Users Guide

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トラブルシューティング
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16. 一般的な警告および状態(続く)
警告または状態 措置可能性のある原因
インバータの障害
(通知 31
継続的な警報音
バイパスモード、またはコ
ンバータモードから回復中
に、UPSがインバータ回路に
障害を検出しました。
顧客サービス担当者へお問い合わせくださ
い。
ヒートシンク温度過昇
(警告 73
継続的な警報音
UPSが、ヒートシンクの一つ
が、最大規定動作温度を超
えていることを検出しまし
た。ファンの故障の可能性
があります。
使用可能であれば、UPSがバイパスモードへ移
行します。
バイパスモードが不可能、UPSに電源が入って
いる、あるいはUPSがスタンバイモードの場合
は、UPSは故障モードに移行します。
ファンが回転し、UPS上の通気孔がふさがって
いないことをご確認ください。
最高温度に達すると、UPSはシャットダウンし
ます。
致命的 EEPROM 不具合
(通知 53
継続的な警報音
装置の故障、あるいは不適
切なフラッシュのアップグ
レードが原因で、EEPROM
データが破損しています。
顧客サービス担当者へお問い合わせくださ
い。
出力短絡
(通知 58
継続的な警報音
UPSは、出力における異常な
低インピーダンスを検出
し、出力短絡と判断して
います。
UPSが正常モードの場合、使用可能であれば
UPSはバイパスモードへ変わり、それ以外の場
合は、35ラインサイクル後、UPSはシャット
ダウンします。
UPSがバッテリーモードの場合、35ラインサ
イクル後、UPSはシャットダウンします。
ファン故障
(通知 193
継続的な警報音
UPSは、1つまたは複数のフ
ァンが適切に作動していな
いことを検出しました。
これは警告のみです。直ちに顧客サービス担
当者へ連絡し、負荷を取り除いてください。
警報音の消音
コントロールパネルのいずれのボタンを押し、警報音を消音します。警告の状態を確認し、適切
な行動を実行し、状態を解決します。新たな警告が作動した場合、警報音が再び有効になり、前
回の警報音のミュート機能を無効にします。