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設置
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必要に応じて、コードを引いたり張力の緩和を行ってください。
注記:
過負荷アラームを防ぐため、装置の定格の合計がUPSの容量を超えていないか確認してく
ださい。
リモートエマージェンシーパワーオフの設置方法
REPOを使用して、遠隔地からUPSをシャットダウンすることができます。例えば、室内温度が上
がり過ぎると、熱動継電器が負荷やUPSをシャットダウンする目的のために使われます。REPOが
作動していると、UPSは出力やすべての電力変換装置を直ちにシャットダウンします。UPSのロジ
ック電力は、警告を送るために電源が入ったままになります。
REPO機能は、保護している機器を直ちにシャットダウンし、パワーマネージメントソフトウェア
が指示する規則的なシャットダウン手順には従いません。パッテリー電力で作動する機器も同様
に、すぐにシャットダウンされます。
REPOのスイッチがリセットされると、UPSが手動で再起動されるまで、機器は商用電力やバッテ
リー電力に戻りません。
REPOの端子は、通常、露出された状態です。
警告:
REPOの回路は、IEC 60950安全特別低電圧(SELV)回路です。この回路は、強化絶縁によ
って、危険な電圧回路から分離されなければいけません。
注意:
REPOは、回路に接続されたユティリティに接続してはいけません。ユティリティへの強化
絶縁が必要です。REPOスイッチは、最低、定格24 Vdcおよび20 mAで、その他の回路に接続され
ていない専用のラッチタイプのスイッチでなければいけません。適切に作動するためには、REPO
信号は、最低250 ms間継続して作動する必要があります。
注意:
UPSが作動モードの間に負荷への電力供給を停止するには、エマージェンシーパワーオ
フ機能が作動中の場合、入力電源をUPSから切断する必要があります。
注記:
欧州では、非常スイッチの要件が以下に詳しく記されています: Harmonized document HD-384-48.
S1の「建物の電気インストール、パート4: 安全性のための保護、第46章: 絶縁およびスイッチ」
REPOの接続
ワイヤーの機能 端子ワイヤーサイズ定格 推奨されるワイヤーのサイズ
REPO
4–0.32 mm
2
(12–22 AWG) 0.82 mm
2
(18 AWG)
注記:
UPSが継続して動作するためには、ピンは開いたままになっていなければいけません。REPO
コネクタピンの短絡が原因でUPSがシャットダウンした場合は、REPO コネクタピンを再度開け、手動
でUPSの電源を入れ、再起動してください。短絡ループ最大抵抗力は10 ohmです。
注記:
不慮の負荷損を避けるため、臨界負荷を適用する前には、REPO機能のテストを常に行って
ください。