Administrator Guide
リポジトリのテスト接続に失敗した場合は、次の設定がリポジトリの動作要件に従っていることを確認してください。
• リポジトリのユーザー ID とパスワードが正しいことを確認します。
• Rapport ユーザーにアクセスして、Password never expires(有効期限のないパスワード) オプションを確認します。
• リポジトリサーバの IP アドレス / ホスト名が正しいことを確認します。
転送タイプが FTP の場合のヒント:
FTP の場合にリポジトリのテスト接続に失敗した場合は、次の設定がリポジトリの動作要件に従っていることを確認してください。
• FTP サービスがアップしていて実行している。
• FTP サイトが作成されている。
• FTP サイトに、「標準」および「匿名」認証を持つすべてのユーザーのための「 読み取り」および「 書き込み」許可がある。
• コマンドプロンプトを使用して FTP への接続を試みます。
– ftp <ip address> <userid>
– パスワードを要求し、FTP ディレクトリに接続します。
転送タイプが HTTP の場合のヒント:
HTTP の場合にリポジトリのテスト接続に失敗した場合は、次の設定がリポジトリの動作要件に従っていることを確認してください。
• 仮想ディレクトリが存在することを確認します。存在しない場合は、次の手順に従って作成します。
– タスクバーで、Start(スタート)-> Administrative Tools(管理ツール)-> Internet Information Services (IIS) Manager(インターネ
ット情報サービス
(IIS) マネージャ) をクリックして、IIS Manager Window(IIS マネージャウィンドウ) を開きます。
– ツリーペインで、Site(サイト)-> Default Web Site(デフォルト Web サイト) を右クリックし、Add Application…(アプリケーションの追加)
を選択して仮想ディレクトリの作成を開始します。
– Alias(エイリアス)(MyWDM などの仮想ディレクトリの名前)を入力し、FTP のルートディレクトリ(例、c:\inetpub\ftproot)として Physical
path(物理パス) を選択し、OK をクリックします。
– Site(サイト)-> Default Web Site(デフォルト Web サイト)-> MyWDM(マイ WDM VXC-M) の順に選択し、Authentication(認
証) をダブルクリックして Basic Authentication(基本認証) を選択し、Action(アクション) パネルから有効にします。
– 仮想ディレクトリが設定されているかどうかを確認するには、ツリーペインで Site(サイト)-> Default Web Site(デフォルトの Web サイト)-
> MyWDM(マイ WDM VXC-M) の順に選択し、右ペインで Browse*:80(http)(参照 *:80(http)) をクリックします。ブラウザ(IE)で
ftp ディレクトリが開きます。
• IIS で次の設定を検索し、次の役割サービスがインストールされていることを確認します。
– WebDAV パブリッシング
– 基本認証
– Windows 認証
– IIS 管理コンソール
– IIS 管理スクリプトおよびツール
• IIS に次の役割サービスがインストールされていないことを確認します。
– 要求のフィルタリング
– 静的コンテンツ圧縮
– 動的コンテンツ圧縮
• アプリケーションプールリストの DefaultAppPool の詳細設定で、以下を確認します。
– 全般セクションで、Enable 32-Bit Applications(32 ビットのアプリケーションを有効にする)が True に設定されていることを確認します。
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