Dellt オンライン式ラック型UPS 3750W および4200W ユーザーガイド K804N, H952N, 746FR (DellR4200OLHVUS), J730N, K805N J739N www.dell.com | www.support.dell.com | www.dellups.
注記および警告 注記:「注記」は、ソフトウェアを有効に利用するための重要な情報を示しています。 危険:「危険」は、回避しないとほぼ確実に死亡、または重傷を招く危険な状況を示しています。 警告:「警告」は、回避しないと死亡、または重傷を招く潜在的に危険な状況を示しています。 注意:「注意」は、回避しないと軽傷、または中程度の傷害を招く恐れがある潜在的に危険な状況を 示しています。 危険:回避しないとほぼ確実に死亡、または重傷を招く危険な状況を防ぐため、以下の説明をよく お読みください。 S このUPSの中には致死的な電圧が掛かっています。すべての修理や点検は、公認のサービス スタッフのみが行わなければいけません。UPS内には ユーザーが修理可能な部品 はありません。 S 本機器はクラスA障害発生機器です。 住宅環境では、無線の混信を引き起こすことがあります。 その際は、ユーザー自身が追加の対策を講じなければならないこともあります。 当資料の情報は、予告なく変更されることがあります。 E 2011–2013 Dell Inc. 無断複写・転載を禁じます。 Dell Inc.
目次 1 はじめに 情報検出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 2 安全性に関する警告 3 インストール 製品の検査 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 キャビネットの開梱 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 UPS後方パネルの識別 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 UPS前方パネルの識別 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
ディスプレー機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 起動画面 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35 35 画面のロック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36 UPSステータス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36 イベントログ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
6 UPSのメンテナンス UPSおよびバッテリーの手入れ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59 UPSの移動 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59 UPSおよび電池の保管方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61 バッテリーの交換時期 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61 バッテリーのテスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
はじめに 1 Dellt オンライン式ラック型無停電電源装置(UPS)は、停電や電力低下、電力サージ、電圧 低 下、回線ノイズなどの電力の基本的な問題からお使いのデリケートな電子機器を守ります。 思いもよらない時に停電が起こる場合もあり、電力の質が不安定になる場合があります。 こういった電力問題には、重要データを破損させ、保存されていない作業セッションを破壊 し、ハードウェアに損傷をもたらす可能性があり、生産性の多大な損失や高額な修理代がかか ります。 Dell オンライン式ラック型UPSでは、電力妨害の影響を安全に抑え、機器の完全性を保護するこ とができます。UPSには一連のネットワーク機器を扱うことができる柔軟性があるため、お客さ まのLANやサーバー、ワークステーション、その他の電子機器を保護する最適な選択です。 図 1は、Dell オンライン式ラック型UPSを示しています。 図 1.
UPSは優れた性能や信頼性を提供し、以下のような独自の利点がございます: S 正弦波出力のあるオンラインUPS設計。UPSは、入力される交流電力をフィルター処理、 調節し、バッテリーを消耗せずに機器へ安定した電力を供給します。 S 高出力密度や商用周波数依存性、発電器の互換性を持つオンライン二重変換技術。 S 選択可能な作動の高性能モード。 S 48 cm(19h)標準ラックにぴったりの4U サイズ。 S 外部電力がないときでもUPSの電力を入れることができる始動電池の能力。 S オプションの外付けバッテリーモジュール(外付けバッテリーモジュール)および拡張ラン タイム。 S リモートエマージェンシーパワーオフ(REPO)ポートを通じた緊急シャットダウン制御。 S 2つの標準通信ポート(USBおよびDB-9シリアルポート)。 S オプションとして、増加電力の保護や制御を行う高度通信機能付きDell ネットワークマネージメントカード。 S スムースなシャットダウンや電力管理を行うDell UPS制御ソフトウェアによる高度電力管理。 S 負荷セグメントと呼ばれる個別のレセプタクルグループを通じた逐次シャッ
情報検出 注意:安全、環境、規則に関する情報資料には、安全および規定に関する重要情報が含まれて います。 どんな情報をお探しですか? S UPSユーザーガイド こちらでご覧いただけます Dell UPS ディスク S Dell ネットワークマネージメントカード 用のユーザーガイド S Dell UPS制御ソフトウェア 注記:最新のソフトウェアおよびドキュメンテーシ ョンは、www.support.dell.com およびwww.dellups.comで入手可能です。 S 仕様 Dell UPS ユーザーガイド S UPSの設定方法 ユーザーガイドはDell UPS ディスクおよび www.support.dell.
2 安全性に関する警告 注意:当資料の手順を実施する前に、安全、環境、規則に関する情報資料に記載されている安全 に関する説明書および重要な規制情報をご覧いただき、これらの情報に従ってください。 重要な安全に関する説明書 この説明書を保管してください この説明書には、UPSおよび電池の取り付けおよびメンテナンスの最中に従うべき重要な説明が 含まれます。機器の操作の前にすべての指示をお読みいただき、今後の参考のためにこの説明書 を保管してください。 危険:回避しないとほぼ確実に死亡、または重傷を招く危険な状況を防ぐため、以下の説明をよ くお読みください: S このUPSの中には致死的な電圧が掛かっています。すべての修理や点検は、公認のサービス スタッフのみが行わなければいけません。UPS内にはユーザーが修理可能な部品はありま せん。 警告:回避しなければ、死亡、または重傷をもたらす可能性のある危険な状態を防ぐため、以下 の指示をご確認ください: S 電気設備の取り付けは、資格のあるサービス担当者(電気主任技術者など)に依頼して ください。 感電の恐れがあります。 S 配線接続入力があるUPS型の場合、
S 火災や感電の危険を抑えるためには、管理された温度や湿度における室内環境のもとで、 導電性汚染のない場所で当UPSを取り付けてください。室内温度は、40°C(104°F)を超えては いけません。水の近辺、あるいは高湿度の環境(最高 95%)で操作は行わないでください。 S 低温環境でキャビネットを開梱すると、キャビネット内もしくはキャビネット上に結露が 発生する可能性があります。キャビネットの内部および外部が完全に乾くまで、取り付けない ようにしてください(感電の危険性)。 S UPSの移動を必要とする場合は、移動の前に内部のUPSバッテリーを切り離してください (59ページ参照)。 注意:回避しなければ、死亡、または重傷をもたらす可能性のある危険な状態を防ぐため、以下 の指示をご確認ください: S プラグ着脱可能な機器では、電源出力を機器の近辺に取り付け、使用しやすい場所に置いて ください。 S バッテリーの取り外しは、バッテリーや必要とされる安全上の注意に関して知識のある スタッフが行うか、知識のあるスタッフが監視する必要があります。許可のないスタッフを バッテリーに近寄らせないようにしてくださ
警告:ラックマウント式システムの追加説明書 S ラックのキットは、同梱のラックキャビネット用のみ認可されています。その他のラックへ の機器の取り付けが、適用されるすべての基準に従っていることを確かめることは、お客さ まの責任となります。Dell では、その他のラックとの機器の設置に関し、すべての責任や保 証を放棄します。 S ラックに機器を設置する前に、前方および横にある安定装置を取り付けてください。安定 装置を取り付けない場合、ラックが転倒する可能性があります。 S 下から上へ荷積みし、最初に一番重いものから積んでください。 S ラックへ電力を供給するAC電源分岐回路に電流を流し過ぎないようにしてください。 S ラックの部品の上に乗ったり、踏んだりしないでください。 警告:スライド/レールマウント式機器は、棚、または作業場として使用しないでください。 スライド/レールマウント式機器に重量を加えないでください。 安全性に関する警告 | 11
インストール 3 この章では以下を説明します: S 製品の検査 S キャビネットの開梱 S UPSの後方パネル S UPSの設置および取り付け 外付けバッテリーモジュール(外付けバッテリーモジュール) を含む S リモートエマージェンシーパワーオフ(REPO)インストール S 初期起動 製品の検査 発送中に製品が損傷を受けた場合は、輸送業者あるいは購入場所が分かるように発送用段ボール および梱包材を処分せず保存し、発送中の損傷の支払い請求を行ってください。受領後に損傷が 分かった場合は、隠ぺい損害の支払い請求を行ってください。 輸送中の損傷、あるいは隠ぺい損害の支払い請求は、以下のように行ってください:1) 装置の 受領から15日以内に、輸送業者に支払い請求を申請;2) 15日以内に、損害請求書のコピーを 顧客サービス担当者へ送付。 注記:発送用段ボールのラベルに記載された電池の再充電日をご確認ください。日付が過ぎてい て、電池の再充電がされていない場合は、UPSのご使用はおひかえください。顧客サービス担当者へ お問い合わせください。 12 | インストール
キャビネットの開梱 注意:低温環境でキャビネットを開梱すると、キャビネット内もしくはキャビネット上に結露が 発生する可能性があります。キャビネットの内部および外部が完全に乾くまで、取り付けない ようにしてください(感電の危険性)。 注意:キャビネットにはかなりの重量があります( 63ページを参照)。注意して開梱し、キャビ ネットを移動します。 箱の移動や開梱の際は、注意を払ってください。取り付ける準備が整うまで、部品はパッケージ から出さずにそのままにしておきます。 システムの開梱方法: 1 段ボール箱を開き、キャビネットと同梱の付属品を取り外します。(図 2を参照)。 図 2.
片側を一人ずつで持ち、段ボールのハンドル部分を使って、段ボール箱からキャビネットを 注意して持ち上げ、平らな安定した表面上に置きます。(図 3を参照)。 2 風通しのよく、湿度や可燃性ガス、腐食などがない保護された場所にキャビネットを置きま す。 図 3.
UPS後方パネルの識別 このセクションは、Dell オンライン式ラック型型の後方パネルを示しています。 IEC 320-C19 レセプタクル2個、およびL6-20 レセプタクル2個(負荷セグメント2) 出力サーキット・ ブレーカー 接地ネジ UPS通信ベイ RS-232 ポート USBポート L6-30 レセプタクル1個 (負荷セグメント1) REPOポート 拡張バッテリー モジュールコネク タ L6-30P 電源コード 2メートル 図 4.
IEC 320-C19 レセプタクル2個 (負荷セグメント2) 出力サーキット・ ブレーカー 接地ネジ 入力端子台 UPS通信ベイ RS-232 ポート USBポート REPOポート 拡張バッテリー モジュールコネクタ IEC 320-C13 レセプタクル8個 (負荷セグメント1) 図 5. 3750W, 230V 後方パネル IEC 320-C19 レセプタクル2個 (負荷セグメント1) 出力サーキット・ ブレーカー RS-232 ポート USBポート UPS通信ベイ REPOポート CIRCUIT BREAKER 250VAC 20A OUTPUT 200-240V~ 10A INPUT 200-240~ REFER TO THE INSTRUCTION MANUAL FOR TIGHTENING TORQUE. 入力端子台 IEC 320-C13 レセプタクル6個 (負荷セグメント2) 図 6.
L6-20 レセプタクル1個 (負荷セグメント2) RS-232 ポート 出力サーキット・ ブレーカー 入力端子台 USBポート IEC 320-C19 レセプタクル4個、 およびL6-20 レセプタクル2個 (負荷セグメント1) UPS通信ベイ REPOポート 接地ネジ 拡張バッテリー モジュールコネクタ 図 7. 4200W, 208V 後方パネル IEC 320-C19 レセプタクル2個 (負荷セグメント1) USBポート 出力サーキット・ ブレーカー 入力端子台 RS-232 ポート IEC 320-C13 レセプタクル6個 (負荷セグメント2) UPS通信ベイ REPOポート 接地ネジ 拡張バッテリー モジュールコネクタ 図 8.
UPS前方パネルの識別 オン/オフボタン スクロールボタン (上方向、または後方) LCDパネル スクロールボタン(下方向、または前方) 選択ボタン 図 9.
ラックマウント式設置方法 注意:キャビネットにはかなりの重量があります( 63ページを参照): 1) Dellは、持ち上げる 前に、UPSからバッテリートレーを取り外すことを推奨します。 2) キャビネットをラックに移動 するには、最低2名必要です。 注意:バッテリーの取り外しは、バッテリーや必要とされる安全上の注意に関して知識のある スタッフが行うか、知識のあるスタッフが監視する必要があります。許可のないスタッフをバッテ リーに近寄らせないようにしてください。 注意:オプションの外付けバッテリーモジュールを取り付ける場合は、UPSの直接下に外付け バッテリーモジュールを取り付けます。 注記:取り付けレールは、各キャビネットに必要となります。 UPSおよびオプションの外付けバッテリーモジュールをラックに取り付ける方法: 1 UPSから内蔵バッテリートレーを取り外します: バッテリー固定ブラケットにある蝶ネジを緩め、取り外します(図 10を参照)。 図 10.
プラスチックのつまみを使ってバッテリートレーを引き抜き、バッテリートレーを取り 外します(図 11を参照)。 図 11.
5 レールをラックに取り付ける方法: 垂直のラックフランジに完全にはまり、フック止めが所定位置に固定するまでレールの 後端部をはめ込みます(図 12を参照)。 レールを手前に引きます。 垂直のラックフランジに完全にはまり、フックラッチが所定位置に固定するまで、レールの 前端部をはめ込みます。 図 12.
キャビネットをラックにスライドして取り付けます(図 13を参照)。その他のキャビ ネットも同じ方法で固定します。 6 図 13. キャビネットの設置方法 マウンティングブラケットにある4つの蝶ネジを使って、キャビネットの前方をラックに 固定します(図 14を参照)。 手で強く締めてください。電動工具は使用しないでください。 その他のキャビネットも同じ方法で固定します。 7 図 14.
8 UPSバッテリートレーを取り付けます(図 15を参照)。 図 15.
9 バッテリー固定ブラケットを取り外します図 16。 10 蝶ネジを強く締めます。 ネジを0.7 Nm (6.2 lb in)のトルクで締めます。 注記:バッテリーを接続する際、少量のアーク放電が起こることがあります。これは正常であり、 装置に損傷を与えたり、安全にかかわる心配はありません。 11 内蔵バッテリーコネクターを取り付け、2つの止め金具の間にバッテリー固定ブラケットを 取り付けます。 図 16.
12 UPSフロントカバーの取り付け方法(図 17を参照) 図 17. UPSのフロントカバーの取り付け方法 取り付け方法 外付けバッテリーモジュール 注記:外付けバッテリーモジュールをUPSに接続する際、少量のアーク放電が起こることがあり ます。これは正常であり、人に損傷を与えることはありません。即座にしっかりと、外付けバッテリー モジュールケーブルをUPSバッテリーコネクタへ挿入します。 オプションの外付けバッテリーモジュールの取り付け方法: 1 外付けバッテリーモジュールケーブルをUPSバッテリーコネクタへ差し込みます(図 18を 参照)。 図 18.
UPSを取り付けます。 UPSの取り付け方法: 1 Dell UPS制御ソフトウェアを使用する場合は、同梱のケーブルを使って、コンピューターを USBポートへ接続してください。通信オプションに関する詳細は、55ページをご参照ください 。 2 お使いのラックに、接地用、あるいは非接地金属部品の接合用の導体がある場合は、接地ケ ーブル(同梱されていません)を接地接合ネジに接続します。各型のグラウンドボンディン グネジの箇所に関しましては、15ページの「UPS後方パネルの識別」をご参照ください。 3 エマージェンシーパワーオフ(切断)スイッチが局所コードにより必要となる場合は、 次のセクションの「リモートエマージェンシーパワーオフ(REPO)の取り付け方法」を参照 し、UPSに電源を入れる前に、REPOを取り付けてください。 4 保護する装置をUPS出力レセプタクルに差し込みます。ただし保護装置の電源は入れないで ください。 5 コードの固定や張力緩和に備え、必要に応じて用意します。 注記:過負荷アラームを防ぐため、装置の定格の合計がUPSの容量を超えていないか確認して ください。 リモートエマ
注意:UPSが作動モードの間に負荷への電力供給を停止するには、エマージェンシーパワーオフ 機能がアクティブの際、入力電源をUPSから切り離す必要があります。 注記:ヨーロッパの場合、非常スイッチの要件が以下に詳しく記されています: Harmonized document HD-384-48. S1の「建物の電気インストール、パート4: 安全性のための保護、第46章:絶縁および スイ ッチ」 REPOの接続 ワイヤーの機能 REPO 端子ワイヤーサイズ定格 推奨されるワイヤーのサイズ 4–.32 mm2 (12–2 AWG) 0.
注記:別に接触した場合は、接触と同時にUPSからのAC給電を遮断しなければなりません。 0.75 mm2–.
壁 二極ブレーカー 線 AC Mains UPS 中性 図 20. ブレーカー略図 UPS入力の配線方法: 1 UPSを接続する分布点での外部電力をオフにします。電力が完全にないことを確認します。 2 端子台カバー(ネジ4個)を取り外し、固定します。 図 21. 端子台カバーの取り外し方法 3 入力端子用のつまみを取り外します。 端子穴は、19.0 mm(3/4インチ)または25.4 mm(1インチ)のサイズに適応。 4 電線管から入力用電線を引き出し、約2 ft (0.
5 配線導入口から電線管を入れ、電線管付属品をパネルに取り付けます。各ワイヤーの末端か ら0.5” (1.5 cm) の絶縁をはぎ取ります。 6 図 22および表 1に従い、入力線およびアース線を端子台に取り付けてください。 図 22. UPS入力端子台 表 1. UPS配線仕様 配線 機能 端子 位置 UPSのワイヤーの機能 1 入力端子 2 L2/中性 In 3 L1 In 入力 ワイヤー端子 サイズ定格* 締める トルク 5.26–16 mm2 (10–6 AWG) 2.26 Nm (20 lb in) * 最低5.
4 3750W/208V型用のみ。UPSへの電源入力には、最低30Aの逆流過電流保護があるか確認して ください。 UPSの電源コードを電源コンセントに差し込みます。 UPSの前方パネルのディスプレーが明るくなります。Dell の起動画面がUPSステータス要約 画面に変わります。UPSの前方パネルのディスプレーは、点滅のスタンバイアイコンを示 しています。 5 配線接続入力型のみ。メインの商用ブレーカーのスイッチを入れます。 UPSの前方パネルのディスプレーが明るくなります。Dell の起動画面がUPSステータス要約 画面に変わります。UPSの前方パネルのディスプレーは、点滅のスタンバイアイコンを示し ています。 6 UPSの前方パネルにある ボタンを押します。 起動が完了すると、ステータスアイコンがUPS作動モードに基づいた適切なアイコンに 変わります表 3(37ページの(0 "Table 2" )を参照)。 7 アクティブになっているアラームや通知を確かめるには、UPSステータス要約画面の ボタンを押します。 続ける前に、アクティブになっているアラームを解消してください。 67ページの「トラブ
4 操作 この章には、以下のUPSの使用方法に関する情報が含まれています: S UPSの起動およびシャットダウン S コントロールパネルおよび表示機能 S イベントログの読み込み S UPSのモード間の移行 S 電力対策設定 S 過負荷の際における行動 S 負荷セグメント、バッテリー設定、および自動再起動の設定 UPSの起動およびシャットダウン 注記: ボタンは、UPS出力のみをコントロールします。 には影響を与えません。 ボタンは、UPSに接続されている機器 UPSの起動およびシャットダウンを行うには、以下をご参照ください: S 32ページの「UPSの起動方法」 S 機器が最大効率で作動するよう、バッテリーは最低5 33年に1度、交換してください S 33ページの「UPSのシャットダウン」 UPSの起動方法 以下の方法でUPSを起動します: 1 UPSの電源コードが差し込まれていることを確認します。 2 UPSが接続されている外部電源のスイッチを入れます。 UPSの前方パネルのディスプレーが明るくなります。Dell の起動画面がUPSステータス要約 画面に変わります。UPSの前方パネルの
4 アクティブになっているアラームや通知を確かめるには、UPSステータス要約画面の ボタンを押します。続ける前に、アクティブになっているアラームを解消してください。 67ペ ージの「トラブルシューティング」をご参照ください。 アクティブになっているアラームがない場合は、「アクティブアラームなし」と表示 されたメッセージが現れます。 5 UPSが正常に作動し、負荷電力があることを示す「正常」アイコン 要約画面に現れていることをお確かめください。 がUPSのステータス バッテリーモードでのUPSの起動 注記:この機能を使用する前に、UPSを外部電力によって作動させて、最低一度は出力を有効に しておいてください。 注記:起動の際は、外部電力は存在しません。 UPSをバッテリーモードで起動する方法: 1 UPSが警告音を発するまで、UPSのフロントパネルにある ボタンを押します。 UPSの前方パネルのディスプレーが明るくなり、UPSが起動を開始します。 UPSは、スタンバイモードからバッテリーモードへ、周期的にモードの移行を繰り返しま す。 バッテリーモードアイコン がUPSステータス要約画面に現れ
コントロールパネルの機能 UPSには、ボタンを3つ備えた液晶ディスプレーがあり、2色のバックライトを発します。標準の バックライトは、青の背景に白のテキストで、ディスプレーを明るくするのに使われます。UPS に重要な警告がある場合、バックライトのテキストは濃い琥珀色に変わり、背景は琥珀色に変わ ります。図 23を参照してください。 図 23Dell オンライン式ラック型UPSコントロールパネル コントロールパネルには3つのボタンがあります: S 上方または後方へスクロール S 選択 S 下方または前方へスクロール 表 2は、LCDコントロールボタンの機能を示しています。 表 2.
オプションの選択方法: 1 設定をスクロールする際、現在の設定が各選択で表示されます。 2 オプションを選択するには、 ボタンを押します。 選択した際、オプションの現在の設定が点滅します。 3 使用可能なオプションに切り替えるには、 または ボタンを使います。 4 もう一度 ボタンを1秒間押し続け、新しいオプションを設定します。 オプションが点滅を停止します。 言語の変更 言語選択は、ユーザー設定で選択することができます。利用可能な言語情報に関しましては、 表 6(42ページ)をご参照ください。 ディスプレー機能 UPSは、前面パネルディスプレーによって、UPSそれ自体、負荷ステータス、イベント、測定結果 、識別表示、設定などの便利な情報を提供します。 起動画面 起動中、Dell のロゴが初期画面に現れます。この起動画面は5秒間表示され、その後、初期画面で あるUPSステータス要約画面に変わります。 15分間ボタンが押されず、ユーザーがその他の画面をロックしていないければ、ディスプレーは 自動的にUPSステータス要約画面に戻ります。ステータス要約画面に戻ったら、 ボタンを1秒間 押し
画面のロック 画面をロックするには、 ボタンを押します。現在の表示がロックされ、中断時間後でも自動的 に初期画面に戻りません。画面がロックされている際、キーの画像が、UPSステータス要約画面 のステータスアイコンの左側に現れます。 図 24を参照してください。 いずれかのボタンを押すことで、通常のボタン機能に戻り、画面のロックを解除し、ロックの 記号が消えます。 図 24.
表 3. ステータス要約画面 ステータス要約画面 説明 UPSの致命的故障 UPSが故障モードです。ステータスアイコンおよび背景が点滅します。 バッテリーモード ステータスアイコンおよびアイコンの背景が点滅します。 警告音(0.5秒間オン/4.
表 3.
表 4は、使用可能なバッテリーステータス画面を示しています。一回に使用できるバッテリース テータスは1つのみです。 表 4.
測定結果 測定結果画面により、以下の項目について便利な測定結果情報が提供されます。 S 出力ワットVA、電流、力率、電圧、周波数 S 入力電圧および周波数 S バッテリー電圧および充電比率 S 残存する瞬時ヘッドルームワット数 S 最大ヘッドルームワット数(ピーク需要の際、負荷をサポートするのに利用可能な残存ワッ ト数、ピーク需要の日付およびタイムスタンプを含む) S 最大消費ワット数(UPSで必要な最大電力量、ピーク需要の日付およびタイムスタンプを含 む) S 現在のキロワット時消費量(過去の時間で平均化されたUPSのキロワット時需要量) S 累積キロワット時消費量(最後のリセット以降の総キロワット時使用量、日付およびタイム スタンプを含む) 40 | 操作
コントロール画面 表 5は、使用可能なコントロール画面を示しています。 表 5.
識別表示 識別表示画面は、以下のUPS情報を表示します。 S 機種および型名 S 品番 S シリアル番号 S UPSファームウェア S ネットワークマネージメントカードファームウェア 注記:ネットワークマネージメントカードがインストールされている場合のみ、 NMCファームウェア画面が表示されます。 Dell ネットワークマネージメントカード( 57 ページ)をご参照ください。 設定 使用することができるオプションのみが表示されます。 ユーザー設定は、初期設定では保護されていません。ユーザーパスワード設定を通じて、パス ワードを有効にすることができます。 表 6はユーザーが変更できるオプションを表示しています。 表 6.
表 6. 設定 (続く) 説明 使用できる設定 日付/時間設定 月、日、年、時間、分、および秒を設定します 初期設定 日付:月月/日日/年年年年 01/01/2009 時間:時時:分分:秒秒 12:00:00 注記:日付の形式は、言語選択によって異なり ます。 注記:時間は24時間方式です。 シリアルポートによる制御 コマンド [有効] [無効] 有効 有効の場合、制御コマンドは、シリアルポート、 USBポート、またはオプションカードを通じた コマンドです。 無効の場合、設定および負荷制御コマンドがLCDのみ に制限されます。 出力電圧 [200V] [208V] [220V] [230V] [240V] [自動検出] 自動検出 出力周波数 [50Hz] [60Hz] [自動検出] 自動検出 過負荷警告レベル [10%] [20%] [30%]...
表 6. 設定 (続く) 説明 使用できる設定 初期設定 バッテリー運転開始 [有効] [無効] 有効 注記:バッテリー運転開始は初期設定では無効にな っており、UPSが外部電力から電力供給を受け、 スタンバイモードになるまで、無効のままに なります。UPSがいったん外部電力から起動すると、 バッテリー運転開始機能が自動的に有効になり ます。ユーザーがこれを設定した後は、有効のまま になります。 バッテリー節約モード [無効] [10%] [20%] [30%]...[100%] 無効 UPSがバッテリーモードで作動し、出力電力が選択し たレベル以下の場合は、UPSの出力は5分以内にオフ になります。 バッテリー運転通知遅延時間 [0] [1秒] [2秒]...[99秒] 0秒 UPSがバッテリーの放電を開始した後、特定の秒数内 で、「UPSバッテリーモード」通知を出します。 入力配線不具合警告 [有効] [無効] 低圧型では有効; その他すべての型 は無効 バイパス圧力下限値 公称の[-6%] [-7%]...
表 6. 設定 (続く) 説明 使用できる設定 初期設定 バイパス制限 [常時] [なし] [バイパス無効] 常時 常時の場合は、バイパス操作は以下の際可能と なります: S バイパス圧力>バイバス圧力下限値に設定された 値 S バイパス圧力<バイバス圧力上限値に設定された 値 S バイパス周波数> (公称周波数 -3 Hz) S バイパス周波数< (公称周波数 +3 Hz) S 非同期移動が非同期移行用に設定された値によっ て無効の際、インバーターはバイパスと同期化 します 「なし」の場合、バイパス操作は常に可能です; 圧力および周波数制限は使用されません。 バイパスが無効の場合、バイパス操作は禁止されて います。 同期化ウィンドウ [同期無効] [±0.5 Hz] [±1.0 Hz] [±1.5 Hz] [±2.0 Hz] [±2.5 Hz] [±3.0 Hz] ±3.0 Hz ±3.
表 6. 設定 (続く) 説明 使用できる設定 初期設定 充電器 [有効] [無効] 有効 有効の場合、バッテリーは正常に充電されます。 無効の場合、バッテリー充電器の電源はオフに なっています。 再起動に必要なバッテリー充 電度(%) 低バッテリー警告 [0 %] [10%] [20%] [30%]...
表 6.
バイパスモードから正常モードへの移行 バイパスモードから正常モードへの移行方法: を1秒間押し、メインメニュー選択へ戻り、 ボタンを使ってコントロールメニューへ スクロールダウンします。 1 ボタンを押し、コントロールメニューを表示します。 2 「正常モードへ移行」を選択します。 3 画面上のテキストが、「正常コマンド送信済み」に変わります。正常モードアイコン 点滅し、正常モードであることを示します。 が 電力対策設定 高性能設定では、UPSはバイパスモードで正常に作動し、停電の際は、< 10 ms以内にインバータ へ転送し、外部電力の復旧後、1分以内にバイパスモードへ戻ります。UPSがバイパスモードに 移行した際、バイパスモードアイコンボックスがUPSステータス要約画面に現れます。 注記:高性能操作は、安定電力の1分後に使用することができます。 電力対策設定の方法: ボタンを1秒間押し、メインメニュー選択へ進み、 ボタンを使って、設定メニューへ スクロールダウンします。 1 2 ボタンを押し、設定メニューを表示します。 3 ボタンを使って、「電力対策」へスクロールし、 ボタンを押し
イベントログの読み込み ディスプレーを通じてイベントログを読み込む方法: 1 ボタンを1秒間押し、メインメニュー選択へ進み、イベント ログメニューへ を使って スクロールダウンします。 ボタンを押し、イベントログリストを表示します。 2 3 ボタン、または ボタンのどちらかを使用し、表示されたイベントや通知、警告を スクロールします。 4 メインメニューに戻る場合は、 を1秒間押します。 イベントログが表示されます。 5 ボタンを押します。UPSステータス画面が表示されます。 過負荷の際における行動 UPSがどのように過負荷状態に対処しているかに関する説明につきましては、表 7をご参照 ください。 表 7.
負荷セグメントの設定 負荷セグメントは、Dell UPS制御ソフトウェアや、Dell ネットワークマネージメントカード、 あるいはLCDディスプレーによって制御することができる一連のレセプタクルであり、お使いの 機器を順序正しくシャットダウンや起動を行います。例えば、停電の際、その他の機器の電源を 切っている間、機器の主な要素を作動することができます。この機能によって、バッテリー電力 を保存することができます。 各Dell オンライン式ラック型型には、設定可能な負荷セグメントが2つあります。負荷セグ メン トの箇所に関しましては、15ページの「UPS後方パネルの識別」をご参照ください。 パワーマネージメントソフトウェアで負荷セグメントを管理する場合は、パワーマネージ メン トソフトウェア取扱説明書で詳細をご確認ください(最新情報は、ソフトウェアCD、または www.dell.
自動開始遅延時間の設定 シャットダウンした場合、外部電力が復旧後、以下の方法で、負荷セグメントが自動的にオンに なるよう設定することができます: S ボタン S 自動再起動オプションのある外部コマンド S バッテリー不足電圧状態 S 自動バッテリー運転シャットダウンコマンド 各負荷セグメントに対する再起動遅延時間を指定することができます:即時再起動の場合は、ゼ ロ秒を選択(0sは初期設定値)、特定の時間差の後に起動する場合は、1~32767秒を選択、あるい はオフを選択。 各負荷セグメントに対する再起動遅延時間の設定方法: 1 ボタンを1秒間押し、メインメニュー選択へ進み、 ボタンを使って、設定メニューへ スクロールダウンします。 2 ボタンを押し、設定メニューを表示します。 3 ボタンを使って、自動開始遅延時間へスクロールし、 ボタンを押します。 選択した際、オプションの現在の設定が点滅します。 4 5 6 7 ボタンおよび ボタンを使って、一つの負荷セグメントに対する再起動遅延時間を設定 します。 ボタンを押し、確定します。 該当する場合、その他の負荷セグメントに対する再起動遅延時間
自動バッテリー運転シャットダウン設定 オフ(初期設定)に設定されている場合、 ボタン、外部コマンド、あるいはディスプレー (コントロール>負荷セグメント)が手動でコマンドを出す際のみ、負荷セグメントはオフに なります。 ゼロ秒(0s)に設定されている場合は、UPSバッテリーモードが有効の際、負荷セグメントは自動 的にオフになります。 値を選択している場合、UPSがバッテリーモードで作動している間、選択した遅延時間後、負荷 セグメントは自動的にオフになりますが、遅延時間に達する前に外部電力が復旧したら、 シャットダウンはキャンセルされます。 各負荷セグメントに対するシャットダウン時間の設定方法: ボタンを1秒間押し、メインメニュー選択へ進み、 ボタンを使って、設定メニューへ スクロールダウンします。 1 ボタンを押し、設定メニューを表示します。 2 ボタンを使って、自動バッテリー運転シャットダウンオプションへスクロールし、 ンを押します。 3 ボタ オプションが表示され、選択した際、現在の設定が点滅します。 ボタン、または ボタンを使って、一つの負荷セグメントに対するシャットダウン遅延 時間を設定
バッテリー設定 自動バッテリーテストや自動再起動設定を実行するかどうかなど、取り付けた外付けバッテリー モジュール用のUPS設定を行います。 UPSの設定 外付けバッテリーモジュール UPSが外付けバッテリーモジュールに設定されていない場合、UPSは、UPSのフロントパネル上や リモートソフトウェアへ、バッテリー残存時間を報告します。 時期尚早に、シャットダウン警告を受ける場合もあります。 パワーマネージメントソフトウェアを使って最大バッテリーランタイムを確かめるには、外付け バッテリーモジュールのUPS設定を行います: 1 2 3 ボタンを1秒間押し、メインメニュー選択へ進み、 ボタンを使って、設定メニューへ スクロールダウンします。 ボタンを押し、設定メニューを表示します。 ボタンを使って、外付けバッテリーモジュールオプションへスクロールし、 押します。 ボタンを バッテリー数値が点滅し始めます。 4 ボタン、および ボタンを使って、バッテリー数値を設定します。 設定 設定 UPSのみ(内蔵バッテリー) 0(初期設定) UPS + 1 外付けバッテリーモジュール 1 注記:ランタイム
自動バッテリーテストの実行 初期設定で有効である自動放電テストは、浮動モードから静止モードへの移行中に実行されます。 テストが完了したら、充電サイクルが再起動し、バッテリーを完全に充電し、その後正常に静止 モードへと進みます。自動テストは約3か月に1回実行され、浮動モードから静止モードへの移行が 3回以上あるまでは再度実行されません。手動バッテリーテストが要求されたら、自動バッテリー テストタイマーがリセットされるため、次の3ヶ月間は実行されません。 自動バッテリーテストの実行方法: S 自動バッテリーテスト設定で、実行する自動バッテリーテストを有効にしなければ いけません。(次のセクション「自動バッテリーテストの設定」をご参照ください。) S バッテリーを十分に充電しなければいけません。 S UPSは、アクティブな警告がない正常モードか高性能モードでなければいけません。 S 負荷は10%以上でなければいけません。 自動バッテリーテストの設定 自動バッテリーテストの設定方法: ボタンを1秒間押し、メインメニュー選択へ進み、 ボタンを使って、設定メニューへ スクロールダウンします。 1 2 ボタンを押
5 追加のUPS機能 この章では、以下の事項について説明します: S 通信ポート(RS-232およびUSB) S Dell ネットワークマネージメントカード S Dell UPS制御ソフトウェア RS-232およびUSB通信ポート UPSとコンピューター間に通信を確立するには、適切な通信ケーブル(RS-232ケーブルは同梱され ていません)を使って、UPSの通信ポートの一つへコンピューターを接続します。通信ポートの 箇所に関しましては、15ページの「UPS後方パネルの識別」をご参照ください。 通信ケーブルを取り付けますと、パワーマネージメントソフトウェアは、UPSを使ってデータを 交換することができます。ソフトウェアは、電力環境のステータスにおける詳細を記録するため にUPSをポーリングします。電源異常が起こった場合は、ソフトウェアはすべてのデータを保存 し、機器の電源を順序正しく切るよう伝えます。 RS-232通信ポートのケーブルピンは、図 25に特定されており、ピンの機能は、表 8で説明されて います。 5 4 9 3 8 2 7 1 6 図 25.
表 8.
Dell ネットワークマネージメントカード(オプション) Dell オンライン式ラック型UPSには、通信ベイが一つあり、オプションのDell ネットワークマネージメントカードに対応しています。通信ベイの箇所に関しまし ては、図 26をご参照ください。 通信カードを取り付ける前に、UPSをシャットダウンする必要はありません。 1 2つのネジで固定されたスロットカバーを取り外します。ネジを固定します。 2 通信カードをスロットへ挿入します。 3 両方のネジでカードを固定します。 図 26.
Dell UPS制御ソフトウェア 各Dell オンライン式ラック型UPSには、Dell UPS制御ソフトウェアが同梱されています。 Dell UPS制御ソフトウェアは、UPS電力およびシステムデータや電力潮流の最新画像を表示 します。また、重要な電力事象を完全に記録することができ、重要なUPS情報や電力情報について 通知します。 停電の際にDell オンライン式ラック型UPSバッテリーの電力が低下した場合、 UPSのシャットダウンが起こる前に、ソフトウェアが自動的にコンピュータシステムを シャッ トダウンし、コンピューターのデータを守ります。 ソフトウェアによる制御コマンドの無効方法の詳細に関しましては、43ページの「シリアル ポート設定による制御コマンドのユーザー設定」をご参照ください。 58 | 追加のUPS機能
6 UPSのメンテナンス この章では以下の実行方法を説明しています: S UPSおよびバッテリーの手入れ S UPSの移動 S UPSおよびバッテリーの保管方法 S バッテリーのテスト方法 S UPSファームウェアの更新 UPSおよびバッテリーの手入れ 最適な予防整備には、UPS周辺をきれいにし、ほこりのない状態にしておいてください。周辺が ほこりが多い場合は、システムの外側を掃除機で清掃してください。バッテリー寿命を保つ た め、室温が25 C (77ーF)の状態でUPSを保管してください。 注記:UPS内のバッテリーは、3〜5年の耐用年数と評価されています。使用頻度や室温によって、耐用 年数は異なります。予想されている耐用年数以上使用した電池は、ランタイムが極端に減少すること があります。機器が最大効率で作動するよう、バッテリーは最低5 年に1度、交換してください。 UPSの移動 注記:移動する前に、UPSの内蔵バッテリーを切り離さなければいけませ。 注意:以下の事項は、バッテリーや必要とされる安全上の注意に関して知識のあるスタッフが 行うか、知識のあるスタッフが監視する必要があります。許可のない
UPSのフロントカバーを取り外します(図 27を参照)。 3 図 27. UPSのフロントカバーの取り外し方法 内蔵バッテリーのコネクタを外します(図 28を参照)。 4 図 28.
5 UPSのフロントカバーを取り外します(図 29を参照)。 図 29.
バッテリーのテスト バッテリーテストの実行方法: S バッテリーを十分に充電しなければいけません。 S UPSは、アクティブな警告がない正常モードか高性能モードでなければいけません。 S 負荷は10%以上でなければいけません。 バッテリーテストの実行方法: 1 UPSをコンセントに差し込み、最低48時間バッテリー充電を行います。 2 を1秒間押し、メインメニュー選択を表示し、 ボタンを使ってコントロールメニューへ スクロールダウンします。 3 ボタンを押し、コントロールメニューを表示します。 4 ボタンを押し、「バッテリーテスト」オプションへスクロールします。 5 ボタンを押し、バッテリーテストを開始します。 バッテリーテスト中は、UPSはバッテリーモードに変わり、当初予想のランタイムの25%の バッテリーを放電します。前方パネルは、「バッテリーテスト実行」およびテストが完了した %を表示します。バッテリーテストの終了後、UPSのフロントパネルに結果が現れます。 UPSファームウェアの更新 最新版でUPSファームウェアを更新する場合は 、www.dell.
7 仕様 この章では、以下の仕様について説明しています: S 型リスト S 寸法および重量 S 電気入力および出力 S 環境保護および安全性 S バッテリー S UPSブロック表 表 9. UPS型リスト UPS 型 外付けバッテリ ーモジュール (外付けバッテリ ーモジュール) 200V型 208V型 230V型 DellR4200OLHVUS (746FR), 4200W 3750R OL (K804N), 3750W 3750R OL (H952N), 3750W 4700R OL (J730N), 4200W 4200R OL (K805N), 4200W 3750R および 4200R 外付けバッテリーモジュール (J739N)、192 Vdc/30A 表 10. 寸法および重量 UPS 型 UPSの寸法 (W×H×D) 重量 外付けバッテリーモジュール 型 438.0×171.5×801.4 mm 438.0×127.0×735.0 mm (17.2”×6.8”×31.5”) - 4U (17.2”×5.0”×29.0”) - 3U 66.0 kg (145.
表 11. 電気入力 公称電圧 電圧範囲(工業規格) 200V型 208V型 230V型 200–240V 200–220V 220–240V 160–286V 自動検出 155–255V 自動検出 160–286V 自動検出 公称周波数 50/60 Hz 自動検出、±3 Hz 効率(ノーマル モー ド) >95% ノイズフィルタリング 接続 フルタイムEMI/RFIフィルタリング 3750W: 2m、L6-30P 同梱の電源コード 3750W: 2m、L6-30P 同梱の電源コード 3750W: 配線接続 4200W: 配線接続 4200W: 配線接続 200V型 208V型 230V型 4200W 3750W 3750W 4200W 4200W 4200W: 配線接続 表 12.
表 13. 環境保護および安全性 200V型 操作温度 208V型 230V型 1,500メートル以下:0°C から 40°C (32°F から 104°F); UL 試験済み 25°C (77°F) 1,500メートル以上:0°C から35°C (32°F から95°F) 輸送/保管温度 -15°C から 60°C (5°F から 140°F) 相対湿度 0–95% 結露なし 操作高度 海抜最高3,048メートル(0–10,000 ft) 可聴ノイズ オンラインモード/バイパスモード(負荷75%以下)で55 dBA 以下、室内温度 ファン速度 低速度:負荷が80%の際 高速度:負荷が80%、あるいはUPSがバッテリーモードの際 サージ抑制 安全適合 ANSI/IEEE C62.41; 1991 カテゴリーB3 UL 1778 第4版; CSA C22.2, No. 107.3; IEC/EN 62040-1-1; IEC/EN 60950-1 UL 1778 第4版; CSA C22.2, No. 107.3 UL 1778 第4版; CSA C22.2, No. 107.
表 14. バッテリー 設定 3700W: (16) 12V, 7.2 Ah 内蔵バッテリー; (16) 12V, 7.2 Ah 外付けバッテリーモジュール 4200W: (16) 12V, 7.2 Ah 内蔵バッテリー; (16) 12V, 7.2 Ah 外付けバッテリーモジュール バッテリーの種類 CSB GP1272 7.
8 トラブルシューティング Dell オンライン式ラック型UPSは、耐久性の高い自動操作を行えるよう設計されており、可能性 のある作動上の問題が起こった際はいつでも警告を出します。コントロールパネルが表示する警 告は通常、出力電力が影響を受けていることを意味しません。ユーザーに警告するための予防ア ラームです。 警告ブザーとともに、アクティブ警告やアクティブ通知を発します。 警告の表示方法および状態 コントロールパネルは、以下の2つのメインメニューからトラブルシューティング情報を表示します: S UPSステータスメニュー:アクティブ警告のすべてを表示 S イベントログメニュー:アクティブおよび解決済みの警告を含む、50件の最新イベントを表示 UPSステータスメニュー UPSステータスメニューから、以下のトラブルシューティング情報の画面を表示することができます: S ステータス要約画面:ステータス要約画面は、モードおよび負荷に関する情報を表示します。 重大な警告がある場合、ステータス要約画面は、正常状態である青の背景に白のテキストの 画面から、琥珀色の背景に濃い琥珀色のテキストの画面に変わります。
イベントログメニュー イベントログメニューから、イベントや通知、警告など、新しいイベントから古いイベントの順 で表示された最新の50件のイベントを表示することができます。 イベントは、「時間設定完了」などステータス情報としてイベントログに記録された静止状態で す。イベントは対処する必要がありません。 通知および警告は、イベントが発生した際の記録であり、該当する場合、削除された際の記録です。 S アクティブ通知などの通知は、イベントログに記録されます。「UPSパッテリーモード」な どのアクティブ通知は、断続的なビープ音によってユーザーに知らせます。通知は通常、 対処する必要はありません。 S アクティブ警告などの警告は、イベントログに記録されます。アクティブ警告は、断続的な ビープ音によってユーザーに知らせます。「出力過負荷」や「ヒートシンク温度過昇」など がその例です。 アクティブ警告は対処する必要があります。 メインステータスメニューが初期設定において表示されます。イベントログメニューによる トラブルシューティング情報の表示方法: ボタンを1秒間押し、メインメニュー選択へ進み、イベント ログメニューへ
表 15.
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