Install Guide
8 Server Farm(サーバファーム)に移動して、Created Farm(作成されたファーム)をダブルクリックしてください。
9 ARR プロキシサーバと WDM 管理サーバ間の通信にプレーンテキストを使用する場合は、Routing Rules(ルーティング規則)をダブルクリックして
Enable SSL ooading(SSL オフロードの有効化)オプションを選択します。また、個々の WDM 管理サーバシステムでデフォルト Web サイトバ
インディングに HTTP ポートと HTTPS ポートの両方を追加する必要もあります。
メモ:
ARR プロキシサーバと WDM 管理サーバ間の通信にも HTTPS プロトコルを使用する場合は、SSL オフロード機能を無効にして、個々の WDM
管理サーバで SSL を設定する必要があります。WDM 管理サーバで自己署名付き証明書を使用して SSL をセットアップしている場合は、
Microsoft の Web サイト(http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc754841.aspx#BKMK_addlocal)の手順に従って、その証明書を
ARR プロキシサーバ上のローカルコンピュータの Trusted Root Certicate Authorities store(信頼されるルート証明局ストア)にインポートし
ます。
ARR のサーバファームプロパティの設定
サーバファームを作成して定義した後は、ARR の動作を管理するための追加のプロパティを設定する必要があります。
1 ARR プロキシサーバにログインして、IIS サーバマネージャを起動します。
2 作成したサーバファームを選択します。右側のペインには、次のオプションが表示されます。
• Caching(キャッシング)
• Health Test(ヘルステスト)
• Load Balance(ロードバランス)
• Monitoring and Management(モニタリングおよび管理)
• Proxy(プロキシ)
• Routing Rules(ルーティング規則)
• Server Anity(サーバアフィニティ)
3 Caching(キャッシング) を選択します。
a Enable disk cache(ディスクキャッシュの有効化) オプションの選択を解除してキャッシングを無効にします。
b Memory cache duration(メモリキャッシュ期間) を 0 に設定します。
4 Health Test(ヘルステスト) を選択します。
a URL フィールドに ARR プロキシサーバの完全修飾ドメイン名(FQDN)を入力します。この値は http(s) / <ProxyFQDN>/Hserver.dll -
&V93
という形式になります。この URL は、ARR が WDM 管理サーバにリクエストを送信して、特定のサーバファームの正常性を確認するた
めに使用する URL です。
b ARR ヘルステストがヘルスチェックを繰り返す間隔を設定します。デフォルトは 30 秒 です。180 秒に設定します。
c 指定した URL のタイムアウト時間を設定します。この時間サーバが応答しなかった場合には、サーバは Unhealthy(異常) とマークされま
す。
d Acceptable Status Codes(許容ステータスコード) を 200 ~ 399 に設定します。ヘルス URL から、Acceptable Status Codes(許
容ステータスコード) の値と一致しないステータス コードが返された場合、ARR はそのサーバを異常としてマークします。
e Response Match(応答一致) フィールドに Server Healthy(サーバ正常) のテキスト値を設定します。Response Match(応答一
致) のテキストは、各サーバからの応答エンティティと照合されます。応答一致で指定された文字列がサーバからの応答に含まれない場合、
そのサーバは異常としてマークされます。
f Verify URL(URL の検証) をクリックしますこれはサーバファーム内のすべての WDM 管理サーバで合格する必要があります。
5 Load Balance(ロードバランス) アルゴリズムを変更します。
a Load balance algorithm(ロードバランスアルゴリズム) ドロップダウンリストから Weighted Round Robin(重み付けラウンドロビン) を選
択します。
b Load distribution(負荷分散) ドロップダウンリストから Even distribution(均等分散) を選択します。
c Apply(適用) をクリックします。
6 Monitoring and Management(モニタリングおよび管理) オプションをダブルクリックして、WDM 管理サーバのヘルスステータスとその他の統計を
表示します。
7 Proxy(プロキシ) をダブルクリックして、次のようにプロキシを設定します。
a Response buer threshold(応答バッファしきい値) を 0 に変更します。
b Keep Alive(キープアライブ) オプションの選択を外します。
78
ロードバランシングの設定