 文字列 過去の時間のワット秒消費量を平均して求められる。最後の分で消費された平均 ワット秒を保存するには、60語配列をお使いください。その後、60語配列に1時 間分のデータを収集した後、これらの値を平均し、現在のキロワット時間消費メ ーターを入手してください。したがって、それぞれの分は、配列で最も古い値を 更新し、再度平均し、メーターを更新します。 変数単変 最低1時間のデータが蓄積されるまで、値は0です。 UPS.StatisticSystem.Output.Statistic[1].Energy / UPS.Statistic System.Output.Statistic[4].
表 14. 製品物理的グループ変数(続く) 変数名、解説、およびXMLパス physicalBatteryABMStatus OID 数の種類 位 5.1 整数 5.2 整数 5.3 整数 秒 6.1 整数 秒 6.2 整数 秒 変数単変 高度バッテリー監視ステータス: 1: ABM 充電中 2: ABM 放電中 3: ABM 浮動充電中 4: ABM 休止中 5: ABM オフ UPS.BatterySystem.Charger.Mode physicalBatteryTestStatus バッテリーテストステータス: S S S S S S S 完了および合格 完了および警告 完了およびエラー 中断 実行中 未実行 スケジュール済み UPS.BatterySystem.Battery.Test physicalBatterySecondsRemaining 自動処理の保存機能によって計算されるバッテリーの残り時間。 UPS.PowerSummary.
表 14. 製品物理的グループ変数(続く) 変数名、解説、およびXMLパス physicalLoadSegment2ShutdownAfterDelay OID 数の種類 位 変数単変 6.3 整数 秒 6.4 整数 秒 負荷セグメント2がオフになるまでの残り秒数。 シャットダウンのカウントダウンが実施されていない場合は-1。 UPS.OutletSystem.Outlet[3].DelayBeforeShutdown physicalLoadSegment2StartupAfterDelay 負荷セグメント2がオンになるまでの残り秒数。 カウントダウンの開始が実施されていない場合は-1。 UPS.OutletSystem.Outlet[3].DelayBeforeStartup トラップ トラップは、ステータス移行中(警告が表示、または非表示の際)に送信されます。 トラップは以下の3つのレベルで構成され、フィルター処理が可能です: S 情報 S 警告 S クリティカル トラップOIDは以下の通りです: 1.3.6.1.4.1.674.10902.2.
表 15. 製品物理的グループ変数(続く) トラップ名、解説、相対XMLオブジェクトパス trapBypassFrequencyOutOfRange トラップ トラップ レベル 5 1 6 1 7 1 8 1 9 1 10 1 11 1 12 1 13 1 14 1 15 1 バイパス過/不足周波数 UPS.PowerConverter.Input[2].PresentStatus.FrequencyOutOfRange = 1 trapBypassFrequencyOutOfRangeOk バイパス過/不足周波数正常 UPS.PowerConverter.Input[2].PresentStatus.FrequencyOutOfRange = 0 trapOnBuck 入力電圧抑制/入力電圧抑制器 UPS.PowerConverter.Input[1].PresentStatus.Buck = 1 trapReturnFromBuck 降圧モードから復帰 UPS.PowerConverter.Input[1].PresentStatus.
表 15. 製品物理的グループ変数(続く) トラップ名、解説、相対XMLオブジェクトパス trapInputFrequencyOutOfRangeOk トラップ トラップ レベル 16 1 17 1 18 1 19 3 20 3 21 3 22 3 23 3 24 3 25 3 26 3 入力過/不足周波数正常 UPS.PowerConverter.Input[1].PresentStatus.FrequencyOutOfRange = 0 trapRemoteEmergencyPowerOff リモートエマージェンシーパワーオフ UPS.PowerSummary.PresentStatus.EmergencyStop = 1 trapReturnFromEmergencyPowerOff リモートエマージェンシーパワーオフから復帰 UPS.PowerSummary.PresentStatus.EmergencyStop = 0 trapOutputOverload 出力過負荷 UPS.PowerSummary.PresentStatus.
表 15. 製品物理的グループ変数(続く) トラップ名、解説、相対XMLオブジェクトパス trapPosDCLinkUnderVoltage トラップ トラップ レベル 27 3 28 3 29 3 30 3 31 3 32 3 33 3 34 3 35 3 36 3 37 3 正DCリンク不足電圧(2重変換モデルのみ適用) UPS.PowerConverter.Rectifier.PresentStatus.LowPositiveDCBusVoltage = 1 trapPosDCLinkUnderVoltageOk 正DCリンク不足電圧正常 UPS.PowerConverter.Rectifier.PresentStatus.LowPositiveDCBusVoltage = 0 trapNegDCLinkOverVoltage 負DCリンク過電圧(2重変換モデルのみ適用) UPS.PowerConverter.Rectifier.PresentStatus.
表 15. 製品物理的グループ変数(続く) トラップ名、解説、相対XMLオブジェクトパス trapChargerOk トラップ トラップ レベル 38 3 39 3 40 3 41 1 42 1 43 3 44 3 45 3 46 3 47 1 48 1 充電器正常 UPS.BatterySystem.Charger.PresentStatus.InternalFailure = 0 trapEepromFailure EEPROM 異常 UPS.PowerSummary.PresentStatus.ConfigurationFailure = 1 trapEepromOk EEPROM 正常 UPS.PowerSummary.PresentStatus.ConfigurationFailure = 0 trapShutdownImminent シャットダウン処理開始 UPS.PowerSummary.PresentStatus.ShutdownImminent = 1 trapShutdownImminentOver シャットダウン処理終了 UPS.
表 15. 製品物理的グループ変数(続く) トラップ名、解説、相対XMLオブジェクトパス trapBatteryOverVoltage トラップ トラップ レベル 49 3 50 3 51 3 52 3 53 1 54 1 57 1 58 1 59 1 60 1 61 3 バッテリーDC過電圧 UPS.BatterySystem.Battery.PresentStatus.VoltageTooHigh = 1 trapBatteryOverVoltageOk バッテリーDC過電圧正常 UPS.BatterySystem.Battery.PresentStatus.VoltageTooHigh = 0 trapHeatsinkOvertemperature ヒートシンク過熱温度 UPS.PowerSummary.PresentStatus.OverTemperature = 1 trapHeatsinkOvertemperatureOk ヒートシンク過熱温度正常 UPS.PowerSummary.PresentStatus.
表 15. 製品物理的グループ変数(続く) トラップ名、解説、相対XMLオブジェクトパス trapBatteryTestDone(physical BatteryTestStatus) トラップ トラップ レベル 62 3 63 3 64 3 65 3 66 3 67 3 68 3 69 3 70 3 71 2 72 2 バッテリーテスト終了 変数: physicalBatteryTestStatusUPS.BatterySystem.Battery.Test ? 5 trapBatteryNeedReplacement バッテリーテスト失敗、バッテリー交換要 UPS.PowerSummary.PresentStatus.NeedReplacement = 1 trapBatteryReplacementDone バッテリー交換完了 UPS.PowerSummary.PresentStatus.NeedReplacement = 0 trapFanFailure ファン故障 UPS.PowerSummary.PresentStatus.
表 15. 製品物理的グループ変数(続く) トラップ名、解説、相対XMLオブジェクトパス trapDCLinkImbalance トラップ トラップ レベル 73 1 74 1 79 2 80 2 81 1 82 1 83 1 84 1 85 3 86 3 87 3 DCリンクインバランス(2重変換モデルのみ適用) UPS.PowerConverter.Rectifier.PresentStatus.DCBusUnbalanced = 1 trapDCLinkImbalanceOk DCリンクインバランス正常 UPS.PowerConverter.Rectifier.PresentStatus.DCBusUnbalanced = 0 trapABMOn (physicalBatteryABMStatus) ABM状態オン 変数: physicalBatteryABMStatusUPS.BatterySystem.Charger.Mode ? 5 trapABMOff ABMの状態 オフ UPS.BatterySystem.Charger.
表 15. 製品物理的グループ変数(続く) トラップ名、解説、相対XMLオブジェクトパス trapRectifierOverloadOk トラップ トラップ レベル 88 3 89 3 90 3 91 3 92 3 93 2 整流装置電流正常 UPS.PowerConverter.Rectifier.PresentStatus.OverLoad = 0 trapInverterOverload インバータ出力過電流 UPS.PowerConverter.Inverter.PresentStatus.OverLoad = 1 trapInverterOverloadOk インバーター出力電力正常 UPS.PowerConverter.Inverter.PresentStatus.OverLoad = 0 trapBypassVoltageOutOfRange バイパスAC過/不足周波数 UPS.PowerConverter.Input[2].PresentStatus.
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5 仕様 表 16. 技術仕様書 ネットワーク接続 10/100BaseT RJ--45 ネットワークコネクタ UPSプロトコル Dell UPS 専用プロトコル ネットワークプロトコル (制限なし) DHCP DNS HTTP/HTTPS NTP SMTP SNMP v1 TCP/IP サポートされたSNMP MIB DellUPS MIB IETF UPS MIB RFC 1213 MIB II 操作温度 0 °C 〜 40 °C (32 °F 〜 104 °F) 保管温度 -15 °C 〜 60 °C (5 °F 〜 140 °F) 周囲湿度 結露なしで最大90% RH 電力消費 最大1.5ワット 寸法(縦 x 幅 x 高さ) 132 mm×66 mm×42 mm (5.2” ×2.6”×1.6”) 重量 70g (2.
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6 操作およびメンテナンス この章では以下を説明します: S シリアルケーブルピン配列 S シリアル設定詳細メニュー S ファームウェアアップグレード説明書 シリアルケーブルピン配列 図 37は、通信ケーブルおよびピン配列を示しています。 RJ-45オスコ ネクタ DB-9メスコネ クタ 3 6 4 2 3 5 フレーム DB-9メスコ ネクタf \シールドケ ーブル フレーム RJ-45オス コネクタ 図 37.
管理者パスワードを入力します(変更不可)。Dellネットワークマネージメントカードメイ ンメニューが現れます (図 38を参照)。 3 ------------------------------------------------------------Dell Network Management Card ------------------------------------------------------------1 : Reset 2 : Network configuration 3 : Set Login Password to Default 4 : Return to Default Configuration 0 : Exit ------------------------------------------------------------- 図 38.
オプション 2: Network Configuration ネットワーク設定オプションは、ネットワーク設定用の追加オプションを表示します (図 40を参照): ------------------------------------------------------------Network setting ------------------------------------------------------------1 : Read Network settings 2 : Modify Network settings 3 : Set Ethernet speed 0 : Exit ------------------------------------------------------------- 図 40.
S ネットワーク設定変更:既存のネットワークパラメータを変更します (図 42を参照)。 新しいパラメータをアクティブにするには、カードを再起動します。 DHCP モードでは、 カードがDHCP サーバー設定に従い、以下のパラメータを受信することができます: - IPアドレス - サブネットマスク - ゲートウェイアドレス - プライマリDNSサーバ - セカンダリDNSサーバ For each of the following questions, you can press to select the value shown in braces, or you can enter a new value. Should this target obtain IP settings from the network?[N] Static IP address [166.99.18.129]? Subnet Mask IP address [255.255.248.0]? Gateway address IP address [166.99.17.
オプション 3: Set Login Password to Default メニュー項目3を選択し、パスワードを初期設定のadminに戻します。確認メッセージを待ちます (図 44を参照)。初期設定のパスワードである「admin」を入力したウェブを使って、現在カード はアクセス可能ですが、新しいパスワードを保存するには、カードを再起動しなければいけませ ん。 Login Password has successfully been set 図 44. 確認メッセージ オプション 4: Return to Default Configuration パラメータを工場出荷時設定に戻すには、メニュー項目4を選択します (6ページの 「カードの初期設定」を参照)。 確認メッセージを待ちます (図 45を参照)。 デフォルトのパラメータを保存するには、カードを再起動します。 Configuration has been set to default one. You must Reset the card. 図 45.
カードのファームウェアのアップグレード 該当するファイルをダウンロードし、カードのファームウェアを更新することができます。 アップグレード処理中には、DellネットワークマネージメントカードがUPSステータスを監視し ません。 ファームウェアのアップグレード方法: ファームウェアの新しいバージョンがウェブからコンピューターへダウンロードされ、ロ ケーションを記載しているかご確認ください。 1 注意: ファームウェアのダウンロードに関する詳細は、dell.support.comでご覧ください。 ファームウェア更新ページを開くには、メニューバーからファームウェアのアップロード をクリックします (図 46を参照)。 2 図 46.
3 ブラウザをクリックし、ファームウェアのロケーションへ進み、取り込まれたファイルを 選択します。 4 アップロードをクリックします。 注意: アップロードには最高5分までかかります。カードがファームウェアアップロー ドの完了の確認メッセージを表示するまで、操作を中断しないでください図 47。 図 47.
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シャットダウンの基準およびシーケンス 7 この章では以下を説明します: S カードが制御するシャットダウン基準 S シャットダウンシーケンス S 制御ソケット カードが制御するシャットダウン基準 停電中、3つの基準によって、サーバーのシャットダウン処理が開始されます。複数の基準が選 択されている場合、最初の基準がシャットダウン処理を開始します。基準の説明については、 表 17をご参照ください。 注意: シャットダウンパラメータウェブページに記載のシャットダウンパラメータを確認するには、 34ページの「シャットダウンパラメータ」をご参照ください。 表 17.
シャットダウンシーケンス シャットダウン処理終了の際、すべてのサーバーがシャットダウンする場合、バッテリーの不必 要な放電を防ぐため、設定によってはUPS自身がシャットダウンすることもあります。 図 48を参照し、シャットダウンシーケンスをご確認ください。 シャットダウンシ ーケンスの開始 停電 UPSシャットオフ 〜後シャットダウン バッテリー容量 シャットダウン 前時間差 100% バックアップ可能残り時間 残り時間が〜以下の場合 〜の場合シャ ットダウン 残存 〜以下の容量 シャットダウン 持続時間 0% カードパラメータ UPSパラメータ 図 48.