Service Manual
このタスクについて
メモ: 安全にお使いいただくためのベストプラクティスの詳細に関しては、規制順守ホームページ www.Dell.com/
regulatory_compliance をご覧ください。
手順
1. 開いているファイルをすべて保存してから閉じ、実行中のアプリケーションをすべて終了します。
2. [スタート] > [電源] > [シャットダウン]をクリックして、シン クライアントをシャットダウンします。
メモ: シャットダウンの手順については、www.Dell.com/support で該当するオペレーティング システムのマニュアルを参
照してください。
3. シンクライアントおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから外します。
4. シンクライアントからすべてのネットワークケーブルを外します。
5. キーボード、マウス、外部モニターなど取り付けられているすべてのデバイスや周辺機器をシン クライアントから外します。
Identifier GUID-4D4F8C76-4BEE-447D-AB63-234595D6FE17
Version 1
Status Translation approved
安全に関する注意事項
安全に関する注意事項の章では、分解手順の前に実行する主要な手順を詳しく説明します。
分解および再組み立てを含む、あらゆる取り付け、または故障時修理の手順を実行する前に、次の安全に関する注意事項を遵守し
てください。
• システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切ります。
• AC 電源からシステムと取り付けられているすべての周辺機器を取り外します。
• システムからすべてのネットワークケーブル、電話線、および電気通信回線を取り外します。
• 静電気放電(ESD)による損傷を避けるため、シンクライアントで作業するときは、ESD フィールドサービスキットを使用して
ください。
• すべてのシステムコンポーネントを取り外した後、静電気防止用マットの上に、取り外したコンポーネントを慎重に配置しま
す。
• 感電死のリスクを低減するため、非導電性のゴム底の靴を履きます。
スタンバイ電源
スタンバイ電源のあるデル製品は、ケースを開く前にプラグを外す必要があります。スタンバイ電源が組み込まれたシステムは、
基本的に、電源がオフになっている間に電力が供給されています。内蔵電源により、リモートでシステムの電源をオンにすること
(Wake on LAN)、スリープ状態にすること、そしてその他の高度な電源管理機能を搭載することができます。
コンセントからプラグを抜いて、電源ボタンを 15 秒間押し続けて、システム基板の残留電力を放電する必要があります。バッテ
リーをシン クライアントから取り外します。
ボンディング
ボンディングは、2 本以上の接地線を同じ電位に接続するための方法です。これはフィールドサービス静電気放電(ESD)キットを
使用して行われます。ボンディングワイヤを接続するときは、ベアメタルに接続してあること、そして決して塗装面または非金属
面に接続されていないことを確認してください。機器にボンディングをする前に、静電気防止用リストバンドが固定されて肌に完
全に接しているようにして、時計、ブレスレット、指輪などの貴金属はすべて取り外すようにしてください。
Identifier
GUID-2EBD034B-FA57-4E78-BA70-C42527E178B4
Version 1
Status Translation approved
静電気放出 ― ESD 保護
ESD は、電子部品、なかでも拡張カード、プロセッサー、メモリ DIMM、システム基板などの敏感なコンポーネントを取り扱う際の
大きな懸念事項です。非常にわずかな電流でも、一時的な停止や製品寿命の短縮などの分かりにくい方法で、回路に損傷を与える
ことがあります。業界が低消費電力化と高密度化を推進しているため、ESD の保護に関する懸念は高まっています。
シン クライアントでの作業 7