Install Guide
Table Of Contents
- Dell Wyse Management Suite バージョン 1.3 クイックスタートガイド
- はじめに
- Wyse Management Suite を開始する
- Wyse Management Suiteのプライベート クラウドへのインストール
- Thin Client へのアプリケーションの導入
- Wyse Management Suite のアンインストール
- Wyse Management Suite のトラブルシューティング
- リモートデータベース
- カスタムインストール
- Wyse Management Suite の機能マトリックス
- ファイルリポジトリへのアクセス
- DHCP オプションタグの作成および設定
- DNS SRV レコードの作成および設定
- 高度なアプリケーションポリシーの作成と Thin Client への導入
- Windows Embedded Standard デバイスの手動登録
- Linux デバイスの手動登録
- 用語と定義
はじめに
Wyse Management Suite は、Dell Wyse Thin Client を一元で設定、監視、管理、最適化するための次世代管理ソリューションです。
高い機能性、パフォーマンス、使いやすさを誇る新しい Suite では、Thin Client の導入および管理を簡単に行うことができます。ク
ラウドやオンプレミスでの導入、モバイルアプリケーションによる場所を問わない管理、BIOS 設定やポートロックダウンなどのセ
キュリティの向上など、最新機能オプションも備えています。その他にも、デバイスの検出 / 登録、資産 / インベントリ管理、設
定管理、オペレーティングシステム / アプリケーションの導入、リアルタイムコマンド、監視、アラート、レポート、エンドポイン
トのトラブルシューティングなどの機能があります。
メモ: Dell Cloud Client Manager(CCM)が、新機能を備えた Wyse Management Suite として再構築されました。新機能では、
CCM R14 に主要製品レベルの機能が追加されています。詳細については、Wyse Management Suite のリリースノート
(www.dell.com/support/manuals)を参照してください。既存のカスタマーは以前と同様に Thin Client の管理を続行しながら、
このリリースで導入された新機能を利用することができます。
エディション
Wyse Management Suite は、以下のエディションで利用できます。
● Standard(無料) - Wyse Management Suite の Standard Edition はオンプレミス導入でのみ使用できます。Standard Edition の使
用にライセンスキーは必要ありません。Standard Edition は小規模および中規模ビジネスに適しています。
● Pro(有料) - Wyse Management Suite の Pro Edition は、プライベートおよびパブリックの両方のクラウド導入で利用できます。
Pro Edition にはサブスクリプションベースのライセンスが使用され、ライセンスキーが必要です。Pro ソリューションでは、オ
ンプレミスとクラウドのハイブリッドモデルを採用して、両方にライセンスを適用できます。Pro On-premise Edition は、小規
模、中規模、大規模の企業に適しています。クラウド導入の場合は、企業ネットワーク以外で使用しているデバイス(ホームオ
フィス、サードパーティ、パートナー、モバイルシンクライアントなど)を Pro Edition で管理できます。Wyse Management Suite
の Pro Edition には、次のような機能もあります。
○ 重要なアラート、通知を表示し、リアルタイムでコマンドを送信するモバイルアプリケーション
○ ロールベース管理のための 二要素認証および Active Directory 認証によるセキュリティの強化
○ 詳細なアプリポリシーとレポート作成
メモ:
○ クラウドサービスは、米国およびドイツでホストされます。データレジデンシーに制限のある国の場合、Wyse
Management Suite Pro Edition のクラウドベースサービスを利用できない可能性があります。
○ データレジデンシーに制限がある場合は、Wyse Management Suite Pro Edition のオンプレミスバージョンをお勧めしま
す。
Standard Edition および Pro Edition でサポートされる機能の詳細については、「機能マトリックス」を参照してください。
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