Install Guide
19 SQL フェールオーバークラスタのインストールを求めるプロンプトが表示されます。プロンプトで はいをクリックします。
20 データベースエンジンの設定画面で、Data Directories(データディレクトリ) タブをクリックします。データルートディレクトリの場所で、\\<
Name
of the Quorum VM
>\quorum と入力します。次へをクリックします。
21 エラー報告画面を確認し、次へをクリックします。警告は無視して差し支えありません。
22 クラスタのインストール規則画面にエラーが表示されていないことを確認します。次へをクリックします。
23 インストール をクリックしてインストールを開始します。
24 インストールの進捗状況画面に、インストールの進捗状況が表示されます。インストールが完了したら、次へをクリックします。
25 閉じるをクリックしてインストールを完了します。機能の下のサーバマネージャにフェールオーバークラスタマネージャが表示されます。
クラスタリング後の手順
このタスクについて
ここでは、クラスタの設定が完了した後に実行する必要があるさまざまな手順について説明します。 これらの手順により、クラスタが問題なく円滑に機能
できるようになります。
次の手順に従ってください。
手順
1 両方のクラスタノードで、SQL Server サービスがドメイン資格情報を使って開始していることを確認します。
2 SQL Server 構成マネージャを起動し、SQL Server サービス→ SQL Server を選択します。プロパティを右クリックして選択します。
3 ドメイン資格情報を確認して OK をクリックします。
4 両方のノードで、AlwaysOn High Availability(ハイアベイラビリティを常にオン)タブをクリックして、Enable AlwaysOn Availability Groups(ア
ベイラビリティグループを常にオンを有効にする)を選択します。OK をクリックします。
5 クラスタのプライマリおよびセカンダリノードとして特定した VM に WDM データベースをインストールします。
6 データベースで、次のスクリプトを実行します。
Use RapportDB
GO
Update Install set ServerName='NEWCLUSTER01' where Module='Rapport4DB'
7 データベースなしで WDM コンポーネントをインストールする場合、 サーバ IP アドレスフィールドに、SQL データベースのクラスタ名の名前を入力して
いることを確認します。
8 プライマリノードとセカンダリノードの両方で、データベースの場所を指す同じディレクトリ構造を作成します。 たとえば、データベースがプライマリノード
の C:\Program Files\WYSE\WDM\Database にある場合、セカンダリサーバでも同じ構造を作成します。
9 プライマリノードで SQL Server Management Studio を起動します。デフォルトの SQL ユーザー名とパスワードでログインします。
10 RapportDB データベースで右クリックし、プロパティを選択します。
11 データベースのプロパティ画面で、Recovery Model(復旧モデル)を Full(完全)に変更します。
12 RapportDB を右クリックして、 タスク → バックアップを選択し、 RapportDB のバックアップを取ります。
13 データベースのバックアップ画面はデフォルト設定のままにして、OK をクリックします。
14 オブジェクトエクスプローラで AlwaysOn High Availability(ハイアベイラビリティを常にオン)を右クリックし、New Availability Group Wizard(新
しいアベイラビリティグループウィザード)を選択します。
15 New Availability Group Wizard(新しいアベイラビリティグループウィザード)画面で 次へ をクリックします。
16 Rapport_cluster のようなアベイラビリティグループの名前を入力して、次へクリックします。
17 データベースを選択し、次へをクリックします。
18 Add Replica(レプリカの追加)をクリックし、Automatic Failover(自動フェールオーバー)(最大 2)と Synchronous commit(同期コミッ
ト
)(最大 3) のチェックボックスを選択します。
セカンダリノードに対してこの手順を繰り返します。
19 次へ をクリックします。
20 完全オプションを選択し、共有フォルダの場所として \\
<Name of the Quorum Machine>
\quorum を指定します。次へをクリックします。
21 検証画面にエラーが表示されていないことを確認します。次へをクリックします。
22 画面に警告が表示されている場合も、無視してインストールを続行して差し支えありません。
23 終了をクリックして、新しいアベイラビリティグループのインストールを完了します。
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WDM のハイアベイラビリティデータベースクラスタリングの設定