Install Guide

プロトコル _tcp
ポート番号 50000
このサービスを提供しているホスト ThreadX サーバファームのホスト名を入力します。
16 手順 13 15 を繰り返して、_PCOIP-tool SRV レコードを追加します。
17 DNS キャッシングを設定します。
a DNS マネージャで ドメイン ノードを展開し、その下の _tcp ノードを選択します。
b 右側のペインで _PCOIP-tool を選択し、右クリックして Propertiesプロパティを選択します。
c Propertiesプロパティウィンドウで、Time to Live (TTL)有効期限TTLの値を確認します。キャッシング間隔は、最大 TTL
と呼ばれ、デフォルトは 1 時間です。変更したい場合は、この値を変更できます。
DNS サーバの View表示メニューで Advanced View詳細表示を選択した場合のみ、TTL フィールドが表示されます。
これで ThreadX デバイスのロードバランシングが設定されました。WDM 管理サーバを使用して多数の Threadx デバイスを管理できます。
ThreadX 5.x デバイスのロードバランシングの設定
大規模なエンタープライズ環境で ThreadX 5.x デバイスの管理に WDM を使用する場合、WDM による ThreadX 5.x デバイスの管理に使用される
Teradici デバイスプロキシサーバ 1 台が管理できるデバイスの数は 18,000 台までです。クライアントのチェックイン、スケジュール実行、リアルタイムでのコマ
ンド実行で、問題や遅延が発生する可能性があります。
ロードバランシングは、これらの問題をかなりの程度解決するのに役立ちます。このセットアップでは、Teradici デバイスプロキシサーバの複数のインスタンス
をそれぞれ別のシステムにインストールして実行し、次に説明する方法でプロキシを使用して負荷を分散することができます。
ロードバランサのコンポーネントは次のとおりです。
Teradici デバイスプロキシサーバ
HA プロキシサーバ
WDM は、Ubuntu サーバ 16.04.1 LTS でホストされている HAProxy を使用して、Teradici デバイスプロキシサーバ間のロードバランシングを実行します。
HAProxy は、設定されている方法に基づいて HA を提供することができる、ロードバランサプロキシです。これは、TCP/HTTP ロードバランサとして広く使
われているオープンソースソフトウェアであり、
Linux で実行可能なプロキシソリューションです。最も一般的な使用目的は、複数のサーバにワークロードを
分散することにより、サーバ環境のパフォーマンスと信頼性を向上させることです。
このセクションでは、HA プロキシサーバのロードバランシングをセットアップし、設定する方法について説明します。
DNS_SRV レコードを設定するための手順
ファームウェア 5.x は、管理コンソールで使用する SSL 証明書のサムプリントを含むテキストレコードに加えて、DNS_SRV レコードを使用します。
WDM 5.7.3 は、Teradici 5.x ファームウェアを包括的にサポートしています。
1 最初に必要とされるレコードは、_pcoip-bootstrap のための DNS_SRV レコードです。レコードは、Teradici デバイスプロキシHAProxyの名前
をポイントしている必要があります。
ロードバランシングの設定
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